塗料の道具 ~刷毛(ハケ)~
2023.12.27 (Wed) 更新
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刷毛の歴史
日本での刷毛の起源ははっきりとは分かっていないようですが
縄文時代から、既に刷毛の原型といえるものがあったとする説があるようです。
「物を塗る」ということについて、もっとも古いと思われる書物や文書は、古事記になるそうです。
古事記に弓矢に丹を塗っていたことがわかる記述(之 時 化 丹 塗 矢「このとき にぬりやに なりて」)があり
矢を塗り分けることで誰が射手であるかを判別できたものと思われます。
古代の人々の知恵です。
飛鳥時代以降になると、建築、漆工芸、糊刷毛、染色用の刷毛などが作られは始め
鎌倉時代~室町時代にかけては、襖、障子、番傘の布貼り、紙貼り用としても
糊刷毛(鹿毛・猪毛)が使用され始めました。
江戸時代には需要も増大化し、刷毛づくりも専業化。
一般に塗装用刷毛が広まったのは、江戸時代末期、黒船でペリーが来航し
さまざまな品とともにペンキがもたらされてからのことです。
明治初代の頃、外国人の持参した金巻のペンキ刷毛(※画像左)を見本に、東京の刷毛屋が製造開始。
この頃、イギリス人から2センチのカスト刷毛(※画像中央)の注文を受けましたが
刷毛職人が日本の長さしか知らなかった為、工夫をこらし作ったのが一寸六分(2.27センチ ※画像右)の寸筒型の刷毛。
これが現在もある寸筒。
当時外国から持ち込まれた刷毛は豚毛を使用した刷毛でしたが
日本には豚毛がなく、馬毛で作ったものが日本人に好まれました。
こうして日本ならではの綴じ方の刷毛が発展。
時代が進み、塗料の発展と塗装工程の変化はめざましく
時代のニーズにあった材質やサイズの刷毛が生産され、今に至っています。
塗料の刷毛、歴史を調べてみると面白いです。
古代からの人間の道具のひとつとして、刷毛は活躍していたことがわかりました!
簡単ではありましたが
塗料のパートナーでもある刷毛の歴史を少しは知っていただけたのではないでしょうか。
刷毛の歴史は続きます・・・
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