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毛の素材は、馬・羊・豚などの動物の毛と科学繊維や植物繊維の加工品の毛などに分かれます。

使用する塗料や用途、施工箇所で使い分けられ、溶剤は動物の毛の刷毛を使用し、水性は科学繊維の毛または

混合の毛（科学繊維の毛＋動物の毛）の刷毛を使用するのが一般的。

使用後は、しっかりと塗料を洗わないと、すぐに使えなくなってしまいますので注意が必要です！

水性塗料の場合・・・ヘラで塗料を落とし、水で洗い流した後、洗剤で洗います。

油性塗料の場合・・・ヘラで塗料を落とし、うすめ液で洗い流した後、洗剤で洗います。

〈平刷毛〉

一番オーソドックスな刷毛。平らな面や広い面積を塗装するのに適している。

ベタ刷毛とも呼ばれローラーが普及する前はメインの塗装道具として使用されていた。

〈筋交い刷毛〉

斜め45度に柄が曲がっているのが特徴。角や細かい箇所を塗装するのに適している。

〈寸胴刷毛・寸筒刷毛〉

丸みのある寸胴のような形状。毛量が多く、塗料を大量に含むため、一度にたくさん塗装することができます。

粘度が高い塗料を使用する際にも適している。

〈目地刷毛〉

毛束が細い形状で、目地や溝などの狭い部分を塗装するのに適している。

〈水性刷毛〉

水性塗料を塗装するときに使用する。

動物の毛は水性塗料が固まりやすい為、化学繊維もしくは、混合の毛（科学繊維＋動物の毛）で作られている。

簡単ではありましたが、塗料のパートナーでもある刷毛。

種類や用途、取り扱い方法など知っていただけたのではないでしょうか。

少しでもお役に立てる時間となりましたら嬉しく思います。