津島市・愛西市・あま市の皆様！水性無機塗料についてお伝えします♡
2024.02.22 (Thu) 更新
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今回は「水性無機塗料について」です。
用途
主に外壁や屋根などの建物の外装部分に使用されます。
水分や空気中の二酸化炭素と反応して硬化する特徴があり、外気にさらされる部分に適しています。
有機溶剤を含まないため揮発性有機化合物（VOC）の排出量が少なく、環境に優しいという利点があります。
耐火性や耐熱性も優れており火災や高温による建物の損傷を防ぐことができ、
色あせや光沢の低下も少ないため美観を長く維持することができます。
また、耐久性や防汚性など高い性能を持っているので長期間にわたり建物を保護することができます。
種類と特徴
主に次の三種類があります。
＊シリコン系
耐候性や耐熱性が高く色あせしにくい。
撥水効果があり雨や汚れから建物を守ることができる。
＊フッ素系
シリコン系よりも耐候性や耐熱性が高く色あせや汚れに強い。
超撥水効果があり雨や汚れを弾きやすくする。
＊セラミック系
耐候性や耐熱性はシリコン系やフッ素系に劣るが、断熱効果や遮熱効果が高い。
光触媒効果があり紫外線や有害物質を分解して空気を浄化することができる。
効果
・美観を長期間にわたって保つことができる
・外壁や屋根を雨や汚れから守ることができる
・建物内部の温度を快適に保つことができる
・建物周囲の空気を清潔に保つことができる
メリットとデメリット
メリット
＊有機溶剤を含まないため、塗装時に臭いや揮発性有機化合物（VOC）を発生させない
＊水分や二酸化炭素と反応して硬化するため、乾燥時間が短く作業効率が高い
＊耐久性や防汚性などの高い性能を持つため、メンテナンスコストが低く経済的
デメリット
＊水分や二酸化炭素と反応して硬化するため、湿度や気温によって塗装条件が変わる
＊水分や二酸化炭素と反応して硬化するため、塗装後に修正や再塗装が難しい
＊耐久性や防汚性などの高い性能を持つため、初期費用が高くなる場合がある
費用
費用は次の要素によって変わります。
・種類（シリコン系、フッ素系、セラミック系）
・塗装範囲（建物の面積や形状による）
・工程（下地処理や仕上げ処理など）
・施工会社（地域や実績による）
一般的に
シリコン系：１㎡あたり約１,０００円から２,０００円
フッ素系：１㎡あたり約２,０００円から３,０００円
セラミック系：１㎡あたり約３,０００円から４,０００円
これらはあくまで目安であるため、費用は上記の要素によって大きく異なります。
また、工事費は別途かかります。
代表的な無機塗料
主に次の2種類があります。
＊シリカ系
シリカ（二酸化ケイ素）を主成分とする塗料。
透湿性が高く壁内部の湿気を逃がすことができる。
シリカの微粒子が光を反射することで自然な光沢感を与える。
＊セメント系
セメントを主成分とする塗料。
硬化後に強固な皮膜を形成することで耐久性や耐候性を高める。
セメントの質感や色彩が豊かでデザイン性にも優れる。
無機塗料がおすすめな家
次のような家に使用することがおすすめです。
＊環境に配慮したい
環境負荷が低く健康にも安全なため、エコロジー志向の方に適しています。
＊長期間住みたい
耐久性・防カビ・防藻性が高く、メンテナンスコストも下がるため
長く住む予定の方に適しています。
＊自然素材・和風な家
自然な光沢感や質感を持ち木や土などの素材とも調和するため、
ナチュラルや和風の雰囲気を出したい方に適しています。
水性無機塗料は環境に優しく耐久性やデザイン性にも優れており、
使用することで快適な住まいを実現することができます。
いかがでしたか？
無機塗料についてご不明点などありましたら、お気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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