結露「いつものこと」・・・実は怖い
2024.02.28 (Wed) 更新
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まだまだ寒い日が続いています。
今の季節、朝起きて窓にたくさんの水滴がついている現象【結露】
【結露】は窓だけではなく、外壁にも起こることをご存知でしたか。
【結露】には「外部結露」「内部結露」の2種類があります。
それぞれの特徴や違い、結露の原因や対策を知り、結露によるダメージを少しでも防げることができれば嬉しく思います。
「外部結露」
分かりやすく言えば、目に見える部分の結露。窓ガラスや外壁の外側に発生する結露のこと。
「内部結露」
外壁内部で発生している結露。目には見えない部分の為、気づきにくく、深刻化しやすいため、要注意。
~【結露】が起こる原因~
【結露】は屋外と室内など、内側と外側で温度差があると
空気が冷えた際、空気に含まれていた水分が水滴になり【結露】が発生。
空気は気温が高いほど多くの水分を含むことができるため
気温が下がると含み切れない水分が水滴になってでてくる。
これが【結露】となるのです。
「外部結露」
窓や外壁の結露。
窓の場合、室内や暖かい空気が、外気によって冷やされた窓に触れることで水滴となり、結露が発生。
外壁の場合、逆に室内が寒く、外が暑い場合に、外の暖かい空気が冷たい外壁に触れることで結露が発生。
外壁の外部結露は、日中太陽によって暖められた空気が、夜の冷たい外壁に触れることで
冷やされて発生するため、冬に起きることが多い。
「内部結露」
壁内結露とも言われ、家の内側と外側の間で起こる結露。
原因としては、主に3つ。
①室内と屋外の気温差が原因で起こる。
湿った暖かい空気は寒い方へ流れる性質があるため、夏は外から中へ、冬は中から外へと流れていく。
その際に、ある一定の温度を下回ると水滴となり、結露が発生。
夏でも冬でも発生する点が外部結露と異なる点。
②換気が不十分であること原因で起こる。
換気が不十分であるために、湿気の高い空気が壁内に入ってしまい、より結露が発生するリスクが高くなる。
③断熱材の問題で起こる結露。
断熱材が不適切に使用されていたり、劣化していることにより、外部の冷気・湿気が侵入しやすくなるため
壁内の温度が下がり水滴が発生しやすい状態になる。
~外壁に結露が起こることで現れる症状~
◆カビの発生◆
外壁に結露が起こるということは、湿気が多いということ。
湿気が多い環境は、カビが好む環境であり、繁殖を促します。
カビが発生すると見た目が黒などに汚れることはもちろん、外壁材の劣化を早めたり
人によってはアレルギー反応の原因になったりすることも。
◆家の躯体の腐食◆
外壁の内部を腐食させることに加え、家の躯体(骨組み部分)までも腐食させることがある。
結露をしている部分から住宅全体に広がり、最悪の場合、住めない家になってしまいます。
◆シロアリ・ダニなどの害虫の発生◆
湿気の多いところは、シロアリやダニにとって好環境。
シロアリは湿気の多い木を好んで食べ、家を蝕んでいきます。
床がきしむようになったり、柱などの強度が弱くなったりと危険な家になっていきます。
~外壁結露の対策~
★★★定期的なメンテナンス★★★
定期的に洗浄をしたり、破損個所を補修したり
症状が深刻になる前に、こまめなメンテナンスを行うことが結露予防の一番簡単な対策!
★★★通気層を設ける★★★
外壁内部には「防水層」と呼ばれる雨水の侵入を防ぐ層と「通気層」と呼ばれる湿気を排出する層がある。
2000年頃より「外壁通気工法」という通気層をつくる工法が義務化されていますが
2000年頃以前は「直貼り工法」という防水層の上に直接外壁材を塗る工法がよく用いられていたため、通気層がない住宅も多い。
「直貼り工法」の住宅は湿気が排出されづらく、結露が起こりやすい住宅に。
お住まいの住宅に通気層がない場合、外壁の張替え工事を行うことで
外壁通気工法の外壁に変えて内部結露対策をすることが可能です。
★★★外断熱にする★★★
断熱方法には「外断熱」「内断熱」があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。
結露対策の観点からすると「外断熱」がオススメ。
「外断熱」は、柱よりも外側に家をグルっと一周囲むように断熱材を設置するため、屋外の空気の冷たさが壁の内部まで到達せず
壁内部と室内の温度差が少なくなることにより、内部結露が発生しづらくなります。
しかし、ほとんどの日本住宅は「内断熱」で建てられており「内断熱」を「外断熱」にするには大きなコストがかかります。
★★★親水性に優れている塗料を選ぶ★★★
黒に近い外壁色を希望されている場合、外壁塗料を親水性に優れている塗料にすることをオススメします。
親水性塗料は水と馴染みやすい性質を持っているため、塗装した際
外壁の表面上に水のバリアを張ってくれたような状態になり、水滴が残ることを防ぐため、結露対策になります。
実は怖い【結露】
結露に気づいたとき、どのように対策をしたらよいか、、、悩まれることと思います。
「いつものことだ・・・」と軽く捉えず、しっかり対策をして、大切なお家を守っていただけたらと思います。
【結露】は住宅の構造の影響を大きく受けるので、完全に防ぐことは難しいですが
対策を行うことによって結露を防いだり、制御することは可能です。
弊社では無料で建物診断を実施しております!
ご不安な場合や、お困りの場合は、メンテナンスをご検討する際に、お気軽にご相談ください。
早期点検、早期メンテナンスをすることで
最低限の工事で費用を抑え、住宅の寿命を延ばすことができます。
少しでも皆様のお役に立つことができれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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