津島市・愛西市・あま市の皆様！プライマーについてお伝えします♡
2024.03.19 (Tue) 更新
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今回は「プライマーについて」です。
プライマーとは
プライマーとは、塗装工事をおこなう時に使用される下塗材の一種です。
使用する時は、塗装箇所の素材や状態に合わせて選ぶ必要があります。
プライマーは上塗材の密着力を高めるだけでなく、塗装面を整えたり
防水・防カビなどの効果を与えたりする役割もあります。
役割
役割は主に次の３つです。
＊上塗材の密着力を高める
＊塗装面を整える
＊防水・防カビ効果などを与える
上塗材の密着力を高めることで、塗装面の耐久性や美観を向上させることができます。
また塗装面を整えることで、上塗材がムラなく均一に塗れるようになります。
さらに、防水・防カビなどの効果を与えることで、雨や湿気などから守りカビや藻などの発生を
抑制することができます。
塗装が必要な場所
塗装が必要な場所は、基本的には塗装工事ができる素材すべてです。
ただし、塗装箇所の素材や状態によっては、プライマー以外の下塗材を使う場合もあります。
例）コンクリートやモルタルなどの吸水性が高い素材の場合、シーラーを使用し水分を遮断させる必要がある。
また、りひび割れや塗膜剥がれが起きている場所では、補修用の下塗材を使用する場合があります。
プライマーを使用しなかった場合
プライマー塗装をしなかった場合、次のようなデメリットが発生する場合があります。
＊上塗材の密着力が低くなり、剥がれやひび割れが起きやすくなる
＊塗装面が不均一であったり汚れていたりすると、上塗材がムラになったりする
＊雨や湿気などの影響で、傷んだりカビや藻などが発生したりする
プライマーとシーラーの違い
プライマーとシーラーの違い次の通りです。
プライマー：下地と塗料の間の接着剤のような役割を果たすため、塗料の密着力が弱い金属・木材にも使用される。
シーラー：下地の表面を平滑にする役割を果たす。下地の吸水性を抑えて塗料のムラを防ぐ。
プライマーとシーラーは一緒に塗ることもできますが、別々に塗ることもあります。
費用
費用は、１㎡あたり２００円から３００円程度です。
ただし種類や品質、面積や難易度、施工会社の設定金額などによって変わります。
＊プライマーを含む下塗材の費用は、塗装工事費用の約１０％程度を占めると言われる。
作業工程
作業工程は次の通りです。
＊下地処理
汚れの除去やひび割れなどを補修し下地を整える。
＊プライマー塗布
下地にプライマーを塗布し、上塗材との密着力を高める。
＊中・上塗り
上塗材を塗布し、建物の塗装・仕上げをおこなう。
その他の下塗材
プライマーは下塗材の一つですが、プライマーだけでは不十分な場合もあります。
ひび割れや塗膜剥がれなどをしている場合、プライマーだけでは密着性や防水性を確保できません。
そのような場合、プライマー以外の下塗材を使用する必要があります。
他の下塗材は次の通りです。
＊フィラー
外壁の凹凸やひび割れを埋めるための塗料です＊ヘヤークラックなどに使用される
塗装面を平滑にし、上塗材の密着性や見栄えを向上させます。
フィラーは、水性と油性の２種類ありますが、水性の方が環境に優しく作業性も良いです。
＊トップコート
上塗材の上にさらに塗る塗料です。
上塗材の色あせや劣化を防ぎ、美観性や耐候性を長持ちさせます。
トップコートは、透明なものやカラー付きのものがあります。
塗装工事に必要な乾燥時間
必要な乾燥時間は、使用する塗料や気温・湿度などによって異なります。
一般的に、水性塗料より弱溶剤塗料の方が乾燥に時間が長くかかります。
また、気温が低く湿度が高い場合は乾燥時間が長くなります。
乾燥時間が不十分だと、仕上がりに影響したりする可能性があります。
そのため、各工程に十分な乾燥時間を確保することが重要です。
工程ごとの乾燥時間の目安は次の通りです。
＊プライマー
水性：約１時間～２時間
油性（弱溶剤）：約４時間～６時間
＊フィラー
水性：約１時間～２時間
油性（弱溶剤）：約４時間～６時間
＊中・上塗り
水性：約４時間～６時間
油性（弱溶剤）：約１２時間～２４時間
＊トップコート
水性：約４時間～６時間
油性（弱溶剤）：約８時間～１２時間
塗料の選び方
塗料の選び方は、塗装する素材や目的によって異なります。
プライマーは下地処理として、塗料の密着性や防錆性を高める役割を果たします。
塗料を選ぶ際には、塗装する素材や環境に合わせて、適切な種類と量を選ぶ必要があります。
いかがでしたか？
ご不明点などありましたら、お気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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