劣化症状:外壁・屋根のチョーキング現象についてお伝えします
2024.07.14 (Sun) 更新
外壁・屋根のチョーキング現象について
チョーキング現象とは、外壁塗装の表面が劣化し、触ると白い粉が付着する現象です。
まるで「チョークの粉」のように見えることから、この名が付けられました。
築年数が経過した住宅で多く見られる現象ですが、放置すると深刻な問題を引き起こす可能性があります。
そこで、今回はチョーキング現象について説明していきます。
チョーキング現象の原因
チョーキング現象は、主に次の2つの原因によって起こります。
経年劣化
外壁塗装は、紫外線や雨風、気温差などの影響で徐々に劣化していきます。
特に、太陽光に当たる部分は劣化が早くなります。
塗装に使われている樹脂が劣化すると、顔料が浮き出て粉のようになります。
施工不良
外壁塗装の施工不良も、チョーキング現象の原因となります。
塗膜が薄すぎる
乾燥が不十分
不適切な塗料を使用している
などの場合、早期にチョーキング現象が発生することがあります。
チョーキング現象の対策方法
チョーキング現象を発見したら、早めに対処することが重要です。
放置すると、次のような問題が発生する可能性があります。
防水機能の低下
チョーキングが進行すると、外壁の防水機能が低下し、雨水が浸入しやすくなります。
これが原因で、カビやコケが発生したり、建物の構造体が腐食したりする可能性があります。
美観性の損失
チョーキング現象によって、外壁が変色したり粉っぽくなったりして、外観が損なわれます。
塗装の剥がれ
チョーキングが進行すると、塗装が剥がれやすくなります。
チョーキング現象の対策方法は、次の2通りがあります。
塗装の塗り替え
チョーキング現象が全体的に発生している場合は、塗装の塗り替えが必要です。
塗装の種類や状態によって、費用は異なりますが、30坪程度の住宅で80万円~150万円程度かかります。
部分的な補修
チョーキング現象が部分的にしか発生していない場合は、部分的な補修で済む場合もあります。
ただし、補修後は色ムラが目立つ可能性があるため、目立たない場所でおこなう事が重要です。
チョーキング現象の注意点
チョーキング現象の対策をおこなう際は、次の点に注意する必要があります。
施工会社選び
施工会社は実績や信頼のある会社を選ぶことが重要です。
複数の会社から見積を取って比較することをおすすめします。
塗料選び
チョーキング現象が起きにくい塗料を選ぶことが重要です。
無機塗料やフッ素塗料など、耐候性の高い塗料がおすすめです。
チョーキング現象は、外壁塗装の劣化によって起こる現象です。
放置すると、防水機能の低下や美観性の損失などの問題が発生する可能性があります。
チョーキング現象を発見したら、早めに対処することが重要です。
塗装の塗り替えや部分的な補修など、状況に合わせて適切な対策をおこないましょう。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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