塗料:下塗材についてお伝えします
2025.03.22 (Sat) 更新
下塗材について
住宅用下塗材は、上塗り塗料を塗る前に使用する塗料で、上塗り塗料の性能を最大限に引き出し、
建物を長持ちさせるために重要な役割を果たします。
そこで、今回は下塗材について説明していきます。
下塗材の主な役割
下塗材の主な役割は次の通りです。
下塗材は、下地と上塗り塗料の密着性を高める役割があります。
下地が劣化している場合や、材質によっては、上塗り塗料だけでは十分に密着しない場合があります。
下塗材を使用することで、上塗り塗料が剥がれにくくなり、耐久性を向上させることができます。
下塗材は、下地を補強する役割もあります。
下地にひび割れや欠損がある場合、下塗材で補修することで、上塗り塗料の仕上がりを美しくすることができます。
また、下地の吸い込みを抑え、上塗り塗料の使用量を減らす効果もあります。
下塗材は、下地の透けを防ぐ役割があります。
下地の色や模様が上塗り塗料に透けてしまう場合、下塗材で遮蔽することで、上塗り塗料本来の色を出すことができます。
金属製の屋根や外壁の場合、下塗材には防錆効果があります。
錆の発生を抑え、建物を長持ちさせる効果があります。
下塗材の種類
住宅用下塗材には、様々な種類があります。
代表的なものとしては、次のようなものがあります。
シーラー
下地の吸い込みを抑え、上塗り塗料の密着性を高める効果があります。
プライマー
下地と上塗り塗料の密着性を高める効果があります。
シーラーよりも密着性が高いものが多く、下地が劣化している場合によく使用されます。
フィラー
下地の凹凸を埋め、平滑な面を作る効果があります。
エポキシ樹脂塗料
耐薬品性、耐水性、密着性が高く、様々な下地に使用できます。
ポリウレタン樹脂塗料
耐候性、耐摩耗性が高く、屋根や外壁によく使用されます。
下塗材の注意点
下塗材を選ぶ際や使用するには、次の点に注意する必要があります。
下地の種類
下地の材質や状態によって、適切な下塗材を選ぶ必要があります。
上塗材との相性
上塗材との相性を考慮して、下塗材を選ぶ必要があります。
性能
求める性能(密着性、遮蔽性、防錆効果など)に合わせて、下塗材を選ぶ必要があります。
価格
下塗材の種類によって価格が異なります。
予算に合わせて、適切な下塗材を選ぶ必要があります。
下地処理
下塗材を塗る前に、下地を十分に清掃し、乾燥させる必要があります。
希釈
下塗材を希釈する場合は、メーカーの指示に従って適切な希釈率を守る必要があります。
塗装方法
下塗材の塗装方法(刷毛塗り、ローラー塗り、スプレー塗りなど)は、下塗材の種類や下地の状態によって異なります。
適切な塗装方法を選ぶ必要があります。
乾燥時間
下塗材が十分に乾燥してから、上塗り塗料を塗る必要があります。
乾燥時間は、下塗材の種類や気温、湿度によって異なります。
まとめ
住宅用下塗材は、上塗り塗料の性能を最大限に引き出し、建物を長持ちさせるために重要な役割を果たします。
下塗材を選ぶ際には、下地の種類、上塗り塗料との相性、性能、価格などを考慮し、適切な下塗材を選ぶようにしましょう。
また、下塗材を使用する際には、下地処理、希釈、塗装方法、乾燥時間などに注意し、正しく使用するようにしましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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