防水工事：シート防水についてお伝えします～津島市・愛西市・あま市の皆様へ～
2024.09.18 (Wed) 更新
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住宅の防水工事において、シート防水は広く採用されている工法の一つです。
そこで、今回はシート防水について説明していきます。
シート防水とは？
シート防水とは、建物の屋上やバルコニーなどに、塩化ビニールや合成ゴムなどのシートを張り付けることで防水層を形成する工法です。
シートの種類や施工方法によって、さまざまな特徴を持ちます。
【特徴】
耐久性が高い
シートは紫外線や雨風、経年劣化に強い素材で作られており、長期間にわたって防水性能を維持できます。
施工が早い
広範囲を一度に施工できるため、工期が短縮できるのが特徴です。
費用対効果が高い
初期費用はウレタン防水などに比べて高価な場合もありますが、長寿命であることから、
トータルコストで見ると費用対効果が高いとされています。
種類が豊富
塩化ビニールシート、合成ゴムシートなど、さまざまな種類のシートがあり、
建物の構造や用途に合わせて最適なものを選ぶことができます。
【メリット】
高い防水性能
シートが一体化することで、継ぎ目からの水の浸入を防ぎ、高い防水性能を発揮します。
耐久性
紫外線や経年劣化に強く、長寿命です。
施工性
広範囲を一度に施工できるため、工期が短縮できます。
メンテナンスが容易
定期的な点検と清掃をおこなう事で、長期間にわたって防水性能を維持できます。
【デメリット】
初期費用が高い
シートの種類や施工面積によって費用は変動しますが、他の防水工法に比べて初期費用が高くなる場合があります。
施工会社の技術力が必要
シートの重ね合わせや固定には専門的な技術が必要であり、施工会社の技術力によって仕上がりが大きく左右されます。
複雑な形状には不向き
屋根の形状が複雑な場合、シートを綺麗に張ることが難しく、施工が困難になる場合があります。
機械的な固定が必要
シートを固定するために機械を使用するため、施工時に振動が発生し、周辺への影響が懸念される場合があります。
種類
シート防水には、大きく分けて次の2種類があります。
塩化ビニールシート
耐候性、耐薬品性に優れており、比較的安価なシートです。
合成ゴムシート
耐久性、耐熱性に優れており、高品質なシートです。
費用
シート防水の費用は、次の要素によって大きく左右されます。
シートの種類
塩化ビニールシート、合成ゴムシートなど、シートの種類によって価格が異なります。
施工面積
施工面積が大きくなるほど費用は高くなります。
下地の状態
下地が損傷している場合は、補修費用が追加されます。
施工方法
密着工法、機械固定工法など、施工方法によって費用が異なります。
一般的に、シート防水の費用は㎡あたり5,000円～10,000円程度が相場とされています。
注意点
シート防水の注意点は次の通りです。
施工会社の選定
シート防水は施工会社の技術力によって仕上がりが大きく左右されるため、実績のある信頼できる会社を選ぶことが重要です。
保証期間
施工会社によって保証期間は異なりますが、最低でも10年間の保証が付いている会社を選ぶようにしましょう。
定期的な点検
シート防水は長寿命ですが、定期的な点検をおこない、早期に劣化を発見することが重要です。
周辺への影響
施工時に振動が発生するため、周辺への影響に配慮する必要があります。
シート防水は、高い防水性能と耐久性を兼ね備えた、優れた防水工法です。
しかし、初期費用が高額であったり、施工会社の技術力が必要であったりするなど、注意すべき点もあります。
ご自宅の防水工事をご検討されている場合は、複数の会社から見積を取って比較し、ご自身の住宅に合った最適な防水工法を選びましょう。
いかがでしたか？
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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