屋根材：セメント瓦についてお伝えします～津島市・愛西市・あま市の皆様へ～
2024.09.30 (Mon) 更新
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セメント瓦は、そのデザイン性と耐火性の高さから、多くの住宅で採用されている屋根材の一つです。
しかし、他の屋根材と同様に、セメント瓦も経年劣化や外的要因によって様々な問題を引き起こす可能性があります。
そこで、今回はセメント瓦について説明していきます。
特徴
セメント瓦は、セメントと川砂を主原料として作られる人工の瓦です。
セメント瓦の特徴は次の通りです。
デザイン性
多様な形状や色合いがあり、洋風から和風まで幅広い住宅デザインに合わせることができます。
耐火性
セメントの特性上、火に強く、火災時の延焼を抑制する効果が期待できます。
耐久性
適切なメンテナンスをおこなう事で、長寿命を実現できます。
価格
粘土瓦に比べて比較的安価に入手できます。
劣化症状
セメント瓦は、長年の風雨や紫外線、温度変化などによって、様々な劣化症状が現れます。
コケや藻の発生
瓦の表面にコケや藻が生え、美観を損ねるとともに、滑りやすくなる原因となります。
塗膜の剥がれ
セメント瓦は、耐久性を高めるために表面に塗膜が施されていますが、この塗膜が剥がれると、
瓦本体が雨水に直接晒され、劣化が加速します。
ひび割れ
経年劣化や温度変化によって、瓦にひび割れが生じることがあります。
ひび割れは、雨漏りの原因となるだけでなく、瓦の強度を低下させます。
浮き
瓦が釘や下地から浮き上がり、雨水の侵入経路となることがあります。
割れ
外力や地震などによって、瓦が割れてしまうことがあります。
劣化対策
セメント瓦の劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばすためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。
定期的な点検
年に一度は屋根専門会社に依頼し、瓦の状態を点検してもらいましょう。
コケや藻の除去
高圧洗浄機などを使用して、定期的にコケや藻を除去しましょう。
塗膜の補修
塗膜が剥がれている部分があれば、速やかに補修をおこないましょう。
ひび割れの補修
ひび割れが見つかった場合は、シーリング材などで補修しましょう。
浮きや割れの交換
浮きや割れている瓦は、早急に新しい瓦と交換しましょう。
注意点
セメント瓦を使用する際には、次の点に注意しましょう。
メンテナンスの必要性
セメント瓦は、定期的なメンテナンスを怠ると、短期間で劣化が進んでしまいます。
衝撃に弱い
セメント瓦は、粘土瓦に比べて衝撃に弱いため、台風などの強風や飛来物による破損に注意が必要です。
凍害のリスク
冬場に凍結と融解を繰り返すことで、瓦が破損する恐れがあります。
塗装の選び方
再塗装をおこなう際は、瓦の種類や状態に合った塗料を選ぶことが重要です。
＊モニエル瓦について
セメント瓦にはモニエル瓦と言われるものがあります。
モニエル瓦は、通常のセメント瓦と異なった下地処理が必要となります。
【セメント瓦の寿命を延ばすためには？】
セメント瓦の寿命を延ばすためには、次の点に注意しましょう。
屋根の形状
屋根の形状は、雨水の溜まりやすさや風圧の影響を受けやすさに大きく影響します。
周辺環境
周辺の樹木や建物は、屋根に影を作ったり、風向きを変えたりする可能性があります。
施工の品質
瓦の施工が適切におこなわれていないと、早期の劣化につながる可能性があります。
セメント瓦は、デザイン性と耐火性に優れた屋根材ですが、他の屋根材と同様に、適切なメンテナンスを
おこなわないと、短期間で劣化が進んでしまいます。
定期的な点検と適切なメンテナンスをおこなう事で、セメント瓦の寿命を延ばし、建物を長持ちさせることができます。
いかがでしたか？
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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