防水工事:ウレタン塗膜防水についてお伝えします
2024.11.11 (Mon) 更新
ウレタン塗膜防水について
ウレタン塗膜防水工事は、建物の防水層として広く採用されている工法です。
液状のウレタン樹脂を塗布することで、継ぎ目のない一体感のある防水層を形成します。
その特徴的な性質から、様々な建物に適用可能ですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。
そこで、今回はウレタン塗膜防水工事について説明していきます。
メリットとデメリット
ウレタン塗膜防水工事のメリットとデメリットは次の通りです。
【メリット】
初期費用が比較的安い
シート防水などに比べ、初期費用を抑えることができます。
柔軟性が高く、複雑な形状にも対応可能
建物の形状に合わせた施工が容易で、凹凸や曲面にも対応できます。
継ぎ目がなく、一体感のある防水層を形成
継ぎ目がないため、水の浸入経路を少なくすることができます。
軽量で、建物への負担が少ない
軽量であるため、既存の建物への負担が少なく、耐震性の高い建物にも適しています。
補修が容易
部分的な損傷が発生した場合でも、その部分のみを補修することが可能です。
長期にわたるメンテナンスコストが低い
定期的なトップコートの塗り替えなど、比較的簡単なメンテナンスで済みます。
環境負荷が低い
シート防水に比べて廃棄物が少なく、環境負荷の低い工法です。
【デメリット】
耐久性が他の工法に比べて低い
紫外線や経年劣化の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
塗膜の厚みが均一になるよう、職人の技量が必要
塗布量や塗りムラによって、防水性能が大きく左右されます。
施工中に雨が降ると、工事が中断される
雨天時は施工できないため、工期が延びる可能性があります。
塗膜の乾燥に時間がかかる
気温や湿度によって乾燥時間が異なり、工期に影響を与えることがあります。
塗料の種類や下地の状態によって、耐久性が異なる
使用する塗料の種類や、下地となる素材の状態によって、防水層の耐久性が変化します。
費用
ウレタン塗膜防水工事の費用は、建物の大きさ、形状、施工面積、使用する塗料の種類、下地処理の状況などによって大きく変動します。
一般的に、㎡あたりの単価は数千円から数万円程度が相場です。
【費用に影響を与える主な要素】
施工面積
施工面積が大きくなるほど、費用は高くなります。
建物の形状
複雑な形状の建物は、施工に手間がかかるため、費用が高くなります。
下地処理
下地の状態が悪い場合は、補修が必要となり、費用が追加されます。
使用する塗料の種類
高性能な塗料を使用する場合、費用は高くなります。
注意点
ウレタン塗膜防水工事の注意点は次の通りです。
施工会社選び
複数の会社から見積を取り、比較検討することが重要です。
契約内容
契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。
保証期間
保証期間中のトラブルに対応できる業者を選びましょう。
定期的なメンテナンス
ウレタン塗膜は、定期的なメンテナンスが必要となります。
周辺への影響
施工中に周辺への影響が出ないよう、事前に確認しておきましょう。
ウレタン塗膜防水工事は、初期費用が比較的安く、柔軟性が高く、様々な建物に適用できるというメリットがあります。
しかし、耐久性が他の工法に比べて低い、塗膜の厚みが均一になるよう職人の技量が必要、などデメリットも存在します。
ウレタン塗膜防水工事を検討する際は、メリットとデメリットを比較し、自社の建物に最適な工法かどうかを慎重に判断することが重要です。
また、複数の会社から見積を取り、専門家の意見を聞きながら、最適な施工方法を選択しましょう。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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