劣化症状:チョーキング現象についてお伝えします~津島市・愛西市・あま市の皆様へ~
2024.12.22 (Sun) 更新
チョーキング現象について
外壁や屋根の塗装面を触ると白い粉が付着する現象を「チョーキング現象」と言います。
塗料の劣化が原因で起こるもので、建物の寿命を縮めるだけでなく、美観を損ね、雨漏りの原因となる可能性もあります。
そこで、今回はチョーキング現象について説明していきます。
チョーキング現象が起こる原因
チョーキング現象は、主に次のような原因によって起こります。
紫外線による劣化
太陽光に含まれる紫外線が塗料の樹脂成分を分解し、顔料が表面に浮き出てきます。
雨風による浸食
雨や風による物理的な摩擦が、塗料の表面を削り、チョーキングを促進させます。
大気汚染
排気ガスや酸性雨などが塗料を侵食し、劣化を早めます。
塗料の品質
低品質な塗料や、施工方法が適切でない場合、チョーキング現象が起こりやすくなります。
経年劣化
どんな塗料でも、長年の風雨にさらされれば、いずれは劣化します。
対策
チョーキング現象が見られた場合は、早めの対策が必要です。
主な対策としては、次のようなものが挙げられます。
【高圧洗浄】
目的
チョーキングで付着した白い粉を落とす。
注意点
高圧洗浄機を使用する際は、塗膜を傷つけないよう、適切な圧力で洗浄する必要があります。
また、コケやカビが生えている場合は、専用の洗剤を使用する必要があります。
【下地処理 】
目的
高圧洗浄後に残った汚れやチョーキングの残りを除去し、新しい塗料との密着性を高める。
内容
ケレン作業(古い塗膜の剥離)、シーリング工事(ひび割れの補修)などがおこなわれます。
【塗装】
目的
新しい塗料を塗ることで、外壁や屋根を保護し、美観を回復させる。
注意点
外壁の素材や状態に合わせて、適切な塗料を選ぶ必要があります。また、
下塗りと上塗りの3回塗りをおこなう事で、塗料の耐久性を高めることができます。
費用
チョーキング現象の対策費用は、建物の大きさ、塗装面積、使用する塗料の種類、足場が必要かどうかなどによって大きく異なります。
一般的に、戸建て住宅の場合、外壁塗装の費用は100万円〜200万円程度が相場と言われています。
*チョーキング現象を予防するために
チョーキング現象を予防するためには、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
定期的な点検
年に1回程度、外壁や屋根の状態を点検し、チョーキング現象の兆候がないか確認しましょう。
こまめな清掃
外壁に付着した汚れをこまめに洗い流すことで、塗料の劣化を遅らせることができます。
高品質な塗料を使用する
耐候性が高く、長寿命な塗料を選ぶことが大切です。
適切な施工をおこなう
経験豊富な塗装会社に依頼し、適切な施工をおこなう事で、塗料の寿命を延ばすことができます。
注意点
チョーキング現象に関する注意点は次の通りです。
自分で判断せず、専門家に相談する
チョーキング現象は、素人目には判断が難しい場合があります。
専門の塗装会社に診断してもらい、適切な対策を講じることが重要です。
相見積を取る
複数の会社から見積を取って比較することで、適正な価格で工事をおこなう事ができます。
保証期間を確認する
塗装工事には、通常、保証期間が設定されています。
保証内容をよく確認し、万が一、問題が発生した場合に備えましょう。
チョーキング現象は、建物の寿命を縮め、雨漏りの原因となる可能性があるため、早めの対策が必要です。
定期的な点検とメンテナンスをおこなう事で、チョーキング現象を予防し、建物を長持ちさせることができます。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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