外壁材：住宅の金属壁についてお伝えします～津島市・愛西市・あま市の皆様へ～
2025.01.15 (Wed) 更新
住宅の金属壁について
トタン外壁 住宅の金属壁について アートペインズ
住宅の外壁材として、近年注目されている金属壁。その魅力は多岐にわたります。
そこで、今回は金属壁について説明していきます。
＊目次＊
・特徴
・劣化症状
・劣化対策
・注意点
金属外壁の特徴は次の通りです。
耐久性
金属は木材やモルタルに比べて耐久性が高く、長寿命であることが期待できます。
耐候性
紫外線や雨風、温度変化にも強く、変色やひび割れなどの劣化が起こりにくいです。
軽量性
木材に比べて軽量であるため、建物の負担を軽減できます。
デザイン性
多彩な形状や色、質感のものが揃っており、自由なデザイン設計が可能です。
防火性
不燃材であるため、火災のリスクを低減できます。
メンテナンス性
塗装の剥がれやサビなどの劣化が目立ちやすく、早期発見・早期対処が可能です。
金属壁も永久に無傷というわけではありません。
経年劣化や外的要因によって、さまざまな症状が現れます。
サビ
金属の酸化によるもので、赤褐色の斑点や膨らみが現れます。
放置すると、金属が腐食し、壁の強度が低下します。
塗装の剥がれ
紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、剥がれ落ちてしまいます。
塗装が剥がれると、下地の金属がむき出しになり、サビが発生しやすくなります。
コーキングの劣化
継ぎ目部分のコーキングがひび割れや剥がれを起こし、雨水の浸入経路となります。
変色
紫外線や大気汚染物質の影響で、金属の色が変色することがあります。
膨張・収縮
温度変化によって金属が膨張・収縮を繰り返し、塗膜にひび割れが入ったり、変形したりすることがあります。
金属壁の劣化を防ぐためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。
塗装の塗り替え
定期的に塗装を塗り替えることで、サビの発生を抑制し、美観を保つことができます。
コーキングの打替え
ひび割れや剥がれが見られる場合は、コーキングを打替えて、雨水の浸入を防ぎます。
サビの除去
サビを発見したら、早めに除去し、防錆処理をおこないます。
排水溝の清掃
排水溝が詰まると、水が滞留し、サビの原因となります。定期的に清掃をおこないましょう。
周辺環境の整備
植木の剪定や排水溝の勾配調整など、周辺環境を整備することで、金属壁への負荷を軽減できます。
金属壁を採用する際には、次の点に注意が必要です。
素材の種類
金属の種類によって、耐久性や耐候性が異なります。
ガルバリウム鋼板やステンレス鋼板など、それぞれの素材の特徴を理解し、適切な素材を選ぶことが重要です。
施工方法
施工方法が適切でないと、雨漏りやサビの原因となることがあります。
専門会社に依頼し、丁寧な施工をおこなようにしましょう。
周辺環境
海沿いや工場地帯など、塩害や大気汚染が激しい地域では、金属壁の劣化が早まる可能性があります。
メンテナンスコスト
定期的な塗装やコーキングの打替えなど、メンテナンスには費用がかかります。
長期的な視点で費用対効果を検討することが大切です。
金属壁は、その耐久性やデザイン性から、多くの住宅で採用されています。
しかし、他の外壁材と同様に、適切なメンテナンスをおこなわなければ、劣化が進んでしまいます。
金属壁を採用する際には、メリットとデメリットを比較し、自分の住宅に合った素材や施工方法を選ぶことが大切です。
また、定期的な点検と適切なメンテナンスをおこなう事で、金属壁の美観と機能性を長く保つことができます。
いかがでしたか？
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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