劣化対策:カバー工法についてお伝えします~津島市・愛西市・あま市の皆様へ~
2025.02.21 (Fri) 更新
カバー工法について
カバー工法とは、既存の外壁や屋根の上から新しい材料を重ねて覆う工法です。
既存のものを撤去せずに施工するため、解体費用や処分費用を抑えることができ、工期も短縮できるというメリットがあります。
そこで、今回はカバー工法について説明していきます。
*目次*
・まとめ
カバー工法には、主に次の2つの種類があります。
外壁カバー工法
既存の外壁の上に、金属サイディングや窯業系サイディングなどの新しい外壁材を重ねて施工します。
屋根カバー工法
既存の屋根の上に、金属屋根材(ガルバリウム鋼板など)やアスファルトシングルなどを重ねて施工します。
カバー工法のメリットとデメリットは次の通りです。
費用削減
既存のものを撤去しないため、解体費用や処分費用を抑えることができます。
工期短縮
撤去作業が不要なため、工期を短縮することができます。
断熱性・遮音性向上
新しい材料を重ねることで、断熱性や遮音性を向上させることができます。
美観向上
古くなった外壁や屋根を新しくすることで、建物の美観を向上させることができます。
メンテナンスコスト削減
新しい材料は耐久性が高いため、メンテナンスコストを削減することができます。
建物への負荷
新しい材料を重ねるため、建物への負荷が増加する可能性があります。
特に、耐震性が低い建物の場合には注意が必要です。
下地の状態
下地が劣化している場合、カバー工法では根本的な解決にはなりません。
下地の状態によっては、カバー工法ではなく、葺き替えや張り替え工事が必要になる場合があります。
通気性の問題
カバー工法では、通気性が悪くなる可能性があります。
通気性が悪いと、結露が発生しやすくなり、建物の劣化を早める原因となります。
将来的なメンテナンス
カバー工法で施工した場合、将来的にメンテナンスが必要になった際、重ねた部分を剥がす必要があるため、費用が高くなる可能性があります。
カバー工法の注意点は次の通りです。
建物の状態
カバー工法をおこなう前に、建物の状態をしっかりと確認することが重要です。
特に、耐震性や下地の状態には注意が必要です。
専門家や専門会社に依頼して、建物の診断をしてもらうことをおすすめします。
施工会社の選定
カバー工法は、専門的な知識や技術が必要な工事です。
信頼できる施工会社を選定することが重要です。
複数の会社に見積を依頼し、実績や評判などを比較検討しましょう。
材料の選定
カバー工法で使用する材料は、耐久性や耐候性などを考慮して選ぶ必要があります。
また、建物のデザインに合った材料を選ぶことも重要です。
契約内容の確認
契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点があれば施工会社に質問しましょう。
特に、保証内容やアフターサービスについては、しっかりと確認しておくことが重要です。
その他
カバー工法は、すべての建物に適用できるわけではありません。
建物の構造や状態によっては、カバー工法が適さない場合があります。
カバー工法をおこなう際には、建築基準法などの法令に適合しているか確認する必要があります。
カバー工法は、火災保険の対象となる場合があります。
加入している火災保険の内容を確認してみましょう。
カバー工法は、費用や工期を抑えることができる魅力的な工法ですが、建物の状態や施工会社選び、
材料選びなど、注意すべき点も多くあります。
カバー工法をおこなう際には、メリットとデメリットをしっかりと理解し、専門家や専門会社に相談しながら慎重に検討することが重要です。
この情報が、塗装工事におけるカバー工法について理解を深める一助となれば幸いです。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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