色あせについてお伝えします
2025.04.12 (Sat) 更新
色あせについて
住宅塗装は、建物の美観を維持するだけでなく、風雨や紫外線から建物を守る重要な役割を果たします。
しかし、時間の経過とともに、塗装は色あせという劣化症状を起こし、その機能が低下してしまいます。
そこで、今回は住宅塗装の色あせについて説明していきます。
色あせの劣化症状
住宅塗装の色あせは、次のような症状として現れます。
色の変化
塗装の色が薄くなったり、別の色に変化したりします。
特に、赤や黄色などの鮮やかな色は色あせしやすく、白や黒などの色は比較的色あせしにくい傾向があります。
ツヤの低下
塗装の表面のツヤがなくなり、マットな質感に変化します。
チョーキング
塗装の表面が粉状になり、触ると手に白い粉が付着します。
これは、塗料の樹脂が紫外線によって分解され、顔料が表面に露出するために起こります。
変色
特定の色が抜け落ちたり、違う色に変化してしまう現象です。
これらの症状は、塗装の種類や環境条件によって異なりますが、放置すると建物の美観を損なうだけでなく、
塗装の保護機能が低下し、建物の寿命を縮める可能性があります。
色あせの原因
住宅塗装の色あせは、主に次のような要因によって引き起こされます。
紫外線
太陽光に含まれる紫外線は、塗料の樹脂を分解し、顔料を劣化させる最も大きな原因です。
雨や風
雨や風は、塗膜を徐々に削り取り、色あせを進行させます。
特に、酸性雨は塗膜を溶かし、色あせを加速させる可能性があります。
温度変化
温度変化による塗膜の膨張と収縮は、塗膜にひび割れを生じさせ、色あせを進行させます。
塗料の品質
安価な塗料や品質の低い塗料は、耐候性が低く、色あせしやすい傾向があります。
施工不良
塗装前の下地処理が不十分だったり、塗料の希釈率が不適切だったりすると、塗膜の密着性が低下し、色あせしやすくなります。
藻やカビの発生
湿気の多い場所では、藻やカビが発生しやすく、塗膜を劣化させ、色あせを進行させる原因となります。
色あせの対策
住宅塗装の色あせを防ぐためには、次のような対策が有効です。
高耐候性塗料の選択
紫外線や雨風に強い、シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料などの高耐候性塗料を選択することで、色あせを抑制できます。
適切な下地処理
塗装前に、高圧洗浄やケレン作業などをおこない、下地をしっかりと処理することで、塗膜の密着性を高め、色あせを防ぎます。
適切な塗装工程
塗料の希釈率や乾燥時間を守り、適切な塗装工程をおこなう事で、塗膜の性能を最大限に発揮させ、色あせを防ぎます。
定期的なメンテナンス
定期的に外壁を点検し、汚れを落としたり、ひび割れを補修したりすることで、塗膜の劣化を抑え、色あせを防ぎます。
遮熱塗料の利用
遮熱塗料は、太陽光の熱を反射し、塗膜の温度上昇を抑えることで、色あせを抑制する効果があります。
防カビ・防藻塗料の利用
湿気の多い場所では、防カビ・防藻塗料を使用することで、藻やカビの発生を抑え、塗膜の劣化を防ぎます。
色あせの注意点
住宅塗装の色あせに関して、次の点に注意が必要です。
早期発見と早期対応
色あせの初期症状を見逃さず、早期に対応することで、大規模な補修を避けることができます。
信頼できる施工会社選び
高品質な塗料を使用し、適切な施工を行う信頼できる施工会社を選ぶことが重要です。
見積もりの比較
複数の会社から見積を取り、費用と内容を比較検討することで、適正な価格で工事をおこなう事ができます。
保証内容の確認
工事後の保証内容を確認し、万が一の不具合に備えましょう。
色の選択
色あせしやすい色を避け、耐久性の高い色を選ぶことも重要です。
定期的な点検
塗装後も定期的に外壁の状態を点検し、早期に劣化を発見することが大切です。
まとめ
住宅塗装の色あせは、建物の美観と耐久性を損なうだけでなく、建物の寿命を縮める可能性があります。
しかし、適切な対策と注意を払うことで、色あせを抑制し、住まいを長持ちさせることができます。
あなたの住まいに最適な塗装を選び、定期的なメンテナンスをおこなう事で、美しい住まいを維持してください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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