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乾式目地についてお伝えします

塗装の豆知識

2025.04.28 (Mon) 更新

シーリング:乾式目地について

乾式目地(ガスケット)は、シーリング材と違い、高耐久なのが特徴です アートペインズ

 

 

建物の外壁や内壁の仕上げにおいて、塗装は重要な役割を果たします。

美観の向上はもちろんのこと、雨水や紫外線といった外部からの刺激から建物を保護する役割も担っています。

そして、塗装工事において見過ごされがちながらも、建物の長期的な維持に不可欠な要素の一つが「目地」の存在です。

特に近年注目されているのが「乾式目地」という施工方法です。

従来の湿式目地とは異なる特徴を持ち、多くのメリットがある一方で、注意すべき点も存在します。

そこで、今回は塗装工事における乾式目地について説明していきます。

目地とは?その役割と種類

まず、「目地(めじ)」とは、タイル、レンガ、石材、サイディングボードなどの建築部材同士の接合部に設けられる隙間のことです。

この隙間は単なるデザイン上の要素ではなく、次のような重要な役割を担っています。

緩衝材としての役割

地震や温度変化による建物の動きを吸収し、部材同士の衝突やひび割れを防ぎます。

防水性の向上

雨水などが建物内部に浸入するのを防ぎます。

美観の向上

部材間のラインを整え、美しい仕上がりを実現します。

施工誤差の吸収

部材の寸法誤差や施工時のずれを吸収します。

 

目地には、その施工方法や使用する材料によっていくつかの種類があります。

大きく分けると、次の2つに分類できます。

湿式目地

セメント系のモルタルやシーリング材など、湿った材料を用いて隙間を埋める方法です。

古くから用いられてきた一般的な工法です。

乾式目地

あらかじめ成形されたシーリング材(ガスケット)やバックアップ材などを用い、接着や挟み込みによって隙間を処理する方法です。

近年、そのメリットが注目されています。

 

 

 

 

乾式目地とは?その特徴とメリット

本稿の主題である「乾式目地」は、湿式目地とは異なり、水分を含んだ材料を現場で調合・充填するのではなく、

工場などで成形された弾性のある素材(ガスケットやシーリング材)を、部材の接合部に挟み込んだり、接着したりして形成する目地のことです。

乾式目地には、次のような多くのメリットがあります。

【高い防水性】

乾式目地に使用されるガスケットやシーリング材は、耐候性・止水性に優れた素材でできています。

工場で均一に成形されているため、現場での施工不良による防水性の低下リスクを低減できます。

特に、複雑な形状の目地や、動きの大きい箇所においても、安定した防水性能を発揮します。

【優れた意匠性】

乾式目地は、形状やカラーバリエーションが豊富です。

外壁材や仕上げ塗料に合わせて目地の色やデザインを選択することで、建物全体の意匠性を高めることができます。

また、均一な仕上がりになりやすく、美しいラインを表現できます。

【耐久性の向上】

乾式目地に使用される材料は、紫外線や温度変化に強く、長期間にわたってその性能を維持しやすい傾向があります。

湿式目地のように、ひび割れや剥がれが発生しにくいため、メンテナンスの手間やコストを削減できます。

【施工性の向上と工期短縮】

乾式目地は、現場での調合や養生といった工程が不要なため、施工時間を大幅に短縮できます。

また、熟練の職人でなくても比較的容易に施工できるため、人的コストの削減にもつながります。

天候に左右されにくいというメリットもあります。

【環境負荷の低減】

湿式目地で使用されるセメント系材料の製造には、多くのエネルギーが消費されます。

乾式目地は、工場での生産時に無駄が少なく、現場での廃材も少ないため、環境負荷の低減に貢献できます。

【建物の動きへの追従性】

地震や温度変化によって建物が動いた場合、乾式目地は柔軟に変形することで、外壁材への負担を軽減し、ひび割れを防ぐ効果が期待できます。

特に、動きの大きい軽量鉄骨造や木造の建物において、そのメリットは大きくなります。

塗装工事における乾式目地の重要性

塗装工事において、乾式目地は単なる下地処理の一部として捉えられがちですが、建物の美観と耐久性を長期にわたって維持するために非常に重要な役割を果たします。

【防水対策の要】

塗装は、建物の表面を保護する重要な役割を担いますが、塗膜だけでは完全に水の浸入を防ぐことは困難です。

特に、外壁材の接合部である目地は、雨水が浸入しやすい箇所となります。

乾式目地によってしっかりと防水処理をおこなう事で、建物内部への水の浸入を防ぎ、構造体の腐食やカビの発生を抑制することができます。

これは、建物の寿命を延ばす上で非常に重要です。

【美観維持への貢献】

塗装工事によって美しく仕上げられた外壁も、目地の処理が不適切であれば、全体の印象を大きく損なってしまいます。

乾式目地は、均一で美しい仕上がりを実現しやすく、塗装の色や質感と調和させることで、建物全体のデザイン性を高めることができます。

また、経年劣化による目地のひび割れや剥がれを防ぎ、長期にわたって美しい外観を維持するのに役立ちます。

【塗膜の保護】

建物の動きによって外壁材が伸縮すると、塗膜にも負担がかかり、ひび割れの原因となることがあります。

柔軟性のある乾式目地は、外壁材の動きを吸収し、塗膜への負担を軽減する役割を果たします。

これにより、塗膜の寿命を延ばし、再塗装の頻度を減らすことができます。

【シーリング材との関係性】

乾式目地の中には、シーリング材を併用するものもあります。

この場合、乾式目地が一次防水の役割を、シーリング材が二次防水の役割を担うことで、より高い防水性能を発揮することができます。

塗装工事においては、これらのシーリング材との取り合いも重要になります。

乾式目地の種類と施工方法

乾式目地には、様々な種類と施工方法があります。

代表的なものをいくつかご紹介します。

【ガスケット目地】

ガスケットとは、ゴムや合成樹脂などで作られた、あらかじめ特定の形状に成形された部材のことです。

外壁材の接合部にガスケットを挟み込むことで、隙間を塞ぎ、防水性や気密性を確保します。

特徴

優れた止水性、高い耐久性、均一な仕上がり。

施工方法

外壁材の取り付け時に、あらかじめ決められた位置にガスケットを挟み込みます。

 

【シーリング材】

シーリング材は、ペースト状の弾性のある材料で、硬化することでゴム状になります。

乾式目地として使用する場合は、目地の奥にバックアップ材(発泡ポリエチレンなどの棒状の部材)を充填し、その上にシーリング材を充填します。

特徴

優れた防水性、動きへの追従性、比較的自由な形状に対応可能。

施工方法

目地を清掃した後、バックアップ材を適切な深さに充填し、シーリング材を均一に充填します。

 

【その他の乾式目地】

上記以外にも、様々な種類の乾式目地が存在します。

例えば、金属製の目地材や、特殊な形状のジョイント材などがあります。

これらの材料は、デザイン性や特定の機能(換気機能など)を付加するために用いられることがあります。

塗装工事における乾式目地の注意点

乾式目地は多くのメリットを持つ一方で、施工やメンテナンスにおいて注意すべき点もいくつか存在します。

【適切な材料選定】

建物の種類、構造、使用される外壁材、地域の気候条件などを考慮して、適切な種類の乾式目地材を選定する必要があります。

安易に低価格な材料を選んでしまうと、早期の劣化や不具合につながる可能性があります。

【正確な施工】

乾式目地の性能を十分に発揮するためには、正確な施工が不可欠です。

ガスケットの場合は、適切なサイズのものを使用し、隙間なく挟み込む必要があります。

シーリング材の場合は、適切なプライマー処理、バックアップ材の選定と充填、均一なシーリング材の充填が重要です。

施工不良があると、防水性能の低下や早期の劣化につながります。

【下地処理の重要性】

目地周辺の下地が不適切であると、乾式目地の接着不良や性能低下の原因となります。

塗装工事前には、目地周辺の汚れや旧塗膜をしっかりと除去し、必要に応じて補修を行うことが重要です。

【塗装との相性】

乾式目地と塗装の相性も重要なポイントです。

シーリング材の上に塗装をおこなう場合は、シーリング材の種類によっては塗料が密着しにくいことがあります。

適切なプライマーの使用や、シーリング材の種類に合わせた塗料の選定が必要です。

また、ガスケット目地の場合も、塗装が目地材にかからないように注意する必要があります。

【定期的な点検とメンテナンス】

乾式目地も、長期間の使用によって劣化することがあります。

定期的な点検をおこない、ひび割れ、剥がれ、変形などの異常がないかを確認することが重要です。

異常が見つかった場合は、早期に補修をおこなう事で、建物の防水性能を維持し、大規模な改修工事を防ぐことができます。

【メーカーの仕様遵守】

各乾式目地材には、メーカーが推奨する施工方法や使用上の注意点があります。

これらの仕様を遵守することで、製品本来の性能を十分に発揮させることができます。

まとめ:乾式目地は建物を守る重要な要素

乾式目地は、高い防水性、優れた意匠性、耐久性の向上、施工性の向上など、多くのメリットを持つ現代的な目地処理方法です。

塗装工事においては、単に塗料を塗るだけでなく、下地処理の一環として、この乾式目地の適切な施工と管理が、建物の美観と耐久性を長期にわたって維持するために不可欠です。

適切な材料選定、正確な施工、定期的な点検とメンテナンスをおこなう事で、乾式目地は建物を雨水や紫外線から守り、快適な住環境を維持する上で重要な役割を果たします。

塗装工事を検討する際には、乾式目地の重要性についても理解を深め、信頼できる専門会社と連携して、最適な施工方法を選択してください。

 

 

 

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