外壁・屋根カバー工法について詳しく解説します
2025.06.14 (Sat) 更新
外壁・屋根カバー工法について
「そろそろ家の塗り替え時期かな?」「外壁のひび割れが気になるけど、どうすればいいんだろう?」
大切なお住まいのメンテナンスについて、こんなお悩みをお持ちではありませんか?
多くの方が「外壁塗装」「屋根塗装」と聞くと、「塗り替え」をイメージされるかと思います。
しかし、実は塗装だけではない、もっと効果的で長持ちするメンテナンス方法があるのをご存知でしょうか?
近年注目を集めている「外壁カバー工法」と「屋根カバー工法」です。
そこで、今回は津島市・愛西市・あま市で住宅塗装工事をご検討の皆様に、カバー工法について説明していきます。
Contents
なぜ今、外壁・屋根カバー工法が選ばれるのか?〜塗装だけでは解決できない家の悩みに〜
外壁や屋根の劣化が進むと、見た目の問題だけでなく、雨漏りや家の構造自体の弱体化に繋がる可能性があります。
従来の「塗装」は、表面を保護し、美観を保つための非常に重要なメンテナンスです。
しかし、既存の外壁材や屋根材自体の劣化が激しい場合、塗装だけでは根本的な解決にはなりません。
カバー工法は、まさにこの「ボロボロになった服」に、新しい服を上から重ね着させるイメージです。
既存の外壁材や屋根材を撤去せずに、その上から新しい外壁材や屋根材を重ねて施工することで、次のようなメリットが生まれます。
耐久性の向上
新しい外壁材・屋根材で二重構造になるため、家の耐久性が格段にアップします。
断熱性・遮音性の向上
二重構造になることで、空気層が生まれ、断熱効果や遮音効果が高まります。
夏は涼しく、冬は暖かく、そして外の騒音も気になりにくくなります。
工期短縮・費用削減
既存の解体作業が不要なため、工事期間が短縮され、解体費や産業廃棄物処理費などのコストを抑えることができます。
アスベスト対策にも有効
もし既存の建材にアスベストが含まれていても、撤去せずに封じ込める形になるため、アスベスト飛散のリスクを抑えられます。
まさに、津島市・愛西市・あま市の皆様のお住まいを、より強く、より快適にするための画期的な工法と言えるでしょう。
そもそも「外壁塗装」と「外壁カバー工法」って何が違うの?
まず、最も基本的な疑問から解決していきましょう。
・外壁塗装とは?
既存の外壁材の表面に塗料を塗る工事です。
メリット
比較的費用が安価
工期が短い
手軽に家のイメージチェンジができる
デメリット
既存の外壁材の劣化が激しい場合は効果が限定的
ひび割れや浮きなど、構造的な問題は解決できない
塗り替えサイクル(約10年)が来るたびに塗装が必要
・外壁カバー工法とは?
既存の外壁材を撤去せずに、その上から新しい外壁材を重ねて張る工事です。
メリット
家の耐久性、断熱性、遮音性が大幅に向上
既存の解体費用や廃材処理費用がかからないため、建て替えや全面張り替えよりも費用を抑えられる場合がある
工期が比較的短い
アスベストを含む建材にも対応可能
デメリット
外壁塗装に比べて費用が高くなる傾向がある
外壁が二重になるため、建物にかかる負荷が多少増える(建物の構造によっては不向きな場合もあるため、事前の診断が重要)
外壁材の厚みが増すため、窓枠や配管との取り合い部分に調整が必要になる場合がある
【こんな場合は外壁カバー工法がおすすめ!】
外壁にひび割れや浮きが多数見られる
外壁材自体の劣化が著しい
築年数が長く、外壁材の寿命が来ている
家の断熱性や遮音性を高めたい
将来的な建て替えや全面張り替えに比べて、コストを抑えたい
屋根も同じ!「屋根塗装」と「屋根カバー工法」の違い
外壁と同様に、屋根も「塗装」と「カバー工法」の選択肢があります。
・屋根塗装とは?
既存の屋根材の表面に塗料を塗る工事です。
メリット
比較的費用が安価
工期が短い
手軽に屋根のイメージチェンジができる
デメリット
既存の屋根材の劣化が激しい場合は効果が限定的
ひび割れやコケなど、構造的な問題は解決できない
塗り替えサイクル(約10年)が来るたびに塗装が必要
・屋根カバー工法とは?
既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねて張る工事です。
メリット
屋根の耐久性、断熱性、遮音性が大幅に向上
雨漏りリスクの低減
既存の解体費用や廃材処理費用がかからないため、葺き替えよりも費用を抑えられる場合がある
工期が比較的短い
アスベストを含む屋根材(スレート屋根など)にも対応可能
デメリット
屋根塗装に比べて費用が高くなる傾向がある
屋根が二重になるため、建物にかかる負荷が多少増える(建物の構造や既存の屋根材の種類によっては不向きな場合もあるため、事前の診断が重要)
屋根の勾配が緩い場合や、既存の屋根材の種類によっては施工できないケースがある
【こんな場合は屋根カバー工法がおすすめ!】
屋根材にひび割れや欠損、色あせが目立つ
屋根材の寿命が近づいている、またはすでに過ぎている
雨漏りのリスクを軽減したい
家の断熱性を高めたい
アスベストが含まれるスレート屋根にお住まい
カバー工法を成功させるための秘訣!〜失敗しない会社選びと注意点〜
カバー工法は、家の耐久性や快適性を大きく向上させる優れた工法ですが、適切な診断と確かな技術が不可欠です。
津島市・愛西市・あま市で後悔しないカバー工法をおこなうために、次の点に注意しましょう。
・複数の会社から見積もりを取る
これはどんなリフォームにも共通して言えることですが、最低でも3社以上から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
見積もり内容の明確さ
どのような材料を使うのか、工事の内訳は明確か、追加費用の可能性はどうかなどをしっかり確認しましょう。
担当者の対応
質問に丁寧に答えてくれるか、こちらの要望をしっかり聞いてくれるかなど、信頼できる担当者かを見極めましょう。
・事前診断を徹底的におこなう会社を選ぶ
カバー工法は、既存の建物の状態を正確に把握することが成功の鍵です。
建物の構造診断
既存の外壁材・屋根材の種類、劣化状況はもちろんのこと、建物の構造がカバー工法に適しているかを詳細に診断してくれる会社を選びましょう。
雨漏り診断
過去の雨漏りや、雨漏りの可能性がある箇所を丁寧に確認してくれるかどうかも重要です。
・豊富な実績と専門知識を持つ会社を選ぶ
カバー工法は、通常の塗装工事とは異なる専門的な知識と技術を要します。
施工実績
津島市・愛西市・あま市周辺でのカバー工法の施工実績が豊富かどうかを確認しましょう。
実績が多いほど、ノウハウが蓄積されています。
資格の有無
外壁・屋根に関する専門的な資格(例:建築板金技能士、瓦屋根工事技士など)を持つ職人がいるかどうかも判断材料になります。
保証内容
施工後のアフターフォローや保証期間がしっかりしているかを確認しましょう。
・使用する材料について詳しく説明してくれるか
カバー工法で使用される外壁材や屋根材には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。
素材の種類
ガルバリウム鋼板、金属サイディング、窯業系サイディングなど、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく説明してくれる会社を選びましょう。
色やデザインの提案
あなたの家のイメージや周辺の景観に合わせた色やデザインの提案をしてくれるかどうかも重要です。
・近隣への配慮があるか
工事中は、騒音や振動、埃など、近隣住民の方にご迷惑をおかけする可能性があります。
挨拶回りの有無
工事前の近隣への挨拶回りや、工事中の配慮について、会社側から提案があるかを確認しましょう。
まとめ
外壁や屋根のメンテナンスは、単に見た目を良くするだけでなく、大切な家を長期間にわたって守るための重要な投資です。
もし、外壁のひび割れや色あせ、屋根の劣化が気になっているのであれば、ぜひ「外壁カバー工法」と「屋根カバー工法」も選択肢の一つとしてご検討ください。
「うちの家には塗装で十分かな?」「カバー工法の方がいいのかな?」
そんな疑問をお持ちでしたら、まずは地域の信頼できる専門会社に相談し、無料診断を受けてみることを強くお勧めします。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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