外壁塗装が必要な壁材を紹介します
2025.06.27 (Fri) 更新
外壁塗装が必要な壁材について
皆様のお住まいの「顔」である外壁、普段からじっくりと見ていらっしゃいますか？
「まだ大丈夫だろう」「塗装なんて先のことだ」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、外壁は常に雨風や紫外線に晒されており、私たちの想像以上に過酷な環境で家を守ってくれています。
実は、外壁の劣化を放置してしまうと、単に見た目が悪くなるだけでなく、雨漏りや家の構造部分の腐食など、取り返しのつかない大きな問題に発展してしまう可能性があるのです。
そこで、今回はなぜ外壁塗装が必要なのか？外壁塗装が必要な「サイン」を見逃さないチェックポイント、「サイディング」「モルタル」「ALC」「金属壁」主要な外壁材の種類と特徴
について説明していきます。
Contents
- なぜ外壁塗装が必要なのか？大切な家を守る外壁の役割
- ・雨水の浸入を防ぐ防水機能
- ・紫外線から家を守る保護機能
- ・カビやコケの発生を抑制する防汚機能
- ・遮熱・断熱効果で快適な室内環境を維持
- ・家の美観を保ち、資産価値を向上させる
- 外壁塗装が必要な「サイン」を見逃さない！セルフチェックポイント
- ・色褪せ・チョーキング（白亜化）
- ・ひび割れ（クラック）
- ・塗膜の剥がれ・膨れ
- ・カビ・コケ・藻の発生
- ・コーキング材の劣化
- ・外壁材の反り・浮き
- 【外壁材の種類別】特徴と塗装のタイミング
- ・サイディング（窯業系サイディング・金属系サイディング）
- ・モルタル
- ・ALC（軽量気泡コンクリート）
- ・金属壁（ガルバリウム鋼板・トタンなど）
- 津島市・愛西市・あま市で後悔しない外壁塗装のために
- まとめ：大切な家を長持ちさせるために、外壁塗装を検討しましょう
なぜ外壁塗装が必要なのか？大切な家を守る外壁の役割
外壁塗装は、単に家の美観を保つためだけに行うものではありません。
私たちの家を長持ちさせるために、非常に重要な役割を担っています。
・雨水の浸入を防ぐ防水機能
外壁塗装の一番大切な役割は、雨水から家を守ることです。
塗料は、塗装することで壁の表面に塗膜と呼ばれる膜を形成します。
この塗膜が雨水を弾き、壁の内部に浸入するのを防いでくれます。
もし塗膜が劣化して防水機能が失われると、雨水が壁の内部に染み込み、構造材を腐らせたり、カビやシロアリの発生原因になったりする可能性があります。
・紫外線から家を守る保護機能
紫外線は、塗料だけでなく、外壁材そのものにも大きなダメージを与えます。
塗装によって形成された塗膜は、紫外線から外壁材を保護し、劣化を遅らせる役割があります。
塗膜が劣化すると、外壁材が直接紫外線を浴び、ひび割れや変色、反りなどの症状が現れやすくなります。
・カビやコケの発生を抑制する防汚機能
最近の塗料には、カビやコケの発生を抑制する防藻・防カビ機能を持つものも多くあります。
これらの微生物は、外壁の美観を損ねるだけでなく、根を張ることで塗膜を傷つけ、防水機能の低下にも繋がります。
・遮熱・断熱効果で快適な室内環境を維持
一部の塗料には、太陽光を反射して室内の温度上昇を抑える「遮熱塗料」や、熱の伝わりを抑える「断熱塗料」があります。
これらの塗料を使用することで、夏場の冷房費や冬場の暖房費を抑え、快適な室内環境を保つことに貢献します。
津島市・愛西市・あま市は夏場に気温が高くなる地域ですので、遮熱塗料は特におすすめです。
・家の美観を保ち、資産価値を向上させる
やはり、家の見た目は非常に大切です。
古くなった外壁は、ひび割れや色褪せ、汚れなどでどうしてもみすぼらしく見えてしまいます。
外壁塗装をおこなう事で、新築のように美しく生まれ変わり、住む人の気持ちも明るくなります。
また、将来的に家を売却する際にも、美しくメンテナンスされた外壁は、家の資産価値を高める要素となります。
外壁塗装が必要な「サイン」を見逃さない！セルフチェックポイント
「うちの外壁、そろそろ塗装が必要かな？」と感じたら、まずはご自身で簡単にチェックできるポイントがあります。
津島市・愛西市・あま市にお住まいの皆様、ぜひご自宅の外壁をじっくりと観察してみてください。
・色褪せ・チョーキング（白亜化）
外壁を触ったときに白い粉が手に付くようなら、それは「チョーキング現象」です。
塗料の樹脂が紫外線などで分解され、顔料が粉状になって表面に現れる現象で、塗膜の劣化が進んでいるサインです。色褪せも同様に、塗膜の劣化を示す代表的な症状です。
・ひび割れ（クラック）
外壁に細いひび割れ（ヘアークラック）や、太いひび割れ（構造クラック）が発生している場合、塗膜だけでなく外壁材そのものにもダメージが及んでいる可能性があります。
特に太いひび割れは、雨水が内部に浸入する危険性が非常に高いため、早急な対応が必要です。
・塗膜の剥がれ・膨れ
塗膜が部分的に浮き上がって剥がれていたり、プクプクと膨らんでいたりする場合も、塗膜の密着性が失われ、劣化が進んでいるサインです。
この状態を放置すると、剥がれた部分から雨水が浸入しやすくなります。
・カビ・コケ・藻の発生
外壁の表面に緑色や黒色のカビ、コケ、藻が発生している場合は、日当たりが悪く湿気がこもりやすい場所や、塗膜の防水性が低下している証拠です。
美観を損ねるだけでなく、根を張って塗膜を傷つける原因にもなります。
・コーキング材の劣化
サイディングボードの目地や窓サッシの周りなどに使われている「コーキング材（シーリング材）」が、ひび割れたり、痩せたり、剥がれていたりする場合も要注意です。
コーキング材は外壁材の隙間を埋め、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を担っています。ここが劣化すると、雨漏りの原因になります。
・外壁材の反り・浮き
特にサイディングボードで多く見られるのが、外壁材自体が反ってしまったり、壁から浮いてしまったりする症状です。
これは外壁材の含水率の変化や、下地の劣化などが原因で起こります。
放置すると、雨水が浸入しやすくなるだけでなく、強風で外壁材が飛散する危険性もあります。
これらのサインが一つでも見られたら、外壁塗装を検討する時期が来ている可能性が高いです。
【外壁材の種類別】特徴と塗装のタイミング
津島市・愛西市・あま市のご家庭でよく使われている主要な外壁材の種類と、それぞれの特徴、そして塗装のタイミングについて詳しく解説します。
ご自宅の外壁がどのタイプか、確認しながら読み進めてみてください。
・サイディング（窯業系サイディング・金属系サイディング）
現在、日本の住宅で最も多く使われている外壁材が「サイディング」です。
工場で生産されたボード状の建材を、現場で張り合わせて施工します。
【窯業系サイディング】
セメント質と繊維質を主原料としたもので、デザインやカラーバリエーションが非常に豊富です。
レンガ調、石目調、木目調など、様々なデザインが楽しめます。
特徴
デザインが豊富、耐火性に優れる、比較的安価。
デメリット
定期的なコーキングのメンテナンスが必要、苔やカビが発生しやすい。
塗装のタイミング
新築から約7～10年が目安。チョーキング、色褪せ、ひび割れ、コーキングの劣化が見られたら検討。
【金属系サイディング】
ガルバリウム鋼板やアルミ、ステンレスなどを表面材としたもので、軽量で耐震性に優れています。
断熱材が裏打ちされているタイプも多く、断熱性も期待できます。
特徴
軽量で耐震性に優れる、断熱性が高い、凍害に強い。
デメリット
傷が付くと錆びやすい（ガルバリウム鋼板は錆びにくい）、デザインの選択肢が窯業系より少ない。
塗装のタイミング
新築から約10～20年が目安。塗膜の剥がれ、色褪せ、チョーキング、錆などが見られたら検討。
サイディングの塗装の注意点
サイディングは、ボード間の目地を埋める「コーキング材（シーリング材）」が非常に重要です。
塗料よりも劣化が早いため、外壁塗装の際には必ずコーキングの打ち替えや増し打ちを検討しましょう。
これを怠ると、せっかく塗装をしても隙間から雨水が浸入してしまう可能性があります。
・モルタル
昔ながらの住宅で多く見られるのが「モルタル壁」です。
セメントと砂と水を混ぜて練り上げたモルタルを、職人がコテで塗り上げて仕上げます。
塗装によって様々な表情を作り出すことができます。
特徴
意匠性が高い（職人の技術で多様な表現が可能）、防火性が高い、継ぎ目がないため雨漏りのリスクが低い（施工不良がなければ）。
デメリット
ひび割れが発生しやすい、工期が長い、職人の腕に仕上がりが左右される。
塗装のタイミング
新築から約8～10年が目安。
ヘアークラック（細いひび割れ）、太いひび割れ、塗膜の剥がれ、カビ・コケの発生などが見られたら検討。
モルタル壁の塗装の注意点
モルタル壁は、経年や建物の動きによってひび割れが発生しやすいという特徴があります。
塗装をおこなう際には、これらのひび割れを適切に補修することが非常に重要です。
ひび割れの状況によっては、弾力性のある「弾性塗料」を選ぶことで、今後のひび割れの発生を抑制する効果も期待できます。
・ALC（軽量気泡コンクリート）
ALCは、軽量気泡コンクリートの略で、セメント、生石灰、珪石などを主原料とし、内部に無数の気泡を含んだパネル状の外壁材です。
旭化成建材の「ヘーベルハウス」などで有名です。
特徴
断熱性・耐火性・遮音性に優れる、軽量で建物への負担が少ない。
デメリット
吸水性が高い（塗装による防水が不可欠）、ひび割れが発生しやすい、初期費用が高め。
塗装のタイミング
新築から約10～15年が目安。チョーキング、色褪せ、ひび割れ、塗膜の剥がれ、コーキングの劣化が見られたら検討。
ALCの塗装の注意点
ALCは吸水性が非常に高いため、塗装による防水が何よりも重要です。
塗膜が劣化して防水性が失われると、ALCパネルが水を吸い込み、断熱性能の低下や凍害による破損に繋がる可能性があります。
サイディングと同様に、パネル間のコーキング材の劣化にも注意し、塗装時に補修することが不可欠です。
・金属壁（ガルバリウム鋼板・トタンなど）
店舗や倉庫、近年ではモダンな住宅でも見られるのが「金属壁」です。
特に「ガルバリウム鋼板」は、耐久性やデザイン性から住宅外壁としても人気が高まっています。
特徴
軽量で耐震性に優れる、耐久性が高い（ガルバリウム鋼板）、意匠性が高い（ガルバリウム鋼板）。
デメリット
傷が付くと錆びる可能性がある（ガルバリウム鋼板は錆びにくい）、熱伝導率が高い（断熱材の裏打ちが必要）。
塗装のタイミング
新築から約10～20年が目安。塗膜の剥がれ、色褪せ、チョーキング、錆などが見られたら検討。
金属壁の塗装の注意点
金属壁の塗装は、下地の状態をよく確認することが重要です。
特に錆が発生している場合は、ケレン作業（錆落とし）を丁寧におこない、錆止め塗料を塗布するなど、適切な下地処理が不可欠です。
塗料の種類も、金属面にしっかりと密着するタイプを選ぶ必要があります。
津島市・愛西市・あま市で後悔しない外壁塗装のために
ここまで、外壁塗装の重要性や外壁材の種類について解説してきましたが、「結局、うちの外壁はどうすればいいの？」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
外壁の劣化状況や外壁材の種類は、一軒一軒異なります。
そして、塗装のタイミングや適切な塗料の選定は、専門的な知識と経験が必要です。
津島市・愛西市・あま市で外壁塗装を検討する際には、以下の点に注意して会社選びを進めることを強くお勧めします。
地域密着の信頼できる会社を選ぶ
津島市・愛西市・あま市に根ざした会社であれば、地域の気候や特性を理解しており、適切な提案をしてくれる可能性が高いです。
また、万が一のアフターフォローも安心です。
複数の会社から見積もりを取る
一社だけの見積もりで決めてしまうのは避けましょう。
複数の会社から見積もりを取ることで、費用や提案内容を比較検討でき、適正価格で工事を依頼することができます。
実績と経験が豊富な会社を選ぶ
外壁塗装は、職人の腕によって仕上がりが大きく左右されます。
これまでの施工実績が豊富で、経験豊富な職人が在籍している会社を選びましょう。
詳細な説明と見積もりを提供してくれるか
塗料の種類、工事内容、費用内訳など、分かりやすく丁寧に説明してくれる会社を選びましょう。
曖昧な説明や、極端に安い見積もりには注意が必要です。
アフターフォローや保証の有無を確認する
塗装工事は、完了後も万全ではありません。
何か問題が発生した際に、きちんと対応してくれるアフターフォローや保証制度があるかを確認しましょう。
まとめ：大切な家を長持ちさせるために、外壁塗装を検討しましょう
津島市・愛西市・あま市にお住まいの皆様、いかがでしたでしょうか？
外壁塗装は、決して安い買い物ではありません。
しかし、大切なご家族が快適に暮らす家を長く守り続けるためには、必要不可欠なメンテナンスです。
ご自宅の外壁に少しでも劣化のサインが見られたら、まずは専門家に見てもらうことをお勧めします。
無料診断をおこなっている会社も多くありますので、気軽に相談してみるのも良いでしょう。
早期発見・早期対応が、結果的に費用を抑え、家を長持ちさせる秘訣です。このブログ記事が、皆様の外壁塗装の検討に役立つことを願っています。
いかがでしたか？
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
津島市・あま市・愛西市で外壁塗装・屋根塗装でお悩みの方はお気軽にアートペインズにお問い合わせ下さい。
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