屋根塗装が必要な屋根材を紹介します
2025.07.07 (Mon) 更新
屋根塗装が必要な屋根材について
「最近、屋根の色褪せが気になるけど、うちの屋根って塗り替えが必要なの?」 「屋根って、どんな種類があるんだろう?」 「どこに頼んだらいいか分からないし、費用も心配…」
そんな疑問やお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
私たちの住まいを守ってくれる大切な屋根。
普段あまり意識することはありませんが、実は常に紫外線や雨風にさらされ、時間とともに少しずつ劣化が進んでいます。
屋根の劣化を放置してしまうと、雨漏りや家の構造部分へのダメージ、さらには大規模な修繕が必要になるなど、思わぬ大きな出費につながる可能性も。
そこで、今回は津島市・愛西市・あま市の皆様に、ご自宅の屋根塗装工事の必要性について説明していきます。
Contents
- 屋根塗装はなぜ必要?見逃せない劣化のサイン
- 【見逃せない屋根劣化のサイン】
- ・色褪せ・チョーキング現象(白化現象)
- ・コケ・カビ・藻の発生
- ・ひび割れ・欠け
- ・塗膜の剥がれ・浮き
- ・軒先の雨水のシミ・水の痕跡
- ご自宅の屋根はどのタイプ?主要な屋根材を徹底解説!
- 1. スレート瓦(コロニアル・カラーベスト)
- 2. セメント瓦(コンクリート瓦)
- 3. 金属屋根(ガルバリウム鋼板、トタンなど)
- 4. アスファルトシングル
- 屋根塗装工事のメリットとは?
- ・建物の寿命を延ばす
- ・雨漏りを防ぐ
- ・遮熱・断熱効果で快適な住環境に
- ・資産価値の維持・向上
- 津島市・愛西市・あま市で屋根塗装会社を選ぶ際のポイント
- ・地域密着型の会社を選ぶ
- ・複数の会社から見積もりを取る(相見積もり)
- ・資格や許可を確認する
- ・丁寧な説明と分かりやすい見積もり
- ・実績と評判を確認する
- ・保証内容を確認する
- ・強引な営業をしない会社を選ぶ
- まとめ
屋根塗装はなぜ必要?見逃せない劣化のサイン
「屋根の塗装って、見た目をきれいにするだけじゃないの?」そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、屋根塗装の目的は単なる美観の回復だけではありません。
屋根塗装は、屋根材の保護と機能維持という、とても重要な役割を担っています。
屋根は、一年を通して厳しい自然環境にさらされています。
真夏の強烈な日差しによる紫外線、台風や豪雨による雨風、冬場の積雪や凍結など、そのダメージは計り知れません。
これらの外的要因から屋根材を守っているのが、塗膜(塗料の膜)です。
塗膜が劣化すると、屋根材そのものが直接ダメージを受け、様々な不具合が発生する原因となります。
では、具体的にどのようなサインが見られたら屋根塗装を検討すべきなのでしょうか?
【見逃せない屋根劣化のサイン】
・色褪せ・チョーキング現象(白化現象)
最も分かりやすいサインの一つです。屋根の色が全体的に薄くなったり、まだらに変色したりします。
また、屋根を手で触ったときに、白い粉が付着する現象を「チョーキング現象」と呼びます。
これは塗膜が劣化し、顔料が粉状になって表面に浮き出ている状態です。
撥水効果が失われ、屋根材が水分を吸収しやすくなっているサインです。
・コケ・カビ・藻の発生
日当たりが悪い部分や、湿気がこもりやすい部分に、緑色のコケや黒っぽいカビ、藻が発生している場合も劣化のサインです。
これらが繁殖すると、屋根材の表面に水分が滞留しやすくなり、屋根材そのものの劣化を早めたり、根を張って屋根材を傷つけたりすることもあります。
・ひび割れ・欠け
屋根材に小さなひび割れや、一部が欠けている箇所が見られる場合、塗膜の保護機能が低下し、屋根材本体がダメージを受けている証拠です。
ひび割れから雨水が浸入し、雨漏りの原因となる可能性が高まります。
・塗膜の剥がれ・浮き
塗膜が部分的に剥がれていたり、プクプクと浮き上がっていたりする場合も、劣化が進んでいるサインです。
特に、金属屋根で塗膜が剥がれると、そこからサビが発生し、屋根材そのものの寿命を縮めてしまいます。
・軒先の雨水のシミ・水の痕跡
雨樋の詰まりや、屋根の防水機能が低下している場合、軒天や外壁に雨水のシミや水の流れた痕跡が見られることがあります。
これは雨漏りの初期症状である可能性も考えられます。
これらのサインは、屋根塗装を検討する時期が来ていることを示しています。
定期的にご自宅の屋根をチェックし、もし気になる症状が見られるようでしたら、早めに専門会社に相談することをお勧めします。
ご自宅の屋根はどのタイプ?主要な屋根材を徹底解説!
「うちの屋根って、一体何でできているんだろう?」
そう思われる方もいるかもしれません。
屋根材には様々な種類があり、それぞれに特徴やメンテナンス方法が異なります。
ここでは、津島市・愛西市・あま市の一般的な住宅でよく使われている屋根材を、分かりやすくご紹介します。
1. スレート瓦(コロニアル・カラーベスト)
【どんな屋根材?】
セメントと繊維質を混ぜて作られた薄い板状の屋根材で、「コロニアル」や「カラーベスト」という商品名で広く知られています。
軽くて施工しやすく、デザインや色のバリエーションが豊富なため、日本の住宅で最も普及している屋根材の一つです。
【特徴】
メリット:軽量で耐震性に優れる。費用が比較的安価。デザインや色の選択肢が豊富。
デメリット:塗膜の劣化が早く、定期的な塗装が必要。コケやカビが発生しやすい。ひび割れしやすい。
【塗装が必要なサイン・目安】
新築から約10年~15年が塗装の目安とされています。
前述の「色褪せ」「チョーキング現象」「コケ・カビの発生」「ひび割れ」が見られたら、塗装を検討する時期です。
特に、コケやカビが目立つ場合は、屋根材が水分を吸収しやすい状態になっている証拠なので注意が必要です。
【塗装のポイント】
スレート瓦の塗装では、下塗りでしっかり屋根材を強化し、吸水性を抑えることが重要です。
また、「縁切り」という工程も欠かせません。
これは、屋根材と屋根材の隙間に塗料が入り込んでしまうと、雨水の排出を妨げ、雨漏りの原因となるため、塗装後にその隙間を確保する作業です。
この作業を怠ると、せっかく塗装しても意味がなくなってしまうので、信頼できる施工会社に依頼することが大切です。
2. セメント瓦(コンクリート瓦)
【どんな屋根材?】
セメントと砂を主原料とし、プレス成形して作られた瓦です。
和瓦のような形状のものや、洋風のF型など様々なデザインがあります。
表面に塗装が施されており、その塗装が劣化すると塗り替えが必要になります。
【特徴】
メリット:重量があり安定感がある。防火性に優れる。耐久性が高い(適切なメンテナンスをおこなえば)。
デメリット:重量があるため、耐震性がやや劣る。塗装が劣化するとコケやカビが発生しやすい。定期的な塗装が必要。
【塗装が必要なサイン・目安】
新築から約10年~20年が塗装の目安とされています。
スレート瓦と同様に「色褪せ」「チョーキング現象」「コケ・カビの発生」が主なサインです。
特にセメント瓦は、塗膜が劣化すると吸水性が高まり、コケやカビが非常に発生しやすくなります。
【塗装のポイント】
セメント瓦もスレート瓦と同様に、吸水性が高いため、下塗りの役割が非常に重要です。
強力な下塗り材で屋根材をしっかり固め、上塗り塗料の密着性を高めることが長持ちさせる秘訣です。
塗料の選択肢も豊富なので、遮熱塗料などを選ぶことで、夏場の室温上昇を抑える効果も期待できます。
3. 金属屋根(ガルバリウム鋼板、トタンなど)
【どんな屋根材?】
その名の通り、金属で作られた屋根材です。
近年では、サビに強く耐久性の高い「ガルバリウム鋼板」が主流となっています。
軽量で加工しやすく、デザイン性も高いため、新築やリフォームで人気を集めています。
以前は「トタン屋根」もよく使われていました。
【特徴】
メリット:非常に軽量で耐震性に優れる。耐久性が高い(ガルバリウム鋼板の場合)。緩やかな勾配の屋根にも対応できる。
デメリット:熱伝導率が高く、夏場は屋根表面が熱くなりやすい。
雨音や雹の音が響きやすい(断熱材一体型などで軽減可能)。表面に傷がつくとサビが発生しやすい。
【塗装が必要なサイン・目安】
ガルバリウム鋼板の場合、通常はサビにくいですが、表面の塗膜が劣化すると色褪せやツヤの消失が見られます。
また、物理的な損傷や、傷がついた部分からサビが発生することがあります。
トタン屋根の場合は、より頻繁にサビが発生しやすいため、サビが目立つようになったら塗装の時期です。
ガルバリウム鋼板の塗装目安は、製品や環境によりますが15年~25年程度、トタン屋根は5年~10年程度が目安とされています。
【塗装のポイント】
金属屋根の塗装で最も重要なのは、サビ止め効果のある下塗り材の選定です。
既存のサビをしっかりと除去し、適切なサビ止めを施すことで、塗膜の密着性を高め、サビの再発生を防ぐことができます。
また、金属屋根の特性上、熱を吸収しやすいため、遮熱塗料を選ぶことで、夏場の室内温度上昇を抑制する効果が期待できます。
4. アスファルトシングル
【どんな屋根材?】
アスファルトを基材に、表面に石粒が吹き付けられたシート状の屋根材です。
北米で広く普及しており、日本では輸入住宅などで見かけることが多いです。
独特の風合いと、豊富なカラーバリエーションが魅力です。
【特徴】
メリット:軽量で耐震性に優れる。防水性が高い。瓦棒葺きなどの特殊な屋根形状にも対応可能。
デメリット:強風や積雪で石粒が剥がれやすい。表面の石粒が剥がれると紫外線による劣化が進みやすい。経年で反りや浮きが発生しやすい。
【塗装が必要なサイン・目安】
新築から約10年~20年が塗装の目安とされています。
表面の石粒が剥がれて下地のアスファルトが見えてきたり、全体的に色褪せが目立ったり、屋根材の反りや浮きが見られたら、塗装を検討する時期です。
コケやカビが発生することもあります。
【塗装のポイント】
アスファルトシングルは、他の屋根材とは異なる特性を持つため、専用の塗料を使用する必要があります。
石粒が剥がれている場合は、その部分を補修してから塗装をおこないます。
塗料の密着性を高めるための下地処理が非常に重要です。
また、石粒が剥がれることによって屋根材本体が紫外線にさらされやすくなるため、塗膜でしっかりと保護することが長持ちの秘訣です。
屋根塗装工事のメリットとは?
ここまで、屋根材の種類と塗装のサインについて見てきましたが、改めて屋根塗装工事をおこなう事で得られる具体的なメリットをまとめてみましょう。
・建物の寿命を延ばす
屋根材を保護することで、雨水や紫外線、風雨によるダメージから家全体を守り、建物の耐久性を向上させます。
結果的に、大規模な修繕費用を抑え、住まいの寿命を延ばすことにつながります。
・雨漏りを防ぐ
塗膜の劣化は、屋根材のひび割れや欠け、防水機能の低下を招き、雨漏りの原因となります。
適切な時期に塗装をおこなう事で、雨水の浸入を防ぎ、大切な住まいを雨漏りから守ります。
・住まいの美観を回復・向上させる
色褪せやコケ・カビなどで汚れてしまった屋根も、塗装によって新築時のように美しく蘇ります。
住まい全体の印象が明るくなり、気分も一新されます。
・遮熱・断熱効果で快適な住環境に
遮熱塗料や断熱塗料を選ぶことで、夏場は屋根表面の温度上昇を抑え、室内の温度上昇を軽減します。
冬場は室内の熱が逃げるのを防ぎ、冷暖房効率を高める効果が期待できます。
電気代の節約にもつながる、嬉しいメリットです。
・資産価値の維持・向上
定期的なメンテナンスがいき届いた家は、見た目もきれいで、資産価値も維持されやすくなります。
将来的に売却などを検討する際にも有利に働く可能性があります。
屋根塗装は、決して安い買い物ではありません。
しかし、その費用は、将来的に発生するかもしれない大きな修繕費用や、雨漏りによる被害の拡大を防ぐための「投資」と考えることができます。
津島市・愛西市・あま市で屋根塗装会社を選ぶ際のポイント
いざ屋根塗装をしよう!と思っても、どの会社に頼めば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
津島市・愛西市・あま市で信頼できる会社を選ぶためのポイントをご紹介します。
・地域密着型の会社を選ぶ
津島市、愛西市、あま市に拠点を持つ地域密着型の会社は、その地域の気候や風土を熟知しており、適切な施工方法や塗料の提案をしてくれる可能性が高いです。
また、何かあった際に迅速な対応が期待でき、アフターフォローも手厚い傾向にあります。
・複数の会社から見積もりを取る(相見積もり)
最低でも3社程度の会社から見積もりを取ることをお勧めします。
見積もり内容を比較することで、適正価格や工事内容の妥当性を判断しやすくなります。
価格だけでなく、工事内容や塗料の種類、保証内容なども細かく確認しましょう。
・資格や許可を確認する
建設業許可や、塗装に関する専門資格(一級塗装技能士など)を持っている会社であれば、一定の技術力と信頼性があると考えられます。
必ずしも必須ではありませんが、判断材料の一つになります。
・丁寧な説明と分かりやすい見積もり
専門用語を多用せず、素人にも分かりやすく工事内容や使用する塗料について説明してくれる会社を選びましょう。
見積もり書も、一式表記ではなく、各工程や材料費が明確に記載されているか確認しましょう。
・実績と評判を確認する
過去の施工事例や、お客様の声、口コミなどを確認してみましょう。
ホームページやSNSなども参考になります。実際にその会社に依頼した人の生の声は、非常に参考になります。
・保証内容を確認する
万が一、塗装後に不具合が発生した場合に備えて、保証期間や保証内容が明確に提示されているかを確認しましょう。
口頭での約束だけでなく、書面で保証内容が記載されていることが重要です。
・強引な営業をしない会社を選ぶ
「今すぐ決めないと損する!」といった強引な営業をしてくる会社には注意が必要です。
焦らず、じっくり検討できる時間を与えてくれる会社を選びましょう。
これらのポイントを踏まえて、後悔のない会社選びをしてくださいね。
まとめ
屋根は、私たちの暮らしを守る大切な盾です。
普段は見えにくい場所だからこそ、劣化のサインを見逃さず、適切な時期にメンテナンスをおこなう事が、住まいを長持ちさせ、快適な暮らしを維持するために不可欠です。
「うちの屋根は大丈夫かな?」と少しでも不安に感じたら、まずは津島市・愛西市・あま市を拠点とする、信頼できる専門会社に相談してみることをお勧めします。
無料点検をおこなっている会社も多いので、気軽に問い合わせてみましょう。
早期発見・早期対応が、結果的に住まいの健康を保ち、大きな出費を抑えることにつながります。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
津島市・あま市・愛西市で外壁塗装・屋根塗装でお悩みの方はお気軽にアートペインズにお問い合わせ下さい。
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※お電話での受付もお待ちしておりますのでお気軽にご連絡ください!!