外壁塗装が必要な外壁2 モルタル材
2025.06.29 (Sun) 更新
モルタル材について
皆さんの大切なお住まいの外壁、ふと見上げて「あれ?ひび割れがあるな」「色褪せてきたかな」と感じたことはありませんか?
特に、もしお住まいの外壁が「モルタル」でできているなら、今回の記事はぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
「モルタルって何?」 「うちの家、モルタルなの?」 「外壁塗装って本当に必要なの?」そんな疑問もあると思います。
そこで、今回はモルタル外壁について説明していきます。
Contents
- 「モルタル」って一体何?身近なあの素材が外壁に!
- モルタル外壁がどうして外壁塗装が必要なの?知られざる「弱点」とは
- ・表面のひび割れ(クラック)
- ・塗膜の劣化・チョーキング現象
- ・コケやカビの発生
- ・ 塗膜の剥がれ・浮き
- 外壁塗装は「家の健康診断」!見逃せない役割とメリット
- ・ 防水性の向上:雨水の侵入を防ぎ、家を守る!
- ・ 外壁材の保護:紫外線や風雨から外壁を守る!
- ・美観の回復・向上:新築のような輝きを取り戻す!
- ・ 機能性の付加:暮らしをより快適に!
- 我が家の外壁、いつ塗装するべき?モルタル外壁の適切なメンテナンス時期
- ・モルタル外壁の一般的な寿命と塗装目安
- ・見逃さないで!外壁塗装が必要な「サイン」
- 津島市・愛西市・あま市で施工会社を選ぶポイント:地域密着型が安心の理由
- ・地域密着型の会社を選ぶメリット
- ・会社選びのチェックポイント
- まとめ:外壁塗装は未来への投資!大切な家を守るために
「モルタル」って一体何?身近なあの素材が外壁に!
モルタルとは、セメント、砂、そして水を混ぜて作られる建築材料のことです。
イメージとしては、コンクリートに似ていますが、コンクリートがセメント、砂、砂利、水を混ぜて作られるのに対し、モルタルには砂利が入っていません。
そのため、コンクリートよりも滑らかな仕上がりが特徴です。
「え、それが家の外壁に使われているの?」と思われるかもしれません。
モルタルは、その施工性の高さや、独特の風合いを出せることから、昔から日本の住宅の外壁材として広く用いられてきました。
モルタル外壁は、現場で職人さんが手作業で塗っていくため、サイディングボードのように継ぎ目がなく、美しい一体感のある仕上がりが魅力です。
また、デザインの自由度が高く、コテの跡を活かした「吹き付けタイル仕上げ」や、凹凸をつけた「リシン吹き付け仕上げ」など、様々な表情を作り出すことができます。
津島市、愛西市、あま市でも、築年数の経ったお宅や、個性的なデザインのお宅でモルタル外壁を見かけることは少なくありません。
もしご自宅の外壁に継ぎ目がなく、塗り壁のような風合いであれば、モルタル外壁である可能性が高いです。
モルタル外壁がどうして外壁塗装が必要なの?知られざる「弱点」とは
美しい仕上がりや自由なデザインが魅力のモルタル外壁ですが、実はその構造ゆえに、いくつかの「弱点」を抱えています。
この弱点こそが、定期的な外壁塗装を必要とする大きな理由なのです。
モルタル外壁は、セメントと砂を主成分としているため、非常に硬い素材です。
しかし、その硬さゆえに、次のような劣化症状が現れやすい傾向にあります。
・表面のひび割れ(クラック)
モルタルは、気温の変化や建物の揺れなどによって伸縮を繰り返します。
この伸縮に耐えきれなくなると、表面にひび割れ(クラック)が発生します。
ヘアークラック(髪の毛のような細いひび割れ)や構造クラック(建物の構造部分にまで達する深いひび割れ)といった種類があります。
ヘアークラックであればすぐに大きな問題になることは少ないですが、放置すると雨水が侵入し、構造クラックへと発展する可能性もあります。
・塗膜の劣化・チョーキング現象
モルタル外壁の表面には、通常、保護と美観のために塗料が塗られています。
この塗料(塗膜)は、紫外線や雨風に常にさらされているため、時間の経過とともに劣化していきます。
劣化のサインとして分かりやすいのが「チョーキング現象」です。
これは、外壁を手で触ると白い粉がつく現象のこと。
塗料の樹脂成分が分解され、顔料が粉状になって表面に浮き出てくることで起こります。
チョーキング現象は、塗膜の保護機能が低下している証拠であり、外壁塗装の時期が近づいているサインと考えて良いでしょう。
・コケやカビの発生
津島市、愛西市、あま市は、比較的温暖で湿度が高い地域です。
このような環境では、モルタル外壁にコケやカビが発生しやすくなります。
特に、日当たりが悪い場所や、風通しが悪い場所では、緑色のコケや黒ずんだカビが目立つようになることがあります。
コケやカビは、見た目を損なうだけでなく、モルタル外壁の表面に根を張り、外壁材の劣化を早める原因にもなります。
・ 塗膜の剥がれ・浮き
塗膜が劣化すると、部分的に剥がれたり、浮いてきたりすることがあります。
これは、塗膜の密着力が低下している証拠です。
塗膜が剥がれると、モルタル外壁本体が直接雨風にさらされることになり、さらなる劣化を招いてしまいます。
これらの劣化症状は、放っておくとお住まいの耐久性を大きく低下させてしまう可能性があります。
外壁塗装は「家の健康診断」!見逃せない役割とメリット
「ひび割れくらいなら大丈夫じゃない?」 「塗り替えって高いんでしょ?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、外壁塗装は単なる美観の維持だけではありません。
まさに「家の健康診断」であり、お住まいを長持ちさせるための重要なメンテナンスなのです。
外壁塗装には、大きく分けて次の3つの重要な役割と、それに伴うメリットがあります。
・ 防水性の向上:雨水の侵入を防ぎ、家を守る!
最も重要な役割の一つが、防水性の向上です。
前述したように、モルタル外壁はひび割れが発生しやすい性質を持っています。
小さなひび割れでも、そこから雨水が侵入すると、モルタル内部や、さらに奥の構造材を腐食させてしまう可能性があります。
新しい塗料は、高い防水性を持っています。
塗膜が外壁全体を覆うことで、雨水の侵入を防ぎ、カビや腐食、シロアリの発生などを抑制し、お住まいの構造体を守ることができます。
これは、津島市、愛西市、あま市の地域特性である降雨量も考慮すると、非常に重要なポイントです。
・ 外壁材の保護:紫外線や風雨から外壁を守る!
外壁は、常に紫外線や雨風、排気ガスといった過酷な環境にさらされています。
外壁塗装によって形成される塗膜は、これらの外的要因からモルタル外壁本体を保護する役割を担っています。
劣化した塗膜を塗り替えることで、外壁材へのダメージを軽減し、モルタル外壁自体の寿命を延ばすことができます。
これにより、将来的な大規模な補修工事を回避し、結果的に修繕コストを抑えることにも繋がります。
・美観の回復・向上:新築のような輝きを取り戻す!
外壁塗装の分かりやすいメリットとして、美観の回復があります。
色褪せ、チョーキング、コケやカビで汚れてしまった外壁を塗り替えることで、まるで新築時のような輝きを取り戻すことができます。
また、色を変えることで、お住まいの印象を大きく変えることも可能です。
ガラッとイメージチェンジを図ったり、周囲の景観に合わせた落ち着いた色合いにしたりと、選択肢は無限大です。
ご自宅への愛着もより一層深まることでしょう。
・ 機能性の付加:暮らしをより快適に!
最近の塗料には、様々な高機能塗料が登場しています。
遮熱塗料
太陽光を反射し、室内の温度上昇を抑える効果があります。夏の冷房費節約に貢献します。
断熱塗料
熱の移動を抑制し、冬の暖房効率を高めます。
低汚染塗料
雨水が汚れを洗い流し、外壁の美しさを長期間保ちます。
防カビ・防藻塗料
カビや藻の発生を抑制し、美観を維持します。
津島市、愛西市、あま市は夏は暑く、冬は冷え込む地域です。
遮熱塗料や断熱塗料を選ぶことで、一年を通して快適な室内環境を保ち、電気代の節約にも繋がる可能性があります。
我が家の外壁、いつ塗装するべき?モルタル外壁の適切なメンテナンス時期
では、具体的に「いつ」外壁塗装をすれば良いのでしょうか?
モルタル外壁の寿命や劣化症状、そして塗料の種類によっても異なりますが、一般的な目安とサインをご紹介します。
・モルタル外壁の一般的な寿命と塗装目安
モルタル外壁自体の寿命は、適切なメンテナンスをおこなっていれば50年以上と言われることもありますが、その表面を保護している塗膜の寿命は、塗料の種類によって大きく異なります。
アクリル塗料:5~7年
ウレタン塗料:8~10年
シリコン塗料:10~15年
ラジカル制御型塗料:12~16年
フッ素塗料:15~20年
無機塗料:20~25年以上
これらの期間はあくまで目安であり、日当たりや風通し、立地環境によっても変動します。
例えば、津島市、愛西市、あま市の海に近い地域や、交通量の多い道路沿いの家などは、劣化が早まる傾向にあります。
一般的には、新築から約10年を目安に、一度専門業者に点検してもらうことをお勧めします。
そして、その後も10年程度を目安に定期的な点検と、必要に応じた外壁塗装を検討するのが良いでしょう。
・見逃さないで!外壁塗装が必要な「サイン」
上記でご紹介した劣化症状は、外壁塗装が必要な具体的なサインです。
ご自宅の外壁をチェックして、これらのサインが出ていないか確認してみましょう。
チョーキング現象(手で触ると白い粉がつく)
最も分かりやすいサインの一つです。
ひび割れ(クラック)
特に0.3mm以上のひび割れは注意が必要です。指の爪が入るような深いひび割れは緊急性が高いです。
塗膜の膨れや剥がれ
塗膜の密着力が低下している証拠です。
コケ、カビ、藻の発生
日当たりが悪く、湿気がこもりやすい場所で発生しやすいです。
色褪せ
外壁全体の色が薄くなり、くすんで見える場合は、塗膜の保護機能が低下している可能性があります。
シーリング(コーキング)の劣化
モルタル外壁には通常シーリング材は使われませんが、窓のサッシ周りなどにはシーリング材が使用されています。
ひび割れや硬化が見られたら、外壁塗装と合わせて補修を検討しましょう。
これらのサインが複数見られる場合は、かなり劣化が進行している可能性が高いです。
早めに専門会社に相談し、無料診断を受けることを強くお勧めします。
津島市・愛西市・あま市で施工会社を選ぶポイント:地域密着型が安心の理由
外壁塗装は、決して安価な買い物ではありません。
だからこそ、信頼できる会社を選ぶことが非常に重要です。
津島市、愛西市、あま市にお住まいの方が会社を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
・地域密着型の会社を選ぶメリット
津島市、愛西市、あま市といった地域に根ざした会社を選ぶことには、多くのメリットがあります。
地域の気候や特性を熟知している
津島市、愛西市、あま市の気候は、夏は高温多湿、冬は比較的乾燥するといった特徴があります。
地域密着型の会社は、その地域の気候に合わせた塗料の選定や施工方法を提案してくれます。
例えば、湿気が多い地域では防カビ性の高い塗料を推奨するなど、適切なアドバイスが期待できます。
迅速な対応が可能
何かトラブルがあった際や、アフターフォローが必要な場合に、すぐに駆けつけてもらいやすいです。
信頼関係を築きやすい
顔の見える関係で、地域での評判も重視するため、丁寧な対応が期待できます。
中間マージンが発生しない
大手ハウスメーカーの下請け業者ではなく、自社施工の地域密着型会社であれば、中間マージンが発生せず、費用を抑えられる可能性があります。
・会社選びのチェックポイント
施工実績の豊富さ
モルタル外壁の塗装経験が豊富か、ホームページやSNSなどで実績を確認しましょう。
資格・許可の有無
建設業許可や、塗装に関する専門資格(一級塗装技能士など)を持っているか確認しましょう。
見積もりの内容
詳細な見積もりを出してくれるか、不明な点がないか確認しましょう。
一式工事ではなく、塗料の種類、下地処理の工程、塗布量など、細かく記載されているのが理想です。
保証内容
施工後の保証期間や内容が明確か確認しましょう。
担当者の対応
親身になって相談に乗ってくれるか、専門用語を多用せず分かりやすく説明してくれるかなど、担当者の人柄も重要です。
口コミ・評判
実際に利用した人の口コミや評判も参考にしましょう。
複数の会社から相見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。
安さだけで選ぶのではなく、上記のポイントを総合的に判断して、最も信頼できると感じた会社に依頼しましょう。
まとめ:外壁塗装は未来への投資!大切な家を守るために
モルタル外壁は、その独特の風合いとデザイン性で、多くの住宅に採用されています。
しかし、その構造ゆえに、ひび割れやチョーキングといった劣化症状が現れやすいのも事実です。
これらのサインを見逃さず、適切な時期に外壁塗装をおこなう事が、皆様の大切なお住まいを長持ちさせるために不可欠です。
外壁塗装は、単なる修繕工事ではありません。
それは、お住まいの資産価値を維持し、将来の大きな修繕費用を抑えるための「未来への投資」です。
そして何よりも、ご家族が安全で快適に暮らせる住環境を守るための重要なメンテナンスなのです。
もし、ご自宅のモルタル外壁に気になる症状が見られるようでしたら、ぜひこの機会に専門会社へ相談してみてください。
津島市、愛西市、あま市の地域に根ざした優良な塗装会社であれば、きっと皆さんの疑問や不安に寄り添い、最適な提案をしてくれるはずです。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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