塗装工事にオススメな塗料6 クリヤー塗料
2025.07.21 (Mon) 更新
クリヤー塗料について
「そろそろ外壁塗装の時期かな…」 津島市、愛西市、あま市にお住まいの皆様、外壁の傷みや色褪せが気になり始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁塗装は、住まいを美しく保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る大切なメンテナンスです。
しかし、外壁塗装と一口に言っても、塗料の種類は星の数ほどあり、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよ。
特に最近、「クリヤー塗料」という言葉を耳にする機会が増えた方もいらっしゃるかもしれません。
「クリヤー塗料って何?」「うちの外壁にも使えるの?」「メリットやデメリットは?」そんな疑問をお持ちの方もいると思いいます。
そこで、今回は住宅塗装で注目されている「クリヤー塗料」について説明していきます。
Contents
- クリヤー塗料とは?~外壁の「美しさ」をそのまま活かす透明な塗料~
- なぜ今、クリヤー塗料が注目されているのか?
- クリヤー塗料のメリット・デメリットを徹底比較!
- 1. クリヤー塗料のメリット
- 2. クリヤー塗料のデメリット・注意点
- クリヤー塗料が「向いている家」と「向いていない家」
- 1. クリヤー塗料が「向いている家」
- 2. クリヤー塗料が「向いていない家」
- クリヤー塗料の種類と耐久年数・費用相場
- ・アクリルクリヤー
- ・ウレタンクリヤー
- ・シリコンクリヤー
- ・フッ素クリヤー
- ・無機クリヤー
- クリヤー塗料で失敗しないためのポイント
- 1. 塗装前の「外壁診断」が最も重要!
- 2. 信頼できる塗装会社選び
- まとめ~津島市・愛西市・あま市で理想の外壁塗装を~
クリヤー塗料とは?~外壁の「美しさ」をそのまま活かす透明な塗料~
まず、クリヤー塗料とはどのような塗料なのでしょうか。
一般的な外壁塗料は、顔料という色のもとになる成分が含まれており、塗ることで外壁の色を塗り替えます。
一方、クリヤー塗料は、その名の通り「透明」な塗料です。
「透明なのに、外壁を塗る意味があるの?」 そう思われるかもしれません。
しかし、クリヤー塗料の最大の特長は「現在の外壁の美しいデザインや模様をそのまま活かしながら、保護効果を与えることができる」という点にあります。
例えば、サイディングボードの外壁には、石目調やレンガ調、木目調など、様々な意匠性の高いデザインが施されています。
せっかくこだわって選んだ外壁のデザインを、塗りつぶしてしまいたくないと考える方も少なくありません。
クリヤー塗料は、そうした方々の願いを叶える塗料なのです。
まるで、スマートフォンに貼る保護フィルムのように、外壁の上に透明な膜を一枚張るようなイメージです。
この透明な膜が、紫外線や雨水から外壁を守り、劣化を防ぎます。
なぜ今、クリヤー塗料が注目されているのか?
クリヤー塗料が近年注目を集めている背景には、いくつかの理由があります。
デザイン性の高い外壁の増加
近年の住宅は、サイディングボードの進化により、非常にデザイン性の高い外壁が増えました。
新築時の美しい外観を長く保ちたいというニーズが高まっています。
「塗り替え」ではなく「保護」の概念
従来の「塗り替える」という発想から、現在のデザインを「保護する」という新たな選択肢としてクリヤー塗料が認識されるようになりました。
耐久性の向上
クリヤー塗料も日々進化しており、フッ素系や無機系といった高耐久なクリヤー塗料が登場しています。
これにより、一度塗装すれば長期間にわたって外壁を保護できるようになりました。
中古住宅の価値向上
中古住宅市場においても、外壁のデザインを活かしたままメンテナンスすることで、物件の魅力を高めることができるため、クリヤー塗料の需要が増えています。
津島市、愛西市、あま市でも、新築時にこだわりの外壁を選ばれた住宅が多く見受けられます。
そうしたお住まいにとって、クリヤー塗料は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
クリヤー塗料のメリット・デメリットを徹底比較!
どんな優れた塗料にも、メリットとデメリットが存在します。クリヤー塗料を選ぶ際には、これらの点をしっかり理解しておくことが重要です。
1. クリヤー塗料のメリット
外壁のデザインをそのまま活かせる
これがクリヤー塗料最大のメリットです。
レンガ調、石目調、木目調など、現在の外壁の美しい模様や色合いを一切変えることなく、新築時のように蘇らせることができます。
サイディングボードの目地部分も、塗りつぶすことなくそのままの状態を保てます。
新築時のようなツヤと輝きを取り戻せる
経年劣化した外壁は、ツヤがなくなりくすんで見えがちです。
クリヤー塗料を塗布することで、新築時の美しいツヤと輝きを取り戻し、まるで新築のような印象になります。
チョーキング現象の発生を抑える
チョーキング現象とは、外壁表面が粉状になる現象で、塗料の劣化サインの一つです。
クリヤー塗料は、塗膜で外壁を覆うため、このチョーキング現象の発生を大幅に抑えることができます。
防汚性・防水性の向上
塗膜が形成されることで、雨水や汚れが外壁に直接付着するのを防ぎます。
これにより、カビやコケの発生も抑制し、外壁を清潔に保ちやすくなります。
耐久性の向上
高品質なクリヤー塗料、特にフッ素系や無機系のクリヤー塗料は、紫外線や雨風に対する耐性が非常に高く、一般的な塗料と同等かそれ以上の耐久性を誇ります。
これにより、次回の塗り替えまでの期間を長くすることができます。
2. クリヤー塗料のデメリット・注意点
下地の状態に仕上がりが左右される
クリヤー塗料は透明なため、外壁のひび割れや汚れ、色褪せなどがそのまま透けて見えてしまいます。
下地の劣化が激しい場合は、クリヤー塗料ではカバーしきれず、かえって劣化が目立ってしまう可能性があります。
対策
塗装前に専門会社による徹底した下地補修や高圧洗浄が不可欠です。
劣化が進行している場合は、クリヤー塗料ではなく、色を付ける塗料での塗り替えを検討する必要があります。
色を変えたい場合には不向き
当然のことながら、クリヤー塗料は透明なため、外壁の色を変えることはできません。
「外壁の色を変えてイメージチェンジしたい」という場合には、クリヤー塗料は選択肢から外れます。
施工できる外壁に限りがある
基本的に、サイディングボードなどの意匠性の高い外壁に適しています。
モルタル壁やリシン壁など、元々凹凸が少なく意匠性が限定的な外壁には、クリヤー塗料のメリットを最大限に活かすことが難しい場合があります。
ツヤ消しタイプが少ない
一般的なクリヤー塗料は、ツヤありタイプが主流です。
最近はツヤ消しタイプも増えてきましたが、選択肢はまだ限られています。
ツヤを抑えた落ち着いた雰囲気にしたい場合は、施工会社とよく相談する必要があります。
費用が割高になる傾向がある
使用する塗料の種類にもよりますが、高耐久なフッ素系や無機系のクリヤー塗料は、一般的なシリコン塗料などに比べて材料費が高くなる傾向があります。
しかし、耐久性が高い分、長期的に見ればメンテナンスコストを抑えられる可能性もあります。
これらのメリット・デメリットを踏まえ、ご自身の外壁の状態や「どうしたいか」というご希望を明確にすることで、クリヤー塗料が最適な選択肢かどうかを判断できます。
クリヤー塗料が「向いている家」と「向いていない家」
クリヤー塗料のメリット・デメリットを踏まえ、具体的にどのようなお家にクリヤー塗料が向いているのか、また向いていないのかを見ていきましょう。
1. クリヤー塗料が「向いている家」
新築時のデザインをそのまま残したい方
最も大きなポイントです。
サイディングボードのデザインを気に入っていて、その意匠性を損なわずに保護したい場合に最適です。
築年数が浅く、外壁の劣化が少ない家
外壁に大きなひび割れや深い傷、著しい色褪せがない状態であれば、クリヤー塗料の透明性を最大限に活かすことができます。
新築から10年以内など、最初の塗り替えを検討されているお宅に特に向いています。
外壁のチョーキング現象があまり見られない家
チョーキングがひどい場合は、色付きの塗料で隠す方が良い場合もあります。
外壁材の模様や凹凸が美しい家
石目調、レンガ調、木目調など、サイディングボード自体のデザインが美しい家は、クリヤー塗料を塗ることでその美しさを際立たせることができます。
2. クリヤー塗料が「向いていない家」
外壁に大きなひび割れ、欠損がある家
透明な塗料では、これらの劣化は隠せません。むしろ、かえって目立ってしまう可能性があります。
著しい色褪せや変色が見られる家
紫外線による色褪せが広範囲に及んでいる場合、クリヤー塗料を塗っても改善されず、劣化が目立つことがあります。
カビやコケが広範囲に発生している家
高圧洗浄で除去しきれないような頑固なカビやコケがある場合、クリヤー塗料では隠せません。
「外壁の色を変えてイメージチェンジしたい」と考えている方
当然ですが、クリヤー塗料は透明なので、色の変更はできません。
モルタル壁など、意匠性の低い外壁の家
クリヤー塗料の大きなメリットである「デザインを活かす」という点が活かせないため、費用対効果が低い場合があります。
ご自身の家の状態を客観的に判断することが難しい場合は、後述する信頼できる塗装会社に相談し、診断してもらうことを強くお勧めします。
クリヤー塗料の種類と耐久年数・費用相場
クリヤー塗料も、一般的な塗料と同様に、主成分によっていくつかの種類に分けられます。
種類によって耐久年数や費用も異なりますので、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
・アクリルクリヤー
耐久年数(目安):3
費用相場(1㎡あたり):
特徴:
・ウレタンクリヤー
耐久年数(目安):
費用相場(1㎡あたり):
特徴:
・シリコンクリヤー
耐久年数(目安):
費用相場(1㎡あたり):
特徴:
・フッ素クリヤー
耐久年数(目安):
費用相場(1㎡あたり):
特徴:
・無機クリヤー
耐久年数(目安):
費用相場(1㎡あたり):
特徴:
【注意点】
上記の費用相場はあくまで目安です。
実際の費用は、建物の大きさ、外壁の劣化状況、足場の設置費用、下地処理の費用、選ぶ会社によって大きく変動します。
津島市、愛西市、あま市で住宅塗装を検討される際には、複数の会社から見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。
その際、見積もり内容が具体的に記載されているか、どのような塗料を使うのか、保証内容はどうなっているのかなどをしっかりと確認しましょう。
クリヤー塗料で失敗しないためのポイント
クリヤー塗料は非常に魅力的な選択肢ですが、その特性上、施工前の判断と、信頼できる会社選びが非常に重要です。
1. 塗装前の「外壁診断」が最も重要!
クリヤー塗料は透明なため、外壁の劣化状態がそのまま仕上がりに影響します。
そのため、塗装前に専門家による徹底した外壁診断を受けることが何よりも重要です。
劣化状況の確認
ひび割れ、欠損、チョーキングの程度、コケやカビの有無、色褪せの進行具合などを細かく診断してもらいましょう。
クリヤー塗料の適否判断
診断結果に基づいて、クリヤー塗料が適しているのか、それとも色付きの塗料の方が良いのか、専門家から具体的なアドバイスをもらいましょう。
無理にクリヤー塗料を勧める会社ではなく、お客様の状況に合わせた提案をしてくれる会社を選ぶことが大切です。
2. 信頼できる塗装会社選び
津島市、愛西市、あま市には多くの塗装会社がありますが、クリヤー塗料の施工実績が豊富で、専門知識を持った会社を選ぶことが成功の鍵です。
施工実績の確認
クリヤー塗料の施工実績が豊富か、事例写真などを見せてもらいましょう。
丁寧な診断と説明
現状の外壁の状態を丁寧に診断し、クリヤー塗料のメリット・デメリット、そしてなぜその塗料が適しているのかを、専門知識のない方にもわかりやすく説明してくれる会社を選びましょう。
見積もりの内訳の明確さ
使用する塗料のメーカー名、製品名、数量、下地処理の内容、足場代など、見積もり内容が具体的に記載されているか確認しましょう。
「一式」などの曖昧な表記が多い場合は注意が必要です。
保証内容の確認
施工後の保証期間や内容が明確か確認しましょう。
地域密着の会社
津島市、愛西市、あま市に密着した会社であれば、地域の気候や外壁の劣化状況にも詳しく、迅速な対応が期待できます。
まとめ~津島市・愛西市・あま市で理想の外壁塗装を~
津島市、愛西市、あま市にお住まいの皆様にとって、外壁塗装は大切な住まいを守るための重要な投資です。
特にクリヤー塗料は、現在の外壁の美しさをそのまま活かしたい、新築時の輝きを取り戻したいという方に最適な選択肢となり得ます。
しかし、その効果を最大限に引き出すためには、お住まいの外壁の状態を正確に把握し、最適な塗料を選び、そして何よりも信頼できる塗装会社に依頼することが不可欠です。
もし、クリヤー塗料にご興味をお持ちでしたら、まずは専門家や専門会社に相談し、無料の外壁診断を受けてみることをお勧めします。
大切な住まいを長く、美しく保つために、クリヤー塗料という選択肢もぜひご検討ください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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