「雨漏りかも!」と思ったら対策を! 対策3:シーリング工事について
2025.07.04 (Fri) 更新
「雨漏りかも!」と思ったら対策を! 対策3:シーリング工事について
津島市、愛西市、あま市にお住まいの皆様、梅雨の時期になると、ご自宅の雨漏りでお悩みではありませんか?
「まさかうちが…」「どこに相談すればいいかわからない」と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回は津島市・愛西市・あま市で梅雨時期に起こりやすい住宅の雨漏りの原因と、その有効な対策であるシーリング工事について説明していきます。
Contents
- 梅雨時期の雨漏り、その原因とシーリング工事の重要性
- 【梅雨時期の雨漏り、なぜ発生しやすいのか?】
- ・経年劣化による建材の損傷
- ・施工不良
- ・自然災害の影響
- ・排水経路の詰まり
- 【雨漏りのサインを見逃さない!】
- 雨漏り対策の切り札!「シーリング工事」とは?
- ・シーリング工事の役割と重要性
- ・シーリング工事の種類
- ・シーリング材の種類と選び方
- ・シーリング工事の費用と耐用年数
- 雨漏り修理会社の選び方:津島市・愛西市・あま市で信頼できる会社を見つけるポイント
- ・地元の実績と評判を確認する
- ・複数の会社から相見積もりを取る
- ・詳細な調査と原因究明をしっかりおこなう会社を選ぶ
- ・専門的な資格や許可を持っているか確認する
- ・保証やアフターサービスが充実しているか
- ・契約前に書面で内容を確認する
- ・担当者の対応や説明が丁寧か
- 今からできる予防策
- まとめ:津島市・愛西市・あま市の皆様へ、安心の住まいを
梅雨時期の雨漏り、その原因とシーリング工事の重要性
愛知県西部に位置する津島市、愛西市、あま市は、自然豊かで住みやすい地域です。
しかし、この地域も例外なく、日本の気候特有の「梅雨」の影響を受けます。
じめじめとした湿気の多い日々が続き、時には激しい雨に見舞われるこの時期は、住宅にとって試練の時。
特に築年数の経った家や、メンテナンスを怠っていた家では、雨漏りという深刻な問題が発生しやすくなります。
「雨漏りなんて他人事だと思っていた」「どこから漏れているのか検討もつかない」そうお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、雨漏りは放置すると建物の劣化を早めるだけでなく、カビの発生による健康被害、さらにはシロアリの誘発など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
【梅雨時期の雨漏り、なぜ発生しやすいのか?】
梅雨は、前線が日本列島に停滞することで長期間にわたり雨が降り続く季節です。
この時期の雨は、時には集中豪雨となることもあり、住宅の耐久性を大きく試します。
では、具体的にどのような原因で雨漏りが発生しやすくなるのでしょうか。
・経年劣化による建材の損傷
どんなに頑丈な家でも、時間の経過とともに建材は劣化します。
特に、常に雨風にさらされている屋根材、外壁材、そして窓枠や配管周りのシーリング材は、紫外線や雨水の影響を直接受けるため、劣化が早く進みます。
屋根材のひび割れやズレ
瓦やスレート、ガルバリウム鋼板など、屋根材の種類に関わらず、長年の風雨にさらされることでひび割れが生じたり、強風によってズレが生じたりすることがあります。
小さなひび割れでも、そこから雨水が侵入し、下地の木材を腐食させ、最終的に雨漏りへと繋がります。
外壁のクラック(ひび割れ)
モルタルやサイディングなどの外壁材も、経年により表面に細かなひび割れが生じることがあります。
これらのクラックは、見た目には小さなものでも、雨水が侵入する経路となり、壁の内部に湿気をもたらし、雨漏りの原因となります。
特に、日当たりの良い場所とそうでない場所で温度差が生じることで、クラックが大きくなる傾向があります。
シーリング材の劣化
窓枠、ドア枠、換気扇フード、配管の引き込み口など、住宅にはさまざまな開口部があります。
これらの隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐ役割を担っているのが「シーリング材」です。
シーリング材はゴムのような弾力性を持つ素材ですが、紫外線や熱、雨水によって硬化したり、ひび割れたり、剥がれたりします。
このシーリング材の劣化は、雨漏りの非常に一般的な原因の一つです。
特に梅雨時期は、シーリング材が劣化した箇所から集中的に雨水が侵入しやすくなります。
・施工不良
新築時やリフォーム時に、適切な施工がおこなわれなかった場合も雨漏りの原因となります。
経験の浅い職人や、手抜き工事によって、防水層が適切に形成されていなかったり、建材の取り付けが不十分だったりすると、後々雨漏りが発生するリスクが高まります。
防水シートの不備
屋根や外壁の下地には、雨水の浸入を防ぐための防水シートが施工されています。
この防水シートに穴が開いていたり、重ね合わせが不十分だったりすると、いくら表面の建材が健全でも雨漏りが発生してしまいます。
瓦やサイディングの固定不良
瓦やサイディングが適切に固定されていないと、強風時にズレたり剥がれたりし、そこから雨水が侵入する可能性があります。
・自然災害の影響
台風や集中豪雨、地震などの自然災害も雨漏りの直接的な原因となります。
強風で屋根材が飛んだり、外壁に物がぶつかって穴が開いたり、地震で建物に歪みが生じたりすることで、これまで問題のなかった箇所から雨漏りが発生することがあります。
津島市、愛西市、あま市も、過去に台風の被害を受けた経験がある地域です。
・排水経路の詰まり
意外に見落とされがちなのが、雨樋や排水溝の詰まりです。
落ち葉やゴミなどが溜まり、雨樋が詰まってしまうと、雨水が適切に排水されず、溢れ出した水が外壁を伝って内部に侵入したり、屋根の特定箇所に水が溜まることで雨漏りを引き起こしたりします。
定期的な清掃が重要です。
【雨漏りのサインを見逃さない!】
雨漏りは、初期段階で発見し、適切に対処することが非常に重要です。
次のようなサインを見つけたら、すぐに専門業者に相談しましょう。
天井や壁のシミ、変色
これが最も分かりやすいサインです。水が染み込んだ部分が変色したり、カビが生えたりします。
ポタポタと水が落ちる音
雨の日に、どこからか水が落ちる音が聞こえる場合、雨漏りの可能性が高いです。
壁紙の剥がれや浮き
壁の内部に水が浸入すると、壁紙が剥がれたり、浮いたりすることがあります。
異臭(カビ臭い匂い)
湿気が溜まることで、カビが発生し、独特のカビ臭い匂いがすることがあります。
建材の腐食や変形
木材が腐ったり、金属が錆びたりしている場合、長期間にわたる雨漏りの可能性があります。
外壁の苔や藻の発生
外壁に常に湿気がある状態だと、苔や藻が発生しやすくなります。
これは、雨水が適切に排水されていない、または雨水が浸入しているサインかもしれません。
雨漏り対策の切り札!「シーリング工事」とは?
ここまで、雨漏りの原因について詳しく見てきました。
その中でも、特に経年劣化によるシーリング材の劣化は、多くの住宅で雨漏りの原因となっていることをご理解いただけたかと思います。
そこで、この劣化したシーリング材を補修し、住宅の防水性を高めるために非常に有効なのが「シーリング工事」です。
・シーリング工事の役割と重要性
シーリング工事とは、建物の目地や隙間にシーリング材(コーキング材とも呼ばれます)を充填し、防水性、気密性、そして緩衝性を高める工事のことです。
住宅においてシーリング材が使用されている箇所は多岐にわたります。
外壁のサイディングボード間の目地
サイディングボードは工場で生産された板状の建材を貼り合わせていくため、ボードとボードの間に必ず隙間ができます。
この隙間をシーリング材で埋めることで、雨水の浸入を防ぎ、ボードの動きを吸収します。
窓サッシと外壁の取り合い
窓サッシと外壁の隙間も雨水が浸入しやすい箇所です。ここもシーリング材でしっかり密閉することで、雨漏りを防ぎます。
ドア枠、換気扇フード、配管の引き込み口
これらの開口部も、外壁との間に隙間が生じるため、シーリング材で防水処理を施します。
屋根材の取り合い部分
棟(屋根の頂上部分)や谷(屋根の凹んだ部分)など、屋根材の取り合い部分にもシーリング材が使用されることがあります。
シーリング材は、住宅の隙間を埋めるだけでなく、地震や強風による建物の揺れや、気温の変化による建材の膨張・収縮を吸収する「緩衝材」としての役割も担っています。
もしシーリング材が劣化して硬くなったり、ひび割れたりすると、雨漏りの原因となるだけでなく、建物の動きに追従できなくなり、他の建材に負担がかかる可能性もあります。
・シーリング工事の種類
シーリング工事には、大きく分けて「打ち替え工事」と「増し打ち工事」の2種類があります。
打ち替え工事
既存の劣化したシーリング材を全て撤去し、新しいシーリング材を充填する工事です。
最も確実な方法であり、耐久性も高まります。
シーリング材の寿命が近づいている場合や、劣化が激しい場合に選択されます。
増し打ち工事
既存のシーリング材の上から、新しいシーリング材を重ねて充填する工事です。
比較的劣化が軽微な場合や、コストを抑えたい場合に選択されますが、打ち替え工事に比べて耐久性は劣ります。
既存のシーリング材との密着性が重要になります。
・シーリング材の種類と選び方
シーリング材には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。
建物の種類や使用箇所、予算に合わせて適切なものを選ぶことが重要です。
変成シリコーン系
現在、最も一般的に使用されているシーリング材です。
耐久性、耐候性に優れ、様々な下地材に密着します。
上から塗装できるため、外壁の色に合わせて仕上げることが可能です。
価格と性能のバランスが良く、多くの場面で推奨されます。
ポリウレタン系
弾力性に富み、振動の多い場所や伸縮の大きい目地に適しています。
しかし、紫外線に弱いため、必ず上から塗装する必要があります。
シリコーン系
耐熱性、耐水性、耐候性に非常に優れています。
しかし、上から塗装ができないため、主に浴室や水回りなど、塗装の必要がない場所で使用されます。
外壁のシーリングには不向きです。
津島市、愛西市、あま市にお住まいの皆様の住宅の外壁シーリング工事においては、変成シリコーン系シーリング材が最も推奨されることが多いでしょう。
外壁の塗り替えと同時にシーリング工事をおこなう場合は、塗装できるタイプのシーリング材を選ぶことが必須です。
・シーリング工事の費用と耐用年数
シーリング工事の費用は、使用するシーリング材の種類、目地の長さ、建物の高さ(足場の要不要)、既存シーリング材の撤去の有無などによって大きく変動します。
一般的には、メーター単価で計算されることが多く、1メートルあたり500円~1,500円程度が目安となります。
これに足場代や諸経費が加算されます。正確な費用を知るためには、複数の会社から見積もりを取ることが重要です。
シーリング材の耐用年数は、種類や施工方法、環境によって異なりますが、一般的な変成シリコーン系シーリング材で10年~15年程度と言われています。
しかし、紫外線や雨風にさらされる環境によっては、これよりも早く劣化が進むこともあります。
定期的な点検と、必要に応じたメンテナンスが長持ちの秘訣です。
雨漏り修理会社の選び方:津島市・愛西市・あま市で信頼できる会社を見つけるポイント
「雨漏りしている!」と気づいたら、焦ってすぐに会社を決めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、雨漏り修理は専門知識と技術が必要な工事です。
悪質な業者に依頼してしまうと、高額な費用を請求されたり、適切な修理がされずに雨漏りが再発したりするリスクがあります。
津島市・愛西市・あま市で信頼できる会社を見つけるために、次のポイントを参考にしてください。
・地元の実績と評判を確認する
津島市、愛西市、あま市で長く営業している会社であれば、その地域の気候や建物の特徴をよく理解していることが多いです。
インターネットでの口コミや、近所の方の評判などを参考に、実績のある会社を選びましょう。
地域密着型の会社であれば、万が一の際にも迅速に対応してくれる可能性が高いです。
・複数の会社から相見積もりを取る
必ず複数の会社から見積もりを取りましょう。
これにより、費用の相場を把握できるだけでなく、各会社の提案内容や対応を比較することができます。
見積もりの内容は、工事範囲、使用材料、工期、保証の有無などを細かく確認し、不明な点は質問して納得いくまで説明を受けましょう。
・詳細な調査と原因究明をしっかりおこなう会社を選ぶ
雨漏りの原因は、見た目では分からない複雑な箇所にあることが多いです。
表面的な補修だけでは、一時的に雨漏りが止まっても、根本的な解決にはなりません。
信頼できる会社は、散水試験や赤外線サーモグラフィーなどを用いて、徹底的に雨漏りの原因を特定しようとします。
原因を特定せずに「とりあえず直します」というような会社は避けるべきです。
・専門的な資格や許可を持っているか確認する
建築業許可や、防水施工技能士などの専門資格を持っている業者であれば、一定の知識と技術があることの証明になります。
ホームページなどで確認するか、直接問い合わせてみましょう。
・保証やアフターサービスが充実しているか
工事後の保証期間や、アフターサービスの有無も重要なポイントです。
万が一、再発した場合でも、しっかりとした保証があれば安心です。具体的な保証内容や期間を確認しておきましょう。
・契約前に書面で内容を確認する
口頭での約束だけでなく、工事内容、費用、工期、支払い条件、保証内容など、全ての項目が記載された書面(契約書)を必ず確認し、納得した上で署名・捺印しましょう。
・担当者の対応や説明が丁寧か
問い合わせから見積もり、説明に至るまで、担当者の対応が丁寧で分かりやすいかどうかも重要な判断基準です。
専門用語ばかりで説明したり、質問に明確に答えなかったりする業者は、避けた方が無難です。
今からできる予防策
もし現在雨漏りしていなくても、予防策を講じることで将来的なリスクを軽減することができます。
定期的な屋根・外壁の点検
専門会社に依頼して、定期的に屋根や外壁、シーリング材の状態を点検してもらいましょう。
早期発見・早期対応が、被害を最小限に抑える鍵となります。
特に、築10年以上経過している住宅は、一度点検を受けることを強くお勧めします。
雨樋の清掃
落ち葉や泥が溜まっていないか、定期的に確認し、詰まっている場合は清掃しましょう。
ご自身で難しい場合は、専門会社に依頼することも可能です。
高圧洗浄
外壁の汚れやカビを定期的に高圧洗浄で落とすことで、塗膜の劣化を防ぎ、防水性を維持するのに役立ちます。
ただし、古い建物や劣化の激しい外壁の場合、高圧洗浄が逆効果になることもあるため、専門会社に相談の上で実施しましょう。
植栽の手入れ
建物に近すぎる木の枝は、強風時に建物に接触し、外壁や屋根を傷つける可能性があります。
定期的に剪定をおこなうなど、植栽の手入れも忘れずに行いましょう。
まとめ:津島市・愛西市・あま市の皆様へ、安心の住まいを
津島市、愛西市、あま市にお住まいの皆様、梅雨時期の雨漏りは、多くのご家庭で起こりうる身近な問題です。
しかし、その原因と対策を正しく理解し、適切なタイミングで信頼できる専門会社に相談することで、安心して快適な住まいを維持することができます。
特に、シーリング工事は、住宅の防水性を保つ上で非常に重要なメンテナンスであり、雨漏り予防の要となります。
築10年以上の住宅にお住まいの方は、ぜひ一度、ご自宅のシーリング材の状態を確認し、必要であれば専門会社による点検と見積もりを依頼することをお勧めします。
大切なご家族と住まいを守るためにも、早めの対策を心がけましょう。
専門家のアドバイスを受けながら、最適な解決策を見つけることが、安心な暮らしへの第一歩です。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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