台風シーズン到来!外壁・屋根カバー工法で雨漏り対策!
2025.09.05 (Fri) 更新
外壁・屋根カバー工法で雨漏り対策について
近年、大型化・頻発する台風により、ご自宅の雨漏りにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
「家の中から水が垂れてきた」「天井にシミができた」といったお声もよく耳にします。
特に、初めて塗装工事やリフォームを検討されている方にとって、「何から始めればいいの?」「費用はどれくらいかかるの?」といった疑問や不安は尽きないことでしょう。
そこで、今回は台風による雨漏りの原因から、その対策として非常に有効な外壁・屋根カバー工法について説明していきます。
Contents
- 台風による雨漏りの原因:あなたの家は大丈夫?
- 1. 経年劣化によるひび割れや隙間
- 2. 飛来物による破損
- 3. 排水機能の低下
- 雨漏り対策に有効な「外壁・屋根カバー工法」とは?
- 【カバー工法とは?】
- 【外壁カバー工法のメリット・デメリット】
- メリット
- デメリット
- 【屋根カバー工法のメリット・デメリット】
- メリット
- デメリット
- 【ポイント】
- 津島市・愛西市・あま市の地域特性と雨漏り対策
- 初めての塗装工事・リフォーム!知っておきたい工事の流れと注意点
- STEP1: 無料診断・お見積もり
- STEP2: ご契約・打ち合わせ
- STEP3: 近隣へのご挨拶
- STEP4: 足場設置・養生
- STEP5: 高圧洗浄
- STEP6: 施工
- STEP7: 完了検査・お引き渡し
- 【注意点】
- まとめ
台風による雨漏りの原因:あなたの家は大丈夫?
まず、台風がなぜ雨漏りを引き起こすのか、そのメカニズムを理解することが重要です。
雨漏りの原因は、単に屋根や外壁に穴が開いているだけではありません。
1. 経年劣化によるひび割れや隙間
日本の住宅の多くは、築10年以上経過すると、外壁や屋根材が紫外線や風雨にさらされ、劣化が進行します。
特に、外壁のシーリング材や屋根の棟板金(むねばんきん)の釘が緩んだり、浮いたりすることで、小さなひび割れや隙間が生じます。
普段の雨であれば問題なくても、台風の強風によって横殴りの雨が吹き付けられると、これらの小さな隙間から水が侵入し、雨漏りに繋がります。
2. 飛来物による破損
台風の強風は、近くの植木鉢やゴミ、看板などを飛ばし、それが屋根や外壁に衝突して破損を引き起こすことがあります。
特に、瓦屋根やスレート屋根は衝撃に弱く、割れたり欠けたりすることで雨水の侵入経路となります。
3. 排水機能の低下
屋根の谷部分や雨どいに落ち葉やゴミが詰まると、雨水の排水がうまくいかなくなります。
その結果、水が溜まり、通常では水が浸入しないような箇所から雨水が逆流して、雨漏りを引き起こすことがあります。
これらの原因を放置しておくと、雨漏りだけでなく、建物の構造材の腐食やシロアリ被害、カビの発生など、さらなる深刻な問題に発展する可能性があります。
早期の発見と対策が、お住まいを長持ちさせるための鍵となります。
雨漏り対策に有効な「外壁・屋根カバー工法」とは?
雨漏りの応急処置として、ブルーシートなどで覆う方法もありますが、これはあくまで一時的なものです。
根本的な解決策として、外壁・屋根カバー工法が非常に有効です。
【カバー工法とは?】
カバー工法は、既存の外壁材や屋根材を撤去せずに、その上から新しい外壁材や屋根材を重ねて張る工法です。
別名「重ね張り工法」とも呼ばれ、既存の建材を活かす点が最大の特徴です。
この工法と対比されるのが「葺き替え工法」です。葺き替え工法は、既存の屋根材をすべて撤去し、下地から新しくする大掛かりな工事です。
【外壁カバー工法のメリット・デメリット】
メリット
工期が短い
既存の外壁を撤去する手間がないため、工期を大幅に短縮できます。
通常、外壁の張り替え工事が2週間以上かかるのに対し、カバー工法なら1週間から10日程度で完了するケースも多いです。
コストを抑えられる
既存の外壁材の撤去費用や、廃棄物の処分費用が発生しないため、トータルの費用を抑えることができます。
これは、初めてリフォームを検討される方にとって大きなメリットです。
断熱性・遮音性が向上する
既存の外壁材に加えて新しい外壁材が加わるため、壁の厚みが増し、断熱性や遮音性が向上します。
夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を実現できます。
ゴミの排出量が少ない
廃棄物を最小限に抑えることができるため、環境にも優しい工法です。
デメリット
外壁が重くなる
外壁を重ねて張るため、建物自体の重量が増加します。
これにより、耐震性に影響を与える可能性がないわけではありませんが、適切な工法と軽量な建材を選べば、ほとんど問題ありません。
下地の状態によっては施工できない場合がある
既存の外壁の下地が著しく傷んでいる場合や、腐食が進行している場合は、カバー工法では対応できません。
その場合は、下地からやり直す張り替え工事が必要です。
【屋根カバー工法のメリット・デメリット】
メリット
費用が安い
屋根の撤去費用や廃材処分費用がかからないため、葺き替え工法と比較して費用を大幅に抑えることができます。
工期が短い
既存の屋根材を撤去する工程がないため、工事期間が短くなります。通常、1週間から10日程度で完了します。
雨漏りのリスクが低い
既存の屋根材があるため、工事中に雨が降っても、雨漏りのリスクを最小限に抑えられます。
断熱性・遮音性が向上する
屋根が二重になることで、断熱効果が高まり、室内の温度変化を抑えることができます。また、雨音も響きにくくなります。
デメリット
屋根が重くなる
外壁と同様に、屋根の重量が増加します。
特に、古い住宅の場合は、建物の構造に負担がかからないか、事前にプロの診断が必要です。
屋根材が限定される
屋根材の種類によっては、カバー工法が適さない場合があります。
例えば、瓦屋根は重量があるため、カバー工法は難しいケースが多いです。軽量な金属屋根材などが適しています。
内部の劣化がわからない
既存の屋根材の下地や防水シートの状態は、工事を始めてみないとわかりません。
もし下地の腐食などが進んでいる場合は、カバー工法では対応できないため、急遽、葺き替え工事に切り替える必要が出てくることもあります。
【ポイント】
カバー工法は、既存の建材の状態が比較的良好で、雨漏りの根本的な原因が表面的な劣化にある場合に最適な工法と言えます。
津島市・愛西市・あま市の地域特性と雨漏り対策
津島市・愛西市・あま市は、伊勢湾に近く、平坦な地形が広がる地域です。
この地域特性から、台風の際には強い風が吹き抜けやすく、横殴りの雨による被害も多く見られます。
特に、築年数の古い住宅では、外壁のシーリングや屋根の棟板金、そして軒天の劣化が雨漏りの主な原因となることが多いです。
また、この地域は夏場の気温・湿度が非常に高く、冬場は冷たい風が吹き付けます。
このような厳しい気候条件は、外壁や屋根の建材の劣化を早めます。
定期的なメンテナンスをおこなうことが、雨漏りを未然に防ぐ上で非常に重要となります。
初めての塗装工事・リフォーム!知っておきたい工事の流れと注意点
「カバー工法」と聞いても、具体的にどのような流れで工事が進むのか、イメージがわかない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、一般的な工事の流れと、初めてのリフォームで失敗しないための注意点をご紹介します。
STEP1: 無料診断・お見積もり
プロの診断士がご自宅に伺い、建物の劣化状況を丁寧に診断します。
外壁や屋根だけでなく、雨樋や軒天など、細部までしっかりとチェックし、お客様のご要望やご予算に合わせた最適なプランをご提案します。
この際、複数の会社から見積もりを取る「相見積もり」も有効です。
STEP2: ご契約・打ち合わせ
診断結果とお見積もりにご納得いただけたら、ご契約となります。
使用する外壁材や屋根材の種類、色、工法などについて、詳細な打ち合わせをおこないます。
疑問点や不安な点は、この段階で遠慮なく質問してください。
STEP3: 近隣へのご挨拶
工事開始前に、近隣の住民の方々へご挨拶に伺います。
工事の期間や時間帯、騒音や車両の出入りについてご説明し、ご迷惑をおかけすることのないよう配慮します。
STEP4: 足場設置・養生
安全かつ効率的に作業を進めるために、足場を設置します。
同時に、塗料や建材が飛び散らないように、窓や植木などをビニールシートで覆う「養生」をおこないます。
この養生作業が丁寧かどうかが、仕上がりの美しさに大きく影響します。
STEP5: 高圧洗浄
既存の外壁や屋根の汚れ、カビ、コケなどを、高圧洗浄機を使って徹底的に洗い落とします。
この洗浄作業が不十分だと、新しい建材の接着力が低下し、早期の剥がれや浮きの原因となります。
STEP6: 施工
いよいよカバー工法の施工開始です。
既存の建材の上から、新しい外壁材や屋根材を丁寧に重ねて張っていきます。
この際、職人の技術力が仕上がりを左右します。確かな技術を持った職人が、一枚一枚、正確に施工していきます。
STEP7: 完了検査・お引き渡し
工事が完了したら、お客様と一緒に最終的な仕上がりをチェックします。
気になる点や修正箇所があれば、この段階で遠慮なくお申し付けください。
すべてご納得いただけたら、お引き渡しとなります。
【注意点】
悪徳業者に注意!
「今すぐ工事しないと家が大変なことになる!」と不安を煽ったり、相場より極端に安い見積もりを提示したりする会社には注意が必要です。
焦らず、複数の会社から見積もりを取り、比較検討することが大切です。
専門家による診断の重要性
雨漏りの原因は、素人には判断が難しいケースがほとんどです。
必ず専門の診断士に診てもらい、適切な対策を立ててもらいましょう。
まとめ
台風による雨漏りは、放置しておくと家の寿命を縮め、大規模な修繕が必要になる可能性があります。
しかし、適切な時期に適切な対策をおこなえば、お住まいを長持ちさせ、安心・安全な暮らしを守ることができます。
外壁・屋根カバー工法は、雨漏りなどに有効な施工方法です。
質問や不安などがありましたら、専門会社に相談してみてください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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