台風シーズン到来!ベランダ・屋上防水工事で雨漏り対策
2025.09.02 (Tue) 更新
ベランダ・屋上防水工事で雨漏り対策について
夏から秋にかけて、日本列島に接近する台風。
近年では勢力を増した大型台風が毎年のように上陸し、多大な被害をもたらしています。
特に、屋根や外壁、そしてベランダや屋上からの雨漏りは、多くのお住まいで起こる深刻な問題です。
「うちも雨漏りしてるかもしれない…」「どうしたらいいのかわからない…」そんなお悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は台風による雨漏りの原因と、その対策に有効な「ベランダ・屋上防水工事」について、説明していきます。
Contents
そもそも、なぜ台風で雨漏りが起きるの?
台風による雨漏りの原因は、大きく分けて次の3つが考えられます。
1. 暴風による物理的なダメージ
台風の暴風は、想像以上の威力を持ちます。
屋根瓦のずれや飛散、スレート屋根のひび割れ、屋根材を固定している釘の浮き、外壁のクラック(ひび割れ)、そしてベランダや屋上防水層の剥がれなど、建物に直接的なダメージを与えます。
2. 横なぐりの雨
通常の雨とは異なり、台風の雨は風に乗って横から、さらには下から吹き付けます。
これにより、普段は雨水の侵入を防いでいるわずかな隙間(サッシまわり、笠木の下、換気扇フードの隙間など)から、雨水が建物内部に侵入してしまいます。
3. 雨水の滞留
ベランダや屋上、樋などに溜まった雨水が、排水口の詰まりや勾配不良によってオーバーフローし、防水層の劣化箇所や隙間から建物内部に浸入することがあります。
特に、落ち葉やゴミなどが排水口に詰まっていると、雨水がうまく流れず、雨漏りのリスクが格段に高まります。
これらの原因が複合的に絡み合い、深刻な雨漏りを引き起こすのです。
放置するとどうなる?雨漏りの恐ろしい末路
「少しの雨漏りだし、まあ大丈夫かな…」そう思って雨漏りを放置していませんか?
実は、雨漏りは放置すればするほど、被害が拡大し、修理費用も高額になる可能性があります。
・放置することの危険性
カビ・ダニの発生
雨漏りで濡れた木材や壁紙は、カビやダニの温床となります。
アレルギーや喘息の原因になることもあり、健康被害を引き起こします。
建物の構造材の腐食
建物内部の柱や梁などの木材が常に湿った状態になると、腐朽菌が繁殖し、木材を腐らせてしまいます。
これにより、建物の耐久性が著しく低下し、地震などの災害時に倒壊する危険性も高まります。
シロアリの被害
湿った木材は、シロアリにとって格好の餌場です。
雨漏りを放置することで、シロアリ被害が拡大し、建物の基礎部分まで蝕まれる可能性があります。
電気系統のショート
雨水が配線に侵入すると、漏電やショートを引き起こし、火災の原因になることもあります。
資産価値の低下
雨漏りによる建物の劣化は、売却時などの資産価値にも大きく影響します。
たかが雨漏り、と侮るなかれ。大切な住まいを守るためにも、早めの対策が何よりも重要です。
雨漏り対策の切り札!ベランダ・屋上防水工事
雨漏り対策として最も効果的なのが、ベランダ・屋上防水工事です。
ベランダや屋上は、常に雨風や紫外線の影響を直接受けるため、建物の部位の中でも特に劣化しやすい場所です。
定期的なメンテナンスを怠ると、防水層が劣化し、ひび割れや剥がれが生じ、そこから雨水が侵入してしまいます。
・防水工事の種類と特徴
ベランダ・屋上防水工事には、主に次の3つの工法があります。
それぞれの特徴を理解し、お住まいの状況やご予算に合わせて最適な工法を選びましょう。
1. FRP防水
FRPとは「繊維強化プラスチック」の略で、軽量で強度が高く、耐久性に優れた素材です。
FRP防水は、このFRPをガラスマットなどの補強材と組み合わせて、下地に塗布する工法です。
<メリット>
施工後すぐに歩行できるほど乾燥が速い
軽量で建物への負担が少ない
耐久性が高い
継ぎ目がなく、見た目が美しい
<デメリット>
費用がやや高め
伸縮性が少ないため、ひび割れが生じることがある
複雑な形状の場所に不向き
2. ウレタン防水
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を複数回にわたって塗り重ねる工法です。
液状のため、複雑な形状の場所にも隙間なく施工できます。
<メリット>
費用が比較的安価
液体なので、複雑な形状の場所にも施工可能
メンテナンスが比較的容易
伸縮性があり、建物の動きに追従しやすい
<デメリット>
乾燥に時間がかかるため、施工期間が長くなる
塗膜の厚みを均一にするためには、職人の技術力が求められる
臭いが強い場合がある
3. シート防水
塩化ビニールや合成ゴムなどのシートを、接着剤で下地に貼り付ける工法です。
シートを重ねて施工するため、ジョイント部分には注意が必要です。
<メリット>
シートの厚みが均一で、安定した防水効果が得られる
比較的工期が短い
複雑な形状の場所でも施工可能
<デメリット>
費用がやや高め
シートの継ぎ目から雨水が浸入するリスクがある
強い風や台風でシートが剥がれる可能性がある
優良な施工会社を見極めるには?
「どの会社に頼めばいいの?」というお悩みもよく耳にします。
大切な住まいを守るためにも、優良な施工会社選びは非常に重要です。
*会社選びのポイント
施工実績が豊富か
津島市・愛西市・あま市など、地元の施工実績が豊富であることは、その地域の気候や建物の特徴を熟知している証拠です。
専門的な知識と技術を持っているか
資格を持った専門家が在籍しているか、丁寧な説明をしてくれるかなどを確認しましょう。
適正な価格か
複数社から相見積もりを取り、価格だけでなく、工事内容や保証内容も比較検討しましょう。
アフターフォロー体制は万全か
工事後の保証や定期点検など、アフターフォローがしっかりしている業者を選びましょう。
まとめ
ベランダ・屋上防水は、気づかないうちに劣化が進行していることが多いです。
少しでも違和感を感じたら、早めに専門会社に相談してください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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