付帯部塗装で失敗しない色選びについて
2025.11.10 (Mon) 更新
付帯部塗装での色選びについて
今回は、お住まいの美観と耐久性を左右する重要な要素、付帯部の塗装について、説明していきます。
Contents
付帯部塗装の重要性を知っていますか？
まず、付帯部とは、お住まいの外壁や屋根以外の、細かな部分を指します。
具体的には、軒天、破風鼻隠し、雨樋、水切り、雨戸、シャッターボックスなどです。
「外壁と屋根さえ塗ればいいんじゃないの？」と思われるかもしれませんが、それは大きな間違い。
付帯部は、お住まいの表情を豊かにするだけでなく、建物を雨風から守るという重要な役割も担っています。
例えば、軒天は湿気から建物を守り、破風や鼻隠しは雨水が建物の内部へ侵入するのを防ぎます。
これらの部分が劣化すると、雨漏りや木材の腐食など、深刻な問題につながる可能性があります。
だからこそ、外壁や屋根と一緒に、付帯部も定期的にメンテナンスすることが非常に大切なのです。
津島市・愛西市・あま市の付帯部 人気色ベスト5
さあ、いよいよ本題です。
津島市、愛西市、あま市のエリアで付帯部の人気色を、お伝えします。
第1位：ブラック（黒）
ダントツの人気を誇るのが、クールで引き締まった印象を与えるブラックです。
＜人気の理由＞
デザイン性の高さ
ブラックは、どんな外壁色とも相性が良く、お住まい全体をモダンでスタイリッシュな印象に変えてくれます。
特に、白やグレー系の外壁とのコントラストは、まるで美術館のような洗練された雰囲気を作り出します。
汚れが目立ちにくい
街中や交通量の多い道路沿いにお住まいの場合、排気ガスやホコリで付帯部が汚れやすいものです。
ブラックはそうした汚れが目立ちにくく、美しい状態を長く保ちやすいというメリットがあります。
高級感と重厚感
黒は、見る人に重厚感と高級感を与えます。
家の格をワンランク上げてくれる、魔法のような色です。
＜注意点＞
熱を吸収しやすいという特性があります。
しかし、付帯部は面積が小さいため、屋根のように建物の内部温度に大きな影響を与えることはほとんどありません。
第2位：ブラウン（茶色）
温かみがあり、どんなお住まいにも馴染みやすいブラウンが第2位です。
＜人気の理由＞
温かみと安心感
ブラウンは、木や土を連想させる自然な色合いで、お住まいに温かみと安心感を与えます。
和洋どちらにもマッチ
和風建築はもちろん、洋風のモダンな家にもしっくりと馴染みます。
特に、レンガ調の外壁や、アースカラー（緑やベージュなど）の外壁との相性は抜群です。
落ち着いた印象
派手すぎず、落ち着いた雰囲気を演出したい方にぴったりの色です。
周囲の景観とも調和し、街並みに溶け込むような穏やかな印象を与えます。
＜注意点＞
明るすぎるブラウンは、ホコリや砂ぼこりが目立つ場合があります。
落ち着いたトーンのブラウンを選ぶと良いでしょう。
第3位：グレー（灰色）
シンプルで飽きのこない、万能カラーのグレーが第3位にランクインしました。
＜人気の理由＞
汎用性の高さ
グレーは、暖色系、寒色系、どんな外壁色ともバランス良く調和します。
特に、モノトーンの組み合わせは、洗練された都会的な印象を与えます。
汚れが目立ちにくい
ブラックと同様、汚れが目立ちにくいのが大きなメリットです。
上品で落ち着いた雰囲気
グレーは、見る人に上品で落ち着いた印象を与えます。
時間の経過とともに、より一層味わい深い表情を見せてくれるでしょう。
＜注意点＞
一言でグレーといっても、明るいものから暗いものまで様々です。
白っぽいグレーは膨張色のため、お住まいが大きく見えますが、汚れが目立ちやすくなることもあります。
第4位：ホワイト（白）
清潔感あふれるホワイトは、根強い人気を誇ります。
＜人気の理由＞
清潔感と爽やかさ
白は、お住まい全体を清潔感あふれる爽やかな印象に変えてくれます。
お住まいを大きく見せる効果
膨張色である白は、お住まいを実際よりも大きく、開放的に見せる効果があります。
どんな外壁色にもマッチ
白は無彩色なので、どんな色の外壁にも自然に溶け込みます。
＜注意点＞
汚れが目立ちやすいのが最大のデメリットです。
特に、雨だれやコケ、カビが付着すると目立ってしまいます。
定期的なメンテナンスがより重要になります。
外壁も白の場合、付帯部も白にすると、全体的にぼやけた印象になることがあります。
外壁の質感や素材感でメリハリをつけることが大切です。
第5位：ネイビー（紺色）
最近人気が急上昇しているのが、知的で落ち着いた印象のネイビーです。
＜人気の理由＞
個性的で洗練された印象
黒ほど重くなく、それでいて個性的で洗練された印象を与えます。
モダンな雰囲気を演出
白やグレーの外壁と組み合わせると、スタイリッシュでモダンな雰囲気に仕上がります。
耐久性が高く、色褪せしにくい
一般的に、濃い色は色褪せしにくいという特徴があります。ネイビーもその一つです。
＜注意点＞
外壁の色とのバランスが重要です。
ネイビーの付帯部を際立たせるには、外壁を明るめの色にすると良いでしょう。
色選びで失敗しないための3つのポイント
「ランキングは分かったけど、自分の家にはどの色が合うの？」と悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
色選びで失敗しないための大切なポイントを3つお伝えします。
ポイント1：外壁と屋根の色との調和を考える
付帯部は、あくまでも主役である外壁と屋根を引き立てる「名脇役」です。
外壁と屋根の色が暖色系ならブラウンやアイボリー、寒色系ならグレーやネイビーといったように、全体の調和を考えて色を選ぶことが大切です。
ポイント2：面積効果を意識する
面積効果とは、同じ色でも面積が大きくなると、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えるという目の錯覚です。
カタログや小さな色見本で見る色と、実際に広い面積に塗った色では、印象が大きく変わることがあります。
迷ったときは、色見本より少し明るめ、または暗めの色を選ぶことをお勧めします。
ポイント3：実際に塗った事例を見る
一番確実なのは、実際にその色で塗装されたお住まいの事例を見ることです。
ご近所の塗装済みのお宅を参考にしてみるのも良いでしょう。
まとめ：付帯部塗装は「お化粧」と同じ
お化粧をする時、アイラインやチーク、リップなど、細部にまでこだわると、顔全体がぐっと引き締まり、美しく見えますよね。
付帯部塗装もそれと同じです。
外壁と屋根の「素顔」を活かしながら、付帯部という「お化粧」で、お住まい全体の美しさを際立たせることができます。
津島市、愛西市、あま市にお住まいの皆様、外壁や屋根の塗り替えをご検討の際は、ぜひ付帯部の色にもこだわってみてください。
きっと、愛着のあるお住まいが、これまで以上に美しく生まれ変わるはずです。
いかがでしたか？
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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