人気急上昇中の無機塗料の魅力について
2025.11.13 (Thu) 更新
無機塗料について
津島市・愛西市・あま市にお住まいの皆様、お家の外壁や屋根の塗装、そろそろ気になっていませんか？
「塗り替え時期っていつ？」「どの塗料が良いの？」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
特に最近、お客様からのご相談で増えているのが「無機塗料」についてです。
「無機塗料って何？」「他の塗料とどう違うの？」「本当に長持ちするの？」といったご質問をよくお寄せいただきます。
そこで、今回は津島市・愛西市・あま市で住宅塗装をご検討中の皆様に向けて、無機塗料の人気の秘密を分かりやすく、そして詳しく説明していきます。
Contents
そもそも「塗料」って何でできているの？
無機塗料について知る前に、まずは塗料の基本的な構造からご説明しましょう。
私たちが普段目にする塗料は、大きく分けて4つの成分からできています。
顔料
塗料の色を出す成分です。赤や青、黄色など、様々な色を作り出します。
樹脂
塗料の主成分で、塗膜の耐久性を決める最も重要な成分です。
後ほど詳しく解説しますが、無機塗料の「無機」とは、この樹脂が「無機物」であることを指します。
溶剤
塗料を液状にするための成分です。
水性の場合は水、油性の場合はシンナーなどが使われます。
添加剤
塗料に特定の機能を付与するための成分です。
カビや藻の発生を抑える防カビ剤、塗料の乾燥を早める乾燥促進剤などがあります。
これらの成分が絶妙なバランスで配合され、お家の外壁や屋根を守る「塗膜」が形成されるのです。
有機塗料と無機塗料の違いとは？
さて、いよいよ本題の無機塗料についてです。
一般的な塗料は、先ほどの「樹脂」が「有機物」でできています。
これを「有機塗料」と呼びます。
一方、無機塗料は、この「樹脂」の一部に「無機物」が配合されているのが特徴です。
「有機物」と「無機物」なんだか難しい言葉ですね。簡単に言うと、次のような違いがあります。
有機物
炭素を含む化合物のことです。
人間や動植物、プラスチックなどが代表的な例です。紫外線に弱く、時間の経過とともに劣化していきます。
無機物
炭素を含まない化合物のことです。
石やガラス、セメントなどが代表的な例です。
紫外線に強く、非常に安定していて劣化しにくいという特性があります。
つまり、無機塗料は、紫外線に強い「無機物」の特性を活かして、塗膜の耐久性を飛躍的に高めた塗料なのです。
無機塗料のここがすごい！人気の秘密を徹底解説
なぜ津島市・愛西市・あま市で無機塗料が人気なのか？
その理由は、無機塗料が持つ優れた特性にあります。具体的に見ていきましょう。
1.驚異の超高耐久性！塗り替え回数を大幅に削減
無機塗料の最大の魅力は、その圧倒的な耐久性です。
一般的な塗料の耐用年数は、アクリル塗料で3～5年、ウレタン塗料で5～8年、シリコン塗料で10～15年程度ですが、無機塗料はなんと20年～25年、中にはそれ以上の耐久性を持つものもあります。
一度塗装すれば、次の塗り替えまでの期間が長くなるため、結果的に塗り替えにかかるコストを大幅に抑えることができます。
これは、津島市・愛西市・あま市のような住宅が密集している地域で、長期的なメンテナンスコストを考える上で非常に大きなメリットです。
2. 汚れにくい！美しい外観を長くキープ
お家の外壁に付着する汚れの多くは、ホコリや排気ガス、カビ、藻などです。
これらの汚れは、塗膜の表面に静電気で吸着することが多いのですが、無機塗料は塗膜が硬く、静電気が発生しにくいため、汚れが付きにくいという特性があります。
また、親水性（水に馴染みやすい性質）が高い塗料もあり、雨が降ると汚れが雨水と一緒に流れ落ちる「セルフクリーニング効果」を発揮するものもあります。
これにより、塗りたての美しい外観を長く保つことができます。
3. カビ・藻の発生を抑制
津島市・愛西市・あま市は、比較的温暖で湿度の高い地域です。
そのため、外壁にカビや藻が発生しやすい環境と言えます。
有機塗料は、塗膜にカビや藻が繁殖するための栄養分（炭素）が含まれていますが、無機塗料は、無機物が主成分であるため、カビや藻の栄養分となる成分がほとんど含まれていません。
これにより、カビや藻の発生を強力に抑制し、美観を損なうだけでなく、建材の劣化を防ぐ効果も期待できます。
4. 不燃性・耐熱性で火災にも強い！
無機物は、石やガラスのように燃えにくい性質を持っています。
そのため、無機塗料は防火性に優れており、万が一の火災の際にも延焼を抑える効果が期待できます。
これは、大切なご家族と家を守る上で、非常に重要なポイントです。
5. 環境にやさしい
無機塗料は、有害物質であるVOC（揮発性有機化合物）の排出量が少ない傾向にあります。
そのため、環境負荷が少なく、人にも優しい塗料と言えます。
近年、SDGsへの意識が高まる中、環境に配慮した住宅選びをされている方にもおすすめです。
無機塗料にもデメリットはあるの？
どんなに優れた塗料でも、メリットばかりではありません。
無機塗料のデメリットについても、正直にお伝えします。
1. 費用が高め
無機塗料は、他の塗料に比べて材料費が高くなります。
そのため、初期費用が他の塗料よりも高くなる傾向があります。
しかし、前述の通り、塗り替え回数が減るため、長期的な視点で見るとコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
2. 種類や色の選択肢が少ない？
以前は、無機塗料は色や種類の選択肢が少ないというデメリットがありましたが、近年は技術開発が進み、様々な色や種類の無機塗料が登場しています。
しかし、一般的なシリコン塗料などに比べると、まだ選択肢は少ないと言えるかもしれません。
3. 塗膜が硬いためひび割れやすい場合も
無機塗料は非常に硬い塗膜を形成します。そのため、地震などによる建物の揺れや、建材の動きに追従できず、ひび割れ（クラック）が発生する可能性があります。
このデメリットを解消するために、最近では「無機ハイブリッド塗料」という、無機と有機の特性を組み合わせた塗料も登場しています。
硬くて丈夫な無機塗料の特性と、柔軟性のある有機塗料の特性を併せ持っているため、ひび割れに強く、耐久性も高い、まさにいいとこ取りの塗料です。
塗装会社選びが成功のカギ
無機塗料は非常に優れた塗料ですが、その性能を最大限に引き出すには、適切な施工が不可欠です。
どんなに良い塗料を使っても、下地処理や塗料の希釈、塗布方法などが不適切だと、期待通りの効果は得られません。
信頼できる塗装会社を選ぶ際には、次のポイントを参考にしてください。
施工実績が豊富か
無機塗料の施工実績が豊富で、知識や経験が豊富な会社を選びましょう。
丁寧な下地処理をおこなっているか
塗装の仕上がりや耐久性は、下地処理で決まると言っても過言ではありません。
わかりやすい説明をしてくれるか
専門用語を避け、素人にも分かりやすく説明してくれる会社を選びましょう。
適正価格か
極端に安い見積もりには注意が必要です。
使用する塗料の量や、工程、保証内容などをしっかり確認しましょう。
保証やアフターフォローが充実しているか
施工後の保証や、何かあったときの対応をしっかり確認しましょう。
まとめ
無機塗料は、無機成分によって高耐久を実現している塗料です。
「塗装したての美しさを長く保ちたい」「耐久年数が長い方がいい」とお考えの方には、ぴったりの塗料と言えます。
無機塗料について相談されるときは、必ず施工実績が多い専門会社に相談してみてください。
いかがでしたか？
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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