FRP防水工事の重要性:ベランダ・屋上からの雨漏りを防ぐ
2026.01.16 (Fri) 更新
FRP防水工事について

外壁や屋根の塗り替えを検討される際、多くの方が外から見える部分に意識を集中されます。
しかし、ご自宅の耐久性を語る上で、絶対に無視してはいけない場所があります。
それが、ベランダ(バルコニー)や屋上といった「水平な防水区画」です。
ベランダや屋上は、外壁や屋根以上に水が溜まりやすい過酷な環境にあります。
特に、津島市・愛西市・あま市周辺地域は、台風や集中豪雨の際に大量の雨水が流れ込むリスクがあり、防水層の劣化は即、雨漏りに直結します。
この重要な防水工事の中でも、特に現在の住宅で主流となっているのが「FRP防水工事」です。
そこで、今回は初めて住宅塗装を検討されている方に向けて、「なぜFRP防水が必要なのか」、そして「FRP防水とは具体的にどのような工法なのか」を、詳しく解説していきます。
Contents
- なぜベランダ・屋上は特別に「防水工事」が必要なのか?
- 1. 水平な構造が生む「水の停留」リスク
- 2. 人や物の出入りによる「物理的な負担」
- FRP防水とは? 3つの大きな特徴とメカニズム
- 1. FRP(繊維強化プラスチック)とは?
- 2. FRP防水工事のメカニズム
- 3. FRP防水の3つの大きなメリット
- メリット A. 圧倒的な「軽さ」と「強度」
- メリット B. 施工期間の短さ(速硬化性)
- メリット C. 継ぎ目のない「シームレス」な仕上がり
- 見逃すと危険! FRP防水の「劣化サイン」と注意点
- 1. トップコートの剥がれ・摩耗
- 2. 細かい「ひび割れ(クラック)」の発生
- 3. ドレン(排水口)周りの異常
- まとめ:FRP防水は「建物の健康」を守る重要な投資
なぜベランダ・屋上は特別に「防水工事」が必要なのか?

外壁や屋根は、塗料を塗ることで防水性を確保します。
しかし、ベランダや屋上には、それとは別に専門的な「防水工事」が必要になります。
1. 水平な構造が生む「水の停留」リスク
外壁や一般的な屋根は、雨水がスムーズに流れ落ちるように傾斜(勾配)がついています。
一方、ベランダや屋上は水平に近い構造であるため、雨が降った後に水が溜まりやすく、常に水に晒される時間が長いという特性があります。
水が浸透するリスク増大
水が長時間停留することで、わずかなひび割れやピンホール(小さな穴)からも、徐々に水分がコンクリートや下地材に浸透しやすくなります。
津島市・愛西市・あま市の注意点
湿気が高いこの地域では、防水層の下に溜まった湿気が原因で、内部から防水層を押し上げる膨れが発生しやすい傾向があります。
2. 人や物の出入りによる「物理的な負担」
ベランダは洗濯物を干したり、人が歩行したりと、物理的な摩擦や振動が加わります。
屋上も同様に、設備が置かれたり、定期的な点検がおこなわれたりします。
摩耗による劣化
歩行による摩耗は、塗膜や防水層を徐々に薄くし、劣化を早めます。
建物の動きによるひび割れ
建物は常に微妙に動いており(振動、熱膨張など)、その動きに追従できない硬い防水層は、すぐにひび割れてしまいます。
これらの過酷な条件から、ベランダや屋上には、「高い防水性」「耐久性」「軽量性」を兼ね備えた、専用の防水工法が必要なのです。
FRP防水とは? 3つの大きな特徴とメカニズム
*写真をクリックすると施工事例が見れます!
FRP防水は、現在の住宅のベランダ防水において、最も普及している工法の一つです。
1. FRP(繊維強化プラスチック)とは?
FRP(Fiber Reinforced Plastics)とは、「ガラス繊維」と、液体状の「ポリエステル樹脂」を組み合わせた複合素材です。
軽量で高強度
自動車や船の船体、ユニットバスなどにも使われている素材で、「軽くて非常に強い(高強度)」という特性を持ちます。
シームレスな防水層
この液体状の樹脂を下地に塗布し、ガラス繊維と一体化させて硬化させることで、継ぎ目のない(シームレス)一枚の防水層を形成します。
2. FRP防水工事のメカニズム
FRP防水は、次のような工程で強靭で継ぎ目のない被膜を形成します。
下地処理
既存の防水層やコンクリートの汚れ、ゴミ、水分を徹底的に除去・乾燥させます。
プライマー塗布
下地に接着剤の役割を持つプライマー(下塗り材)を塗布し、密着性を高めます。
ガラスマット敷設
防水層の「骨格」となるガラス繊維のマットを敷き詰めます。
樹脂塗布
液体状のポリエステル樹脂をガラスマットに含浸させ、一体化させます。
硬化・乾燥
樹脂が数十分~数時間で急速に硬化し、強靭な防水層が完成します。
トップコート塗布
最後に、紫外線から防水層を守るための保護層(トップコート)を塗布して完了です。
3. FRP防水の3つの大きなメリット
FRP防水が広く採用されているのは、他の防水工法(ウレタン防水、シート防水など)にはない、優れたメリットがあるためです。
メリット A. 圧倒的な「軽さ」と「強度」
軽量であるため、建物への負担が非常に少なく、耐震性の観点からも安心です。
それでいて、硬化後は非常に強靭で、摩擦や衝撃に強い防水層を形成します。
歩行に適している:人が歩いたり、物を置いたりするベランダに最適です。
ひび割れリスクの軽減:固く強靭なため、日常的な摩擦や軽度の衝撃では簡単には破れたりしません。
メリット B. 施工期間の短さ(速硬化性)
FRP防水に使用される樹脂は、硬化スピードが非常に速いのが特徴です。
工期の短縮:天候に大きく左右されることなく、数時間から1日程度で防水層の硬化まで完了できます(ただし、下地処理の乾燥時間は除く)。
生活への負担軽減:ベランダが長時間使用できないストレスを最小限に抑えられます。津島市・愛西市・あま市で洗濯物をベランダに干されることが多いご家庭にとって、これは大きなメリットです。
メリット C. 継ぎ目のない「シームレス」な仕上がり
液状の樹脂を塗布して一体化させるため、一切の継ぎ目がありません。
高い防水性能:継ぎ目から水が浸入するリスクがゼロになります。
複雑な形状にも対応:ドレン(排水口)周りや手すりの立ち上がり部分など、複雑な形状の箇所にも隙間なく密着させることができ、確実な防水処理が可能です。
見逃すと危険! FRP防水の「劣化サイン」と注意点

非常に優れたFRP防水ですが、メンテナンスフリーではありません。
次のようなサインが見られたら、塗り替えを検討すべき時期です。
1. トップコートの剥がれ・摩耗
FRP防水層の表面には、紫外線保護のための「トップコート(保護塗装)」が施されています。
役割:トップコートは、強靭なFRP防水層そのものを紫外線劣化から守る「身代わり」のような役割です。
劣化サイン:トップコートが剥がれたり、塗膜が薄くなってFRP層(ガラスマットの繊維)が透けて見え始めたりしたら、塗り替えの時期です。
この状態で放置すると、FRP層そのものが紫外線で劣化し、ひび割れの原因となります。
2. 細かい「ひび割れ(クラック)」の発生
FRP防水は硬く強靭な分、建物の大きな動き(揺れや収縮)には、他の柔軟な防水材(ウレタン防水など)よりも追従しにくい側面があります。
発生メカニズム:建物が揺れたり、下地材が収縮したりすると、FRP層に細かいひび割れが入ることがあります。
危険性:ひび割れが防水層を貫通してしまうと、そこから確実に水が浸入し、雨漏りに繋がります。早期の補修が必要です。
3. ドレン(排水口)周りの異常
水が集まるドレン周りは、最も劣化しやすい箇所の一つです。
ゴミの詰まり:常にゴミやホコリ、落ち葉などが溜まりやすく、水捌けが悪くなると、防水層の劣化を加速させます。
防水層の剥離:ドレンとの接合部分の防水層が剥がれていないか、しっかりと確認しましょう。
まとめ:FRP防水は「建物の健康」を守る重要な投資
ベランダ・屋上のFRP防水工事は、外壁や屋根の塗装と同じくらい、あるいはそれ以上に建物の「健康」を左右する重要なメンテナンスです。
ベランダ・屋上の防水は、雨漏りリスクを直結するため、外壁塗装と同時に行うのが最も効率的です。
津島市・愛西市・あま市の雨量の多い季節を前に、ご自宅のベランダのトップコートの状態を一度チェックしてみてください。
FRP防水層は、一度施工すれば高い耐久性を発揮しますが、トップコートの再塗装(通常5年~10年目安)などの定期的なメンテナンスが、その寿命を最大限に引き延ばす鍵となります。
「ベランダの防水層がひび割れているかもしれない」「塗装と一緒に防水も見てほしい」とお考えでしたら、専門家や専門会社に相談してみてください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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