あなたの家のサイディングは塗装すべき?見分け方と費用相場について
2025.10.29 (Wed) 更新
サイディングについて

「そろそろ外壁のメンテナンスを考えているんだけど、うちの外壁って塗装できるのかな?」
「サイディングの汚れが目立ってきたけど、まだ大丈夫?」
ご自宅の外壁がサイディングボードで、メンテナンスの時期について悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
日本の戸建て住宅の外壁材として、圧倒的なシェアを誇るサイディング。
今回は、津島市・愛西市・あま市にお住まいの皆さんが安心して外壁塗装を進められるように、サイディングの種類から劣化症状、そして適切な塗装時期まで、説明していきます。
Contents
- そもそもサイディングって何?その種類と特徴
- ①窯業系(ようぎょうけい)サイディング
- ②金属系サイディング
- ③木質系サイディング
- ④樹脂系サイディング
- サイディングの劣化サインを見つけよう!塗装時期を判断する7つのチェックリスト
- ①色あせ・チョーキング現象
- ②ひび割れ(クラック)
- ③シーリング(目地)の劣化
- ④カビ・コケ・藻の発生
- ⑤塗膜の剥がれ・浮き
- ⑥金属サイディングの錆
- ⑦サイディングボードの反り・浮き
- サイディング塗装の費用相場と工事の流れ【津島市・愛西市・あま市】
- 失敗しない!津島市・愛西市・あま市でサイディング塗装を成功させるための会社選びのポイント
- 診断が丁寧か?
- シーリング工事の重要性を理解しているか?
- 使用する塗料について詳しく説明してくれるか?
- 地元での施工実績が豊富か?
- まとめ:津島市・愛西市・あま市のサイディングは、正しい時期と会社選びが大切!
そもそもサイディングって何?その種類と特徴
サイディングとは、建物の外壁に貼る板状の外装材のことです。
工場で製造されたものを現場で貼り合わせていくため、職人の技術に左右されにくく、品質が安定しているのが特徴です。
また、デザインやカラーバリエーションが豊富で、日本の多くの住宅で採用されています。
サイディングには、主に次の4つの種類があります。
①窯業系(ようぎょうけい)サイディング
素材
セメントと繊維質を混ぜて作られています。
特徴
現在、日本の住宅で最も多く使われているサイディングです。
耐火性、意匠性(デザイン性)に優れています。
レンガ調、石積み調、木目調など、様々なデザインがあります。
塗装の必要性
主成分がセメントのため、防水性がなく、そのままでは雨水を吸い込んでしまいます。
そのため、表面に塗装を施すことで防水性を保っています。
この塗装が劣化すると、再塗装が必要になります。
②金属系サイディング
素材
ガルバリウム鋼板などの金属板に、断熱材を裏打ちしたものです。
特徴
非常に軽量で、断熱性に優れています。
重ね貼り工法(既存の外壁の上に新しいサイディングを貼る)でリフォームする際にもよく使われます。
塗装の必要性
表面の塗装が剥がれたり、錆が発生したりすると、再塗装が必要になります。
③木質系サイディング
素材
木材を加工して作られています。
特徴
自然な木の風合いが魅力です。断熱性にも優れています。
塗装の必要性
木材は紫外線や雨風で腐食しやすいため、保護塗料を定期的に塗り替える必要があります。
④樹脂系サイディング
素材
塩化ビニル樹脂で作られています。
特徴
軽量で、凍害に強いのが特徴です。
メンテナンスの手間が少なく、アメリカやカナダなど寒冷地で広く使われています。
日本での普及率はまだ高くありません。
塗装の必要性
紫外線に強く色あせしにくいため、再塗装のサイクルが非常に長いです。
津島市、愛西市、あま市でよく見かけるのは、やはり「窯業系サイディング」と「金属系サイディング」です。
これらのサイディングは、建物の美観を保ち、耐久性を維持するために、定期的な塗装が不可欠です。
サイディングの劣化サインを見つけよう!塗装時期を判断する7つのチェックリスト
サイディングは、新築から約10〜15年が最初の塗り替え時期の目安とされています。
しかし、建物の環境や立地、使用されている塗料の種類によって劣化の進行度合いは異なります。
ここでは、ご自宅のサイディングに、塗装が必要なサインが出ていないかを確認するためのチェックリストをご紹介します。
ひとつでも当てはまるものがあれば、専門会社に診断を依頼することをお勧めします。
①色あせ・チョーキング現象
【症状】
外壁の色が薄くなり、触ると白い粉が手につく。
【原因と判断】
これは「チョーキング現象(白亜化現象)」と呼ばれるもので、塗料の樹脂が紫外線などで分解され、顔料が粉状になって表面に出てきた状態です。
塗装の防水性が失われ、塗り替え時期が来たサインです。
②ひび割れ(クラック)
【症状】
外壁に細いひび割れ(ヘアクラック)や、大きなひび割れが発生している。
【原因と判断】
塗膜が劣化して弾力性を失ったり、建物の揺れによってひびが入ったりします。
ひび割れから雨水が浸入し、建物の構造材を腐食させる原因となるため、早急な補修が必要です。
③シーリング(目地)の劣化
【症状】
サイディングボードのつなぎ目にあるゴム状のシーリングが、ひび割れたり、肉やせしたり、剥がれたりしている。
【原因と判断】
シーリングは外壁の防水・気密性を保つ重要な部分です。
前回のブログでも解説した通り、ここから雨水が浸入すると、サイディング自体が傷んだり、雨漏りの原因になったりします。
塗装と同時にシーリングの打ち替えが必須です。
④カビ・コケ・藻の発生
【症状】
外壁が緑色や黒色に変色し、カビやコケ、藻が生えている。
【原因と判断】
外壁の防水性・防藻・防カビ機能が低下し、水分を含みやすくなっている状態です。
美観を損なうだけでなく、外壁材の劣化を早める原因にもなります。
⑤塗膜の剥がれ・浮き
【症状】
塗膜が外壁から浮いてきたり、風などで剥がれてしまっている。
【原因と判断】
下地との密着が失われている状態です。この状態を放置すると、剥がれた部分から雨水が侵入し、外壁材の腐食や内部の腐朽につながります。
⑥金属サイディングの錆
【症状】
外壁の表面に赤茶色の錆が発生している。
【原因と判断】
塗膜が剥がれ、金属の素地が露出してしまった状態です。
錆はどんどん進行していくため、早急なケレン(サビ落とし)作業と塗装が必要です。
⑦サイディングボードの反り・浮き
【症状】
サイディングボードのつなぎ目が波打ったり、壁から浮き上がったりしている。
【原因と判断】
雨水がボード内部に浸入し、ボードが水分を吸って反ったり、浮いたりしている状態です。
この状態になると、塗装だけでなく、サイディングボード自体の交換が必要になるケースもあります。
サイディング塗装の費用相場と工事の流れ【津島市・愛西市・あま市】
サイディングの外壁塗装の費用は、建物の規模、使用する塗料の種類、劣化状況、付帯部の塗装の有無によって大きく変動します。
一般的には、一戸建ての外壁塗装の費用相場は、80万〜150万円程度が目安となります。
これに、シーリング工事やその他の付帯工事費用が加わります。
失敗しない!津島市・愛西市・あま市でサイディング塗装を成功させるための会社選びのポイント
サイディング塗装は、建物の寿命を大きく左右する重要な工事です。
悪徳業者に依頼して失敗しないためにも、次の点を必ずチェックしましょう。
診断が丁寧か?
ただ「塗装が必要です」と言うだけでなく、劣化症状を細かく診断し、その原因と適切な補修方法を丁寧に説明してくれる会社を選びましょう。
シーリング工事の重要性を理解しているか?
前述の通り、サイディング塗装はシーリング工事とセットで考えるべきです。
見積もり書にシーリング工事の費用がしっかりと記載されているか確認しましょう。
使用する塗料について詳しく説明してくれるか?
塗料の種類(アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機など)によって、耐用年数や費用が大きく異なります。
お客様の予算や希望に合わせて、最適な塗料を提案してくれるかどうかが重要です。
地元での施工実績が豊富か?
津島市、愛西市、あま市など、地元の気候や建物の特徴をよく知る会社であれば、より適切な提案と施工が期待できます。
ホームページやブログで、過去の施工事例をチェックしてみましょう。
まとめ:津島市・愛西市・あま市のサイディングは、正しい時期と会社選びが大切!
今回は、日本の住宅で主流の外壁材、サイディングについて、劣化症状や塗装時期、業者選びのポイントまで、詳しく解説しました。
サイディングは、窯業系、金属系、木質系など様々な種類がある。
外壁のチョーキング、ひび割れ、シーリングの劣化は、塗り替えの重要なサイン。
適切な時期に、丁寧な下地処理と塗装をおこなうことが、サイディングの寿命を延ばす鍵。
地元の知識と実績が豊富な会社に依頼することが、塗装の成功につながる。
「うちの外壁のサイディング、塗装すべきか分からない…」
そんなお悩みをお持ちの方は、専門家や専門会社に相談してみてください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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