ウレタン塗膜防水通気緩衝工法がなぜ選ばれるのか?を詳しく解説
通気緩衝工法について

「外壁の塗り替えは考えているけれど、ベランダや屋上の防水までは気が回らなかった…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、雨漏りによる建物内部の腐食は、外壁よりも、常に水が溜まりやすいベランダや屋上の防水層の劣化から発生することが非常に多いのです。
特に、津島市・愛西市・あま市は、夏場に高温多湿になり、コンクリートや下地に溜まった水分(湿気)が大きな問題を引き起こします。
そこで、今回は初めて住宅のメンテナンスを検討されている方に向けて、ベランダ・屋上防水の「通気緩衝工法」に焦点を当て、詳しく解説していきます。
Contents
- ベランダ・屋上防水の最大の敵! 「内部の湿気」が引き起こす劣化
- 塗膜を内側から破壊する「水蒸気圧」の恐怖
- 湿気による膨れ・剥がれを防ぐ! 「通気緩衝工法」とは?
- 通気緩衝工法の仕組み:湿気を逃がす「屋根裏」を作る
- 通気緩衝工法が選ばれる5つの圧倒的なメリット
- メリット 1. 防水層の最大の敵「フクレ・剥がれ」を徹底的に防止
- メリット 2. 既存の防水層の劣化状況に左右されにくい
- メリット 3. 建物の動き(ひび割れ)に「緩衝」する性能
- メリット 4. 湿気によるカビ・腐食の進行を抑制
- メリット 5. ウレタン防水の「継ぎ目のない一体感」と組み合わせられる
- 通気緩衝工法を採用する上での注意点
- 注意点 1. 密着工法よりも費用が高くなる
- 注意点 2. 施工できる会社が限られる
- 注意点 3. 脱気筒の配置とメンテナンス
- まとめ:建物の「呼吸」を助ける、未来を見据えた賢い投資
ベランダ・屋上防水の最大の敵! 「内部の湿気」が引き起こす劣化

一般的な防水工事は、既存のコンクリート下地に新しい防水材を密着させて施工します。
しかし、この「密着工法」には、特に湿気が多い環境で大きな弱点があります。
塗膜を内側から破壊する「水蒸気圧」の恐怖
コンクリートやモルタルといった下地は、新築時の水分や、ひび割れから侵入した水分を常に含んでいます。
水分の蒸発
太陽の熱がコンクリートに当たると、内部の水分が水蒸気となって膨張します。
逃げ場を失う水蒸気
表面に密着された防水層は、この水蒸気を外に逃がしません。
塗膜の破壊
逃げ場を失った水蒸気は、内側から防水層を押し上げ、膨れや剥がれを引き起こします。
これを「水蒸気圧による膨れ」と呼びます。
一度膨れが発生すると、その部分の防水層は機能しなくなり、雨水が侵入しやすくなり、雨漏りへと繋がります。
特に、津島市・愛西市・あま市は夏場の気温が高く、昼夜の温度差も大きいため、水蒸気圧が非常に発生しやすい環境下にあります。
湿気による膨れ・剥がれを防ぐ! 「通気緩衝工法」とは?
*写真をクリックすると施工事例が見れます!
この「水蒸気圧による膨れ」という防水工事の最大の弱点を克服するために開発されたのが、「通気緩衝工法」です。
通気緩衝工法の仕組み:湿気を逃がす「屋根裏」を作る
通気緩衝工法は、文字通り「通気」を促し、「緩衝材」を使うことが特徴です。
通気緩衝シート
最初に、既存の下地の上に「通気緩衝シート」を敷き込みます。
このシートの裏側には、無数の溝や空隙があり、これが水蒸気の通り道(通気層)となります。
脱気筒
そして、このシートと防水層の間にある通気層の湿気を、外部へ逃がすための「脱気筒」という煙突状の部材を設置します。
最大のポイントは、通気緩衝シートと脱気筒によって、下地からの水蒸気を逃がす「仕組み」を作り上げている点です。
通気緩衝工法が選ばれる5つの圧倒的なメリット

通気緩衝工法は、密着工法に比べて費用や工期が多少増えますが、それを補って余りある、「建物を長期的に守る」ための圧倒的なメリットがあります。
メリット 1. 防水層の最大の敵「フクレ・剥がれ」を徹底的に防止
これが、通気緩衝工法を採用する最大の理由です。
水蒸気圧の解放
下地から発生した水蒸気は、通気緩衝シートの溝を通り、脱気筒を通じて外部へ放出されます。
高い耐久性
防水層の内側から破壊されるリスクがほぼゼロになるため、防水層そのものが長寿命化し、結果としてメンテナンスサイクルを延ばすことができます。
メリット 2. 既存の防水層の劣化状況に左右されにくい
密着工法は、既存の防水層や下地が健全である(ひび割れや浮きがない)ことが前提です。
下地の状態を問わない
通気緩衝工法では、シートと下地を全面接着しないため、多少の下地のひび割れや、既存の防水層の浮きがあっても、その上から施工することが可能です。
下地処理のコスト削減
大規模な既存防水層の撤去や補修が不要になる場合が多く、下地処理にかかる時間と費用を削減できる可能性があります。
メリット 3. 建物の動き(ひび割れ)に「緩衝」する性能
「緩衝」という名前の通り、地震や気温の変化による建物の動きに対して、非常に強い特性を持ちます。
追従性の向上
通気緩衝シートがクッション(緩衝材)の役割を果たし、下地にひび割れ(クラック)が発生しても、防水層に直接その動きが伝わるのを防ぎます。
防水層の破断防止
これにより、防水層が引っ張られて破断するリスクを大幅に低減し、長期にわたり建物を守り続けることができます。
メリット 4. 湿気によるカビ・腐食の進行を抑制
下地内部の湿気が常に外部へ逃げる構造になるため、湿気がこもって発生するリスクを低減します。
カビ・藻の抑制
湿気が原因で発生しやすいカビや藻の発生を抑え、建物の衛生状態を保ちます。
躯体の保護
下地に湿気が溜まり続けることによる、コンクリートの中性化(劣化)の進行を遅らせる効果も期待できます。
メリット 5. ウレタン防水の「継ぎ目のない一体感」と組み合わせられる
通気緩衝工法は、液体状のウレタン防水材と組み合わせて施工されることが多く、ウレタン防水材の持つメリットも最大限に活かせます。
複雑な形状への対応力
ベランダの手すりや排水溝周り、入り組んだ角など、複雑な箇所にも継ぎ目なく施工でき、高い防水性を発揮します。
通気緩衝工法を採用する上での注意点

非常にメリットの多い工法ですが、採用する上で知っておくべき注意点も存在します。
注意点 1. 密着工法よりも費用が高くなる
通気緩衝シートや脱気筒といった専用の材料費、そしてシート貼り付けという工程が増えるため、費用は密着工法に比べて高くなります。
しかし、水蒸気圧のリスクが高い津島市・愛西市・あま市で、大規模な補修を繰り返すことを考えれば、初期投資が高くても、長期的なコストパフォーマンス(耐久性)で勝ることがほとんどです。
費用対効果をしっかり見極めましょう。
注意点 2. 施工できる会社が限られる
通気緩衝工法は、材料の選定やシートの貼り方、脱気筒の配置など、高い専門技術と経験が求められます。
専門会社選び
「塗装はできるが防水は専門外」という会社に依頼すると、施工不良の原因となります。
防水工事の実績が豊富で、通気緩衝工法の施工認定を受けている信頼できる会社を選ぶことが極めて重要です。
注意点 3. 脱気筒の配置とメンテナンス
脱気筒は、湿気を逃がす重要な役割を果たしますが、設置場所や数が不適切だと機能しません。
配置計画
適切な数と場所を、建物の形状や面積に応じて専門業者が計算して配置します。
定期点検
脱気筒は半永久的ですが、破損しないよう定期的な点検が必要です。
まとめ:建物の「呼吸」を助ける、未来を見据えた賢い投資
ベランダや屋上防水における「通気緩衝工法」は、単に水漏れを防ぐだけでなく、建物内部の湿気という見えない敵から、大切なご自宅を守るための、非常に合理的な工法です。
高温多湿な環境下で、防水層の耐久性を飛躍的に高める
下地からのフクレ・剥がれという致命的な劣化を防ぐ
建物の動きに追従し、防水層の破断を防ぐ
これらのメリットは、ご自宅を長期にわたり守り、資産価値を維持する上で、最も重要な要素となります。
外壁塗装と同時に、この「通気緩衝工法」によるベランダ・屋上防水をセットで検討することが、最も賢明で、費用対効果の高いメンテナンス計画と言えるでしょう。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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