初めての外壁塗装工事で失敗しない、人気の色選びガイド
2025.12.02 (Tue) 更新
外壁塗装工事で人気の色について

初めての外壁塗装工事は、「どんな色にしようか」「失敗したらどうしよう」と、期待と同じくらい不安も大きいですよね。
特に、住宅の印象を大きく左右する「色選び」は、最も悩むポイントの一つではないでしょうか。
そこで、今回は津島市・愛西市・あま市の地域特性も踏まえつつ、初めての塗装工事で失敗しない色の選び方、そして人気の外壁色を、その理由やメリットと合わせて詳しく説明していきます。
Contents
- 外壁塗装の色選びで後悔しないための3つの基本
- 1. 「面積効果」を理解する:カタログと実物とのギャップ
- 対策
- 2. 「ツヤの有無」で色の印象は大きく変わる
- 艶有
- 艶消/低艶
- 3. 「環境色」との調和を考える:周辺環境と屋根や付帯部の色
- 津島市・愛西市・あま市で人気の外壁色ベスト5
- 第1位: 時代を超えて愛される「N-70(グレー)系」
- 人気の理由とメリット
- 選ぶ際のポイント
- 第2位:清潔感と高級感を両立「クリーム・アイボリー系」
- 人気の理由とメリット
- 選ぶ際のポイント
- 第3位:安定感と和の風格「ブラウン(茶色)系」
- 人気の理由とメリット
- 選ぶ際のポイント
- 第4位:個性を引き出す「ブラック(黒)系」
- 人気の理由とメリット
- 選ぶ際のポイント
- 第5位: 爽やかで個性派「グリーン(緑)系」
- 人気の理由とメリット
- 選ぶ際のポイント
- ツートンカラー(2色使い)でセンスアップ!
- 成功するためのツートンカラーの鉄則
- 津島市・愛西市・あま市の地域特性と色選び
- 1. 交通量の多い道路沿いの場合
- 2. 密集した住宅地の場合
- 失敗を回避する色選びの最終確認
- ① 日塗工(にっとこう)の色見本帳を活用する
- ② 必ず「試し塗り」や「大判サンプル」で確認
- ③ 屋根、付帯部、玄関ドアの色を基準にする
- まとめ
外壁塗装の色選びで後悔しないための3つの基本

色選びを始める前に、まず押さえておきたい「3つの基本原則」があります。
これらを知っているだけで、失敗のリスクを大きく減らすことができます。
1. 「面積効果」を理解する:カタログと実物とのギャップ
色選びで最も多い失敗の原因が「面積効果」です。
【面積効果とは】
同じ色でも、塗る面積が大きくなると、明るい色はより明るく(白く)、暗い色はより暗く(濃く)見える現象のこと。
小さな色見本帳(A4サイズなど)で見て「ちょうどいい」と思った色が、実際に外壁全体に塗られると、思っていたより明るすぎたり、薄く感じたりすることがあります。
対策
可能な限り大きな色見本板(A3以上推奨)で確認し、日なたと日陰で色の見え方を比較しましょう。
また、実際に近隣でその色が使われている住宅の事例を見せてもらうのも有効です。
2. 「ツヤの有無」で色の印象は大きく変わる
塗料には「艶有」「7分艶」「5分艶」「3分艶」「艶消」といった光沢の度合いがあります。
艶有
耐久性が高く、汚れが付きにくいメリットがありますが、新築当初は少しテカテカした印象になることも。色味はより鮮やかに見えます。
艶消/低艶
落ち着いた高級感や重厚感、和風な印象を演出できます。ただし、ツヤありに比べて若干の汚れやすさが出る場合があります。
3. 「環境色」との調和を考える:周辺環境と屋根や付帯部の色
外壁の色は、その家単独で決まるものではありません。
周辺環境
津島市・愛西市・あま市の街並みや近隣住宅との調和。景観を損なわない、馴染む色を選ぶことが大切です。
付帯部の色
雨樋、破風板、水切りといった付帯部の色との相性。特に屋根の色との組み合わせは、住宅全体のイメージを決定づけます。
津島市・愛西市・あま市で人気の外壁色ベスト5
この地域で外壁塗装をされた施主様から、特に支持を集めている人気の色と、それぞれのメリットをご紹介します。
初めての色選びで「間違いのない選択」をしたい方に特におすすめです。
第1位: 時代を超えて愛される「N-70(グレー)系」
*写真をクリックすると施工事例が見れます!
日本の住宅で最も選ばれている色と言っても過言ではないのが、このグレー系です。
人気の理由とメリット
汚れが目立ちにくい
排気ガスや土埃、コケなど、外壁に付着する一般的な汚れの色と明度(明るさ)が近いため、最も汚れが目立ちにくい色とされています。
塗り替えサイクルが延びる傾向にあり、メンテナンスを重視する方に最適です。
飽きがこない
トレンドに左右されず、落ち着いた上品な印象を与えます。
付帯部との相性抜群
黒や白、濃い茶色の付帯部と非常に合わせやすく、コーディネートがしやすいのも魅力です。
選ぶ際のポイント
グレーにも種類が豊富
明るめのライトグレーはモダンで軽快な印象に、濃いめのチャコールグレーは重厚感と高級感を演出します。
「N-70」や「N-60」といった日塗工の色番号は、カタログでよく使われる人気の色帯です。
第2位:清潔感と高級感を両立「クリーム・アイボリー系」
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女性層を中心に根強い人気を誇るのが、クリームやアイボリーといった暖色系の淡い色です。
人気の理由とメリット
明るく、大きく見える
淡い色は光を反射しやすく、家全体を明るく、大きく見せる効果があります。
柔らかく優しい印象
周辺の景観にも馴染みやすく、温かみのある優しい雰囲気を醸し出します。
白よりも汚れが目立ちにくい
純白に比べて、わずかに色がついているため、土埃などの薄い汚れは比較的目立ちにくいというメリットがあります。
選ぶ際のポイント
黄色味が強すぎないか確認
黄色味が強すぎるとレトロな印象になりすぎることも。
ほんのりとした暖色を感じる「アイボリー」や「ベージュ」が失敗が少ないです。
南面・西面での見え方
強い日差しのもとでは、カタログよりさらに明るく(白く)見えることを想定しておきましょう。
第3位:安定感と和の風格「ブラウン(茶色)系」
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木材を思わせるブラウン系は、特に和風建築や、モダンなツートンカラーの下部に使われることが多い色です。
人気の理由とメリット
重厚感と安定感
どっしりとした重厚感と安心感を与え、和モダンな雰囲気を演出します。
植栽との相性
庭の緑や木々との相性が非常に良く、自然に溶け込む美しい外観を実現できます。
土埃系の汚れに強い
グレーと同様、土埃や砂汚れといった自然系の汚れをカバーしてくれます。
選ぶ際のポイント
濃すぎるブラウンは注意
濃い茶色は熱を吸収しやすく、蓄熱しやすい傾向があります。遮熱塗料を選ぶなど、暑さ対策も一緒に検討しましょう。
「赤茶系」と「黄茶系」で印象が激変するので、色相の違いをよく確認しましょう。
第4位:個性を引き出す「ブラック(黒)系」
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近年、モダン住宅を中心に人気が急上昇しているのが黒や濃いチャコールグレーです。
人気の理由とメリット
圧倒的な高級感と個性
シャープでスタイリッシュ、そしてモダンな印象を与え、一際目を引く個性的な外観になります。
引き締め効果
周りの色や付帯部の色(特に白や木目)を際立たせ、全体のデザインを引き締める効果があります。
選ぶ際のポイント
熱を吸収しやすい
濃色は熱を吸収しやすいため、夏場の室内温度上昇が懸念されます。高機能な遮熱塗料の採用を強く推奨します。
白い汚れに注意
花粉や排気ガスの白い粒子汚れは、濃い黒の上では目立ちやすい傾向があります。
第5位: 爽やかで個性派「グリーン(緑)系」
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「グリーン」と聞くと派手なイメージを持つかもしれませんが、人気の色はおしゃれで落ち着きのある「オリーブグリーン」や「くすみグリーン」です。
人気の理由とメリット
癒やしと安らぎ
自然を連想させる緑は、見る人に安らぎを与え、個性を演出しつつも街並みに馴染む不思議な魅力があります。
差別化
白やグレーが多い地域で、センス良く差別化を図りたい方に選ばれています。
選ぶ際のポイント
面積効果の影響大
明るめのグリーンは、面積効果で非常に明るく(パステル調に)なりやすいので注意が必要です。
落ち着いた色味を選ぶ場合は、少し暗めのトーンを選ぶのが吉です。
ツートンカラー(2色使い)でセンスアップ!
外壁塗装で近年非常に人気なのが、ツートンカラー(2色使い)です。
単色では出せないデザイン性と立体感を生み出すことができます。
成功するためのツートンカラーの鉄則
使用比率は「7:3」または「8:2」
2色のバランスが均等だとチグハグな印象になりがちです。メインカラーを大きくし、
アクセントカラーを控えめにすることで、統一感とメリハリが生まれます。
上下での色分けが基本
1階部分と2階部分で色を分けるのが最も一般的なパターンです。
下を濃い色(ブラウン、濃いグレー)にして、上を明るい色(アイボリー、ホワイト)にすると、安定感が増します。
同系色・類似色でまとめる
濃淡を変えた同系色(例:ライトグレーとチャコールグレー、アイボリーとブラウン)の組み合わせは失敗が少なく、上品な仕上がりになります。
津島市・愛西市・あま市の地域特性と色選び
津島市、愛西市、あま市は、比較的平坦で住宅が密集している地域が多いです。
色選びにおいては、特に次の点を考慮することをおすすめします。
1. 交通量の多い道路沿いの場合
西尾張エリアは幹線道路も多く、車の交通量が多い場所では排気ガスや土埃による汚れが付着しやすい傾向にあります。
推奨色
第1位のグレー系や、第3位のブラウン系など、汚れの目立ちにくい中間色を選ぶのが賢明です。
推奨塗料
超低汚染性(セルフクリーニング機能)を持つ塗料グレードを検討しましょう。
2. 密集した住宅地の場合
近隣の住宅との景観の調和が特に重要になります。
奇抜な色を選ぶと浮いてしまう可能性があります。
推奨色
アイボリー、ベージュ、グレーといったアースカラー(自然色)は、どんな街並みにも馴染みやすく、安心感があります。
アドバイス
契約前に、「カラーシミュレーション」を使って、ご自宅と近隣の家が並んだ際のイメージをしっかり確認してもらいましょう。
失敗を回避する色選びの最終確認

最後に、後悔しない色選びのために、塗装専門会社としてお伝えしたい最終チェックポイントです。
① 日塗工(にっとこう)の色見本帳を活用する
市販の塗料メーカーの色見本帳だけでなく、「日塗工(日本塗料工業会)」が発行している標準色見本帳の色番号で色を伝えられる会社を選びましょう。
共通の色番号で話を進めることで、色の認識のズレを防ぐことができます。
② 必ず「試し塗り」や「大判サンプル」で確認
前述の面積効果を避けるため、必ずA4サイズ以上の色見本板(できればA3以上)で確認してください。
さらに、可能であれば外壁の一部に試し塗りをしてもらうのが最も確実です。
③ 屋根、付帯部、玄関ドアの色を基準にする
外壁の色は、屋根、サッシ、玄関ドアといった固定されている色を基準に決めると失敗が少ないです。
これらと同系色を選ぶか、または対照的な色(例:茶色の屋根にアイボリーの外壁)を選んでメリハリをつけましょう。
まとめ
初めての外壁塗装は、一生に何度もない大きなイベントです。
色選び一つで、10年、15年の暮らしの満足度が大きく変わります。
「この色が気になるけど、うちの家に合うかな?」「うちの屋根の色に合うツートンカラーは?」といったご質問や、無料のカラーシミュレーションのご依頼などは、専門家や専門会社に相談してみてください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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