初めての住宅塗装なら「遮熱塗料」も選択肢に
2025.12.12 (Fri) 更新
遮熱塗料について

「そろそろ家の塗り替えを考えているけど、どんな塗料が良いのかわからない…」「どうせ塗るなら、単にキレイになるだけじゃなくて、もっと快適になる塗料が良いな」初めての住宅塗装で、このような疑問をお持ちの方は多いはずです。
特に、これからの生活を長く快適に過ごしたいとお考えの方にとって、塗料選びは非常に重要です。
そこで、今回は「遮熱機能塗料」について遮熱塗料とは何か、なぜ津島市・愛西市・あま市で遮熱塗料がおすすめなのか、遮熱塗料を選ぶメリットと注意点
について説明していきます。
Contents
遮熱塗料とは?一般の塗料との決定的な違い

まず、遮熱塗料がどのようなものかをご理解いただくことが、賢い塗料選びの第一歩です。
1. 遮熱塗料のメカニズム
遮熱塗料は、その名の通り「熱を遮る」機能を持った特殊な塗料です。
一般の塗料が家の外壁や屋根に塗られた際、太陽光(特に熱エネルギーを持つ近赤外線)を吸収し、その熱を建物内部に伝えてしまうのに対し、遮熱塗料は全く異なる働きをします。
遮熱塗料には、太陽光を効率的に反射させるための特殊な顔料が配合されています。
これにより、屋根や外壁の表面温度の上昇を大幅に抑え込むことができるのです。
ポイント
熱を「遮断」するのではなく、太陽光を「反射」させるのが主なメカニズムです。
2. 一般塗料との決定的な違い
一般的な塗料、特に濃色(黒や濃いグレーなど)の塗料は、太陽光を吸収しやすいため、表面温度が60℃~80℃にも達することがあります。
一方、遮熱塗料を塗布した場合、その表面温度の上昇を10℃~20℃程度抑えることが可能です(環境や色によって変動します)。
この温度差が、家の中の快適さに直結します。
この機能が、特に日当たりの良い屋根や西日の当たる外壁を持つ住宅にとって、非常に大きなメリットとなるのです。
なぜ津島市・愛西市・あま市で遮熱塗料が選ばれるのか?地域特性との関連性
*写真をクリックすると施工事例が見れます!
私たちが活動するこの津島市・愛西市・あま市エリアは、地理的な特性から、遮熱塗料のメリットを最大限に享受できる地域だと言えます。
1. 夏の厳しい暑さとヒートアイランド現象
この地域は、内陸部に位置することも多く、特に夏場は気温が非常に高くなります。
さらに、都市化が進むことで、昼間に蓄えられた熱が夜間も放出され続ける「ヒートアイランド現象」の影響も無視できません。
遮熱塗料を屋根や外壁に施すことで、日中の室内温度上昇を抑制、夜間の建物の熱の持ち越しを軽減、地域全体の気温上昇抑制にもわずかですが貢献といった効果が期待でき、電気代の節約だけでなく、熱中症対策としても非常に有効です。
2. 光熱費の高騰への対策
近年、電気料金は上昇傾向にあります。「夏のエアコン代が…」と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
遮熱塗料は、エアコンの稼働率を低下させることで、電力消費を抑えます。単なる塗装工事ではなく、「未来の光熱費を削減するための投資」として捉えることができます。
一度塗れば、その効果は塗料の耐用年数(10年〜20年)にわたって持続するのです。
3. 建物の耐久性向上
実は、遮熱塗料は住まいそのものの寿命を延ばす効果も期待できます。
屋根や外壁が直射日光で高温になると、塗膜だけでなく、その下の建材自体も熱による伸縮を繰り返します。
この伸縮の繰り返しは、塗膜のひび割れや建材の劣化を早める大きな原因です。
遮熱塗料で表面温度の上昇を抑えることは、建材の熱ストレスを軽減し、結果として住宅の耐久性向上にもつながります。
これは、大切な資産であるマイホームを守る上で、非常に重要な側面です。
遮熱塗料を選ぶ3大メリットと知っておくべき注意点

遮熱塗料の魅力をさらに深掘りし、導入を検討する上で知っておくべきポイントを解説します。
メリット1:省エネ・電気代削減による家計への貢献
これは最大のメリットです。
屋根からの熱の侵入を抑えることで、夏場の冷房効果が向上し、エアコンの設定温度を上げたり、稼働時間を減らしたりできます。
実例
国の調査でも、遮熱塗料の導入により、年間で10%〜30%程度の冷房費削減効果が報告されています(建物の構造や環境によります)。
メリット2:快適な室内環境の実現
特に二階の部屋や、屋根裏に近い部屋は、夏場に熱がこもりやすく、過ごしにくいと感じる方も多いはずです。
遮熱塗料は、この「二階の暑さ」を根本から解決する手助けになります。
快適な温度が保たれることで、日中の活動だけでなく、夜間の質の高い睡眠にも繋がります。
メリット3:環境負荷の低減(エコへの貢献)
電力消費が減るということは、発電に伴うCO2排出量の削減にも繋がります。
地球温暖化対策が叫ばれる現代において、自宅の塗装工事を通じてエコに貢献できるのは、非常に価値のあることです。
知っておくべき注意点と誤解
良いことばかりの遮熱塗料ですが、誤解せずに導入するために、いくつか注意点もお伝えします。
1. 遮熱効果は「色」に大きく左右される
遮熱塗料であっても、太陽光を吸収しやすい黒や濃い茶色、濃い青といった濃い色は、白や淡い色に比べて遮熱効果が劣ります。
これは、どれだけ高性能な塗料でも、色の特性として光を吸収してしまうからです。
最も効果を出すなら「白・グレー・クリーム色」といった淡色系を選ぶことが重要です。
濃色を選びたい場合は、一般的な塗料よりは効果がありますが、期待しすぎるのは禁物です。
2. 断熱塗料との違いを理解する
遮熱塗料
太陽光を反射して熱が家に入るのを防ぐ(主に夏場に効果大)。
断熱塗料
伝わってきた熱を遮断する層を作り、家の中の熱が逃げたり入ったりするのを防ぐ(夏冬両方に効果あり)。
遮熱塗料は主に夏の暑さ対策に特化しています。
冬の寒さ対策も重視したい場合は、より高価ですが断熱塗料を検討するか、遮熱・断熱機能を併せ持つ高機能塗料を選ぶのがベストです。
3. 費用は一般塗料より高め
遮熱塗料は特殊な顔料や技術が用いられているため、一般的なシリコン塗料と比較して、費用は高くなります。
しかし、この初期投資は、数年後の電気代削減効果で「元が取れる」と考えるべきです。
まとめ
今回は遮熱機能塗料について詳しく解説いたしました。
遮熱機能塗料は、初期費用は高額になりますが省エネ効果も高い塗料となっています。
「うちの屋根の色でも効果が出るの?」「外壁と屋根、両方に塗るべき?」
といった疑問をお持ちの際は、専門家や専門会社に相談してみてください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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