初めての外壁・屋根塗装で失敗しない!補修工事の全てを解説!
2025.08.14 (Thu) 更新
補修工事の全てについて
初めての塗装工事には、様々な疑問や不安がつきものです。
特に、単に色を塗り替えるだけでなく、「補修工事」が必要な場合も多く、その費用や内容について不安に感じられる方も少なくありません。
そこで、今回は津島市・愛西市・あま市にお住まいの皆様が、安心して塗装工事に臨めるよう、外壁や屋根の補修工事について説明していきます。
Contents
なぜ外壁・屋根の補修が必要なのか? 塗装工事の前に知っておくべきこと
外壁や屋根は、私たちの家を雨風、紫外線、そして日々の気温変化から守る、非常に重要な役割を担っています。
しかし、年月が経つにつれて、これらの厳しい自然環境にさらされ続けることで、少しずつ劣化が進んでいきます。
「まだひび割れも小さいし、大丈夫だろう…」と、軽視してしまう方もいらっしゃいますが、小さなひび割れや剥がれを放置しておくと、そこから雨水が浸入し、建物の内部の構造材を腐食させてしまう可能性があります。
最悪の場合、大規模な修繕が必要となり、莫大な費用がかかってしまうことも。
塗装工事の目的は、単に家の見た目を美しくすることだけではありません。
最も重要な目的は、建物の保護です。
そして、この保護機能を最大限に発揮するためには、塗装の前に、劣化している部分をしっかりと「補修」しておくことが不可欠なのです。
補修をせずに上から塗装を重ねても、下地の劣化が進んでいれば、新しい塗膜もすぐに剥がれたり、ひび割れたりしてしまい、せっかくの塗装工事が無駄になってしまいます。
見逃しがちな外壁のSOSサイン!補修が必要な劣化症状とは?
では、具体的にどのような状態になったら補修が必要なのでしょうか?
ご自宅の外壁をチェックする際のポイントをいくつかご紹介します。
① ひび割れ(クラック)
外壁のひび割れは、最も分かりやすい劣化症状の一つです。
ひび割れの大きさによって、緊急度が異なります。
ヘアークラック(幅0.3mm以下)
髪の毛のように細いひび割れです。比較的初期の段階であり、軽度の補修で済むことが多いですが、放置は禁物です。
構造クラック(幅0.3mm以上)
比較的大きなひび割れで、建物の構造に影響を与える可能性があります。雨水の浸入リスクも高く、早急な補修が必要です。
【補修方法】
ひび割れの大きさや深さによって、補修方法は異なりますが、一般的には、V字やU字にカットして、シーリング材やエポキシ樹脂などを注入し、ひび割れを埋めてから塗装します。
② チョーキング現象(白亜化現象)
外壁を手で触ったときに、白い粉が付着する現象です。これは、塗料に含まれる顔料が紫外線によって分解され、粉状になって表面に浮き出てくることで起こります。
【補修方法】
チョーキング現象は、塗膜の劣化が進行しているサインです。
この状態になったら、高圧洗浄でしっかりとチョーキングの粉を除去してから、下地処理を行い、新しい塗料を塗ることで、再び建物を保護することができます。
③ 塗膜の膨れ・剥がれ
塗膜が風船のように膨らんだり、剥がれてしまったりする症状です。
これは、塗膜の密着性が低下している証拠です。
【補修方法】
剥がれている部分を丁寧に剥がし、ケレン(清掃)作業で下地を整えてから、下塗り材を塗布して新しい塗膜との密着性を高めます。
④ シーリングの劣化
外壁のボードとボードの間にあるゴム状のシーリング材(コーキング)が、ひび割れたり、痩せて隙間ができたりする症状です。
シーリングは、外壁の防水機能を担う重要な部分であり、ここから雨水が浸入するリスクが非常に高いです。
【補修方法】
劣化したシーリング材をすべて撤去し、新しいシーリング材を充填する「打ち替え」という作業を行います。
屋根も要注意!見逃せない劣化症状と補修方法
屋根は、外壁以上に過酷な環境にさらされています。
普段、目にすることが少ないため、劣化に気づきにくい場所ですが、定期的な点検は非常に重要です。
① 屋根材のひび割れ・欠け
スレート屋根(カラーベストやコロニアル)の場合、経年劣化によりひび割れや欠けが発生することがあります。
【補修方法】
ひび割れが軽度な場合は、補修材で埋めてから塗装しますが、広範囲にわたる場合は、屋根材の交換が必要になることもあります。
② コケや藻の発生
屋根にコケや藻が発生している場合、屋根材が常に湿った状態になっている可能性があります。
これは、塗膜の防水性が低下しているサインであり、屋根材の劣化を早める原因となります。
【補修方法】
高圧洗浄でコケや藻を徹底的に除去し、防藻・防カビ機能のある塗料で塗装します。
③ 棟板金の浮き・錆
屋根のてっぺんにある金属の板(棟板金)が、釘の浮きや錆によって外れてしまうことがあります。
棟板金が外れると、そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因になります。
【補修方法】
釘を打ち直したり、新しい棟板金に交換したりする補修をおこないます。
塗装工事における補修工事の流れ
補修工事は、塗装工事全体の成功を左右する重要な工程です。
一般的な補修工事の流れをご紹介します。
足場の設置:
安全かつ効率的な作業をおこなうために、足場を組み立てます。
高圧洗浄:
汚れ、コケ、チョーキングの粉などを高圧洗浄で徹底的に洗い流します。
補修工事:
ひび割れの補修
シーリングの打ち替え
欠けや剥がれの補修
屋根の棟板金の補修など この段階で、劣化している箇所をすべて丁寧に補修します。
養生:
窓や植木など、塗料が付着してはいけない場所にビニールシートを被せて保護します。
下塗り:
補修した部分や外壁全体に、下塗り材を塗布します。これは、新しい塗料の密着性を高めるための、非常に重要な工程です。
中塗り・上塗り:
仕上げの塗料を2回塗ります。これにより、美しい仕上がりと耐久性を確保します。
完了検査・足場解体:
塗り残しがないかなどをチェックし、足場を解体して工事完了となります。
塗装会社選びのポイントと補修工事の費用について
「補修工事の費用ってどのくらいかかるの?」補修工事の費用は、劣化の状態や範囲によって大きく異なります。
そのため、「一律〇〇円」といった明確な金額を提示することは難しいのが現状です。
だからこそ、会社選びが非常に重要になります。
・補修工事を成功させるための会社選びのポイント
複数社から相見積もりを取る
1社だけの見積もりで決めるのではなく、複数の会社から見積もりを取ることで、費用や工事内容を比較検討することができます。
現地調査を丁寧におこなってくれるか
適切な補修工事には、専門家による丁寧な現地調査が不可欠です。
現地調査をせずに、電話やメールだけで見積もりを出すような会社は避けた方が良いでしょう。
補修工事の内容を分かりやすく説明してくれるか
専門用語ばかりでなく、素人にも分かるように、なぜその補修が必要なのか、どのような方法でおこなうのかを丁寧に説明してくれる会社を選びましょう。
地域密着の会社を選ぶ
津島市・愛西市・あま市の気候や環境をよく理解している地域密着型の会社なら、より適切な提案をしてくれる可能性が高いです。
まとめ:津島市・愛西市・あま市の皆様へ、安心の塗装工事を
単なる「塗り替え」ではなく、建物を長持ちさせるための「補修」があってこそ、塗装工事は意味を持ちます。
外壁のひび割れやシーリングの劣化・屋根のひび割れや棟板金の浮き
これらの症状を放置しておくと、雨漏りなどの深刻な事態を招く可能性があります。
大切なご自宅を守るためにも、「そろそろ塗装かな?」と思ったら、まずは専門家や専門会社に相談してください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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