金属系外壁材は塗装できる?正しいメンテナンス方法
2025.11.01 (Sat) 更新
金属系外壁材について

「うちの外壁、金属っぽいんだけど、塗装できるのかな?」
「金属サイディングの外壁、色褪せてきたけど、どうメンテナンスすればいいの?」
最近、このようなご質問をいただくことが増えてきました。
窯業系サイディングに比べて、まだなじみが薄い金属系の外壁材ですが、その耐久性の高さから、近年採用されるお住まいが増えています。
そこで、今回は津島市・愛西市・あま市にお住まいの皆さんが安心して外壁メンテナンスを進められるように、金属系外壁材の塗装について、説明していきます。
Contents
塗装可能な金属系外壁材の種類と特徴
金属系外壁材と一口に言っても、いくつかの種類があります。
ここでは、特に住宅で多く使用されている代表的な2つの外壁材についてご説明します。
1.金属サイディング
金属サイディングは、表面に金属板、裏側に断熱材を組み合わせて作られた、軽量で耐久性の高い外壁材です。
窯業系サイディングに比べて非常に軽く、建物への負担が少ないのが特徴です。
また、豊富なデザインやカラーがあり、おしゃれな外観を演出できます。
主な素材
ガルバリウム鋼板、アルミニウム、ステンレスなど
メリット
軽量で耐震性が高い、断熱性が高い、凍害に強い、デザイン性が高い
デメリット
衝撃に弱く凹みやすい、表面の塗膜が劣化するとサビが発生するリスクがある
2. ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛、シリコンを混ぜた合金でメッキされた鋼板です。
非常に軽量で耐久性が高く、特に屋根材として有名ですが、外壁材としても広く採用されています。
独特のクールな質感と、モダンなデザインが人気です。
主な素材
ガルバリウム鋼板
メリット
非常に軽量、耐熱性・耐食性が高い、長期にわたる美観維持
デメリット
衝撃に弱い、表面に傷がつくとサビが発生しやすい
これらの金属系外壁材は、新築時は表面の塗膜によってサビから守られていますが、紫外線や雨風にさらされるうちに、少しずつ劣化していきます。
金属系外壁材に塗装が必要な理由
「金属だからサビないんじゃないの?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、金属系外壁材も、他の外壁材と同様に定期的なメンテナンスが必要です。
その最大の目的は、サビの発生を防ぐことです。
金属系外壁材の表面は、製造段階で「フッ素樹脂塗料」や「シリコン樹脂塗料」といった高耐久な塗料で塗装されています。
この塗膜が、雨水や空気中の酸素が金属に触れるのを防ぎ、サビの発生を抑制しています。
しかし、この塗膜も時間の経過とともに劣化していきます。
色褪せ、チョーキング
紫外線によって塗料の顔料が分解され、色が薄くなったり、表面を触ると白い粉が付着したりする「チョーキング現象」が発生します。
これは、塗膜が劣化しているサインです。
塗膜の剥がれ
経年により、塗膜が部分的に剥がれてくることがあります。
サビの発生
塗膜が剥がれたり、表面に傷がついたりすると、そこから雨水が浸入し、金属が空気に触れてサビが発生します。
一度サビが発生すると、どんどん広がっていきます。
サビが進行すると、外壁に穴が開いたり、強度が低下したりするだけでなく、建物の内部にまで被害が及ぶ可能性があります。
津島市・愛西市・あま市のような、海から離れた地域でも、自動車の排ガスや工場の煤煙など、空気中の不純物がサビを進行させる要因となることがあります。
このように、金属系外壁材の塗装は、美観を回復させるだけでなく、建物の防水性と耐久性を維持し、サビから守るための最も重要なメンテナンスなのです。
金属系外壁材の塗装時期と劣化症状
では、どのタイミングで塗装を検討すれば良いのでしょうか?
一般的な目安としては、新築から15年〜20年程度と言われています。
ただし、使用されている塗料の種類や建物の立地条件によって、劣化の進行速度は異なります。
次のような劣化症状が見られたら、塗装を検討するサインです。
色褪せ、ツヤがない
外壁全体の色が薄くなり、新築時のツヤがなくなっている。
チョーキング(白亜化)
表面を触ると、白い粉が指につく。
部分的なサビ
外壁の継ぎ目や釘、ビスの部分に赤や茶色のサビが発生している。
塗膜の剥がれ、膨れ
塗膜が外壁から浮いて剥がれている。
これらの症状が見られたら、放置せずに専門会社に相談しましょう。
早期に発見してメンテナンスをおこなう事で、工事費用を抑えることができます。
津島市・愛西市・あま市で信頼できる会社を選ぶためのチェックポイント
金属系外壁材の塗装は、専門的な知識と技術が必要です。
知識のない会社に依頼してしまうと、塗装後数年でサビが再発するなど、トラブルにつながることがあります。
津島市・愛西市・あま市で、金属系外壁材の塗装を依頼する際には、次の点を必ず確認しましょう。
金属系外壁材の塗装実績が豊富か?
依頼しようとしている会社が、金属サイディングやガルバリウム鋼板の塗装実績を豊富に持っているか確認しましょう。
施工事例を写真で見せてもらい、適切な下地処理(ケレン・サビ止め)をおこなっているかチェックしてください。
見積もり書に「ケレン」「サビ止め」の項目があるか?
見積もり書に、「ケレン」「サビ止め」といった、金属系外壁材特有の下地処理の項目が明記されているか確認しましょう。
もし記載がなければ、作業内容を必ず質問してください。
これらの工程が抜けている会社は、手抜き工事の可能性が高いです。
金属系外壁材に最適な塗料を提案しているか?
外壁材の種類に合わせて、適切な下塗り材や上塗り材を提案してくれる会社を選びましょう。
金属専用のプライマーや、高耐久な塗料を勧めているかどうかがポイントです。
地元の施工実績や口コミが豊富か?
津島市・愛西市・あま市での施工実績が豊富な会社は、地域の気候や建物の特徴をよく理解しています。
近隣の方の評判や、インターネットでの口コミも参考にしましょう。
まとめ:津島市・愛西市・あま市の金属系外壁材は、正しい塗装で美観と耐久性を保つ!
今回は、普段あまりなじみのない金属系外壁材の塗装について、その特徴から正しいメンテナンス方法まで、詳しく解説しました。
金属系外壁材も、経年劣化によって塗膜が劣化し、サビが発生するリスクがある。
サビを未然に防ぎ、建物を長持ちさせるために、定期的な塗装が必要。
塗装の際には、丁寧な下地処理(ケレン・サビ止め)が最も重要。
金属系外壁材の塗装実績が豊富で、適切な提案をしてくれる信頼できる会社を選ぶことが成功の鍵。
「うちの外壁、そろそろ塗装時期かな?」
「金属の外壁だけど、どこに相談すればいいか分からない…」
そんなお悩みをお持ちの方は、専門家や専門会社に相談してみてください。
いかがでしたか?
ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください♡

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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